CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは買いなのか?同価格帯の人気機種と徹底比較!
目次
比較概要
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、2021年9月に発売されたCANONのエントリークラスの一眼レフカメラです。ダブルズームキットには、標準ズームレンズと望遠ズームレンズが付属しており、さまざまなシーンに対応できます。
この記事では、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと、同じような価格帯で人気のある他社の一眼レフカメラとを比較してみます。比較対象は、ニコンのD5600 ダブルズームキットとソニーのα68 ダブルズームキットです。これらのカメラは、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同じく、エントリークラスの一眼レフカメラであり、ダブルズームキットとして販売されています。
比較するポイントは、以下の4つです。
- 画質
- 操作性
- 機能性
- コスパ
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、どのポイントで勝っているのでしょうか?また、どのポイントで劣っているのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう。
比較表
項目 | CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキット | ニコン D5600 ダブルズームキット | ソニー α68 ダブルズームキット |
---|---|---|---|
価格(税込) | 99,800円 | 99,800円 | 99,800円 |
画素数(有効) | 24.1メガピクセル | 24.2メガピクセル | 24.2メガピクセル |
画像処理エンジン | DIGIC 8 | EXPEED 4 | BIONZ X |
画面サイズ・種類 | 3.0型・バリアングル液晶モニター(約104万ドット) | 3.2型・バリアングル液晶モニター(約103万ドット) | 2.7型・チルト式液晶モニター(約46万ドット) |
ファインダー・種類 | 光学式ペンタミラー(視野率約95%) | 光学式ペンタミラー(視野率約95%) | 電子式(視野率約100%) |
連写速度 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約8コマ/秒 |
動画撮影・解像度・フレームレート | 4K(3840×2160)・最高約23.98p フルHD(1920×1080)・最高約59.94p |
フルHD(1920×1080)・最高約59.94p HD(1280×720)・最高約59.94p |
フルHD(1920×1080)・最高約50p HD(1280×720)・最高約30p |
付属レンズ・焦点距離・F値 | EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM |
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR |
SAL1855 DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II SAL55200 DT 55-200mm F4-5.6 SAM |
比較詳細
ここでは、比較表で挙げた4つのポイントについて、それぞれのカメラの特徴や違いを詳しく説明していきます。
画質
画質は、一眼レフカメラの最も重要なポイントです。画質には、画素数や画像処理エンジン、レンズの性能などが影響します。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、24.1メガピクセルの高画素センサーと、DIGIC 8という最新の画像処理エンジンを搭載しています。これにより、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、光学式手ブレ補正機能を備えており、ブレや歪みを抑えてくれます。
ニコン D5600 ダブルズームキットは、24.2メガピクセルの高画素センサーと、EXPEED 4という高性能な画像処理エンジンを搭載しています。これにより、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同様に、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、ニコン独自のステッピングモーターを採用しており、オートフォーカスが速くて静かです。
ソニー α68 ダブルズームキットは、24.2メガピクセルの高画素センサーと、BIONZ Xという高速な画像処理エンジンを搭載しています。これにより、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットやニコン D5600 ダブルズームキットと同様に、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、ソニー独自のスムースオートフォーカスモーターを採用しており、オートフォーカスが滑らかです。
操作性
操作性は、一眼レフカメラの使いやすさに直結するポイントです。操作性には、画面の大きさや種類、ファインダーの種類、ボタンやダイヤルの配置などが影響します。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、3.0型のバリアングル液晶モニターを搭載しています。これは、画面を自由に回転させることができるタイプで、自撮りや高所・低所からの撮影などに便利です。また、画面にはタッチパネル機能があり、スマートフォンのように直感的に操作することができます。ファインダーは、光学式ペンタミラーを採用しており、実際に目で見ているような自然な感覚で撮影することができます。
ニコン D5600 ダブルズームキットは、3.2型のバリアングル液晶モニターを搭載しています。これも、画面を自由に回転させることができるタイプで、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットよりも若干大きいです。画面にはタッチパネル機能があり、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同様に直感的に操作することができます。ファインダーは、光学式ペンタミラーを採用しており、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同じく自然な感覚で撮影することができます。
ソニー α68 ダブルズームキットは、2.7型のチルト式液晶モニターを搭載しています。これは、画面を上下に傾けることができるタイプで、自撮りや高所・低所からの撮影には便利ですが、左右に回転させることはできません。画面にはタッチパネル機能がありませんので、ボタンやダイヤルで操作する必要があります。ファインダーは、電子式を採用しており、液晶画面と同じ映像を見ることができます。電子式ファインダーのメリットは、暗い場所でも明るく見えることや、撮影時の設定や効果を確認できることです。
メリットとデメリット
ここでは、それぞれのカメラのメリットとデメリットをまとめてみます。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのメリットとデメリット
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 最新の画像処理エンジンDIGIC 8を搭載しており、高画質で高感度撮影ができる。
- バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できる。
- 4K動画撮影ができる。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約5コマ/秒と、他のカメラに比べてやや遅い。
- 4K動画撮影時にはクロップ(画角狭窄)が発生する。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
ニコン D5600 ダブルズームキットのメリットとデメリット
ニコン D5600 ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 画面サイズが3.2型と大きく、バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できる。
- 付属レンズにステッピングモーターを採用しており、オートフォーカスが速くて静かである。
- フルHD動画撮影時にはクロップ(画角狭窄)が発生しない。
ニコン D5600 ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約5コマ/秒と、他のカメラに比べてやや遅い。
- 4K動画撮影ができない。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
ソニー α68 ダブルズームキットのメリットとデメリット
ソニー α68 ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約8コマ/秒と、他のカメラよりも速い。
- 電子式ファインダーを搭載しており、暗い場所でも明るく見えるし、撮影時の設定や効果を確認できる。
- 付属レンズにスムースオートフォーカスモーターを採用しており、オートフォーカスが滑らかである。
ソニー α68 ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 画面サイズが2.7型と小さく、チルト式液晶モニターにタッチパネル機能がなく、自撮りや左右からの撮影がしにくく、ボタンやダイヤルで操作する必要がある。
- 4K動画撮影ができない。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
まとめ
この記事では、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと、同じような価格帯で人気のあるニコン D5600 ダブルズームキットとソニー α68 ダブルズームキットとを比較してみました。
比較したポイントは、画質、操作性、機能性、コスパの4つでした。
それぞれのカメラには、メリットとデメリットがありましたが、私がベストチョイスとしておすすめするのは、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットです。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、最新の画像処理エンジンDIGIC 8を搭載しており、高画質で高感度撮影ができます。また、バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できます。さらに、4K動画撮影ができるのも魅力的です。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、エントリークラスの一眼レフカメラとしては非常に優秀で、コスパも高いです。初心者から上級者まで幅広く楽しめるカメラだと思います。
もちろん、ニコン D5600 ダブルズームキットやソニー α68 ダブルズームキットにもそれぞれの良さがありますが、総合的に見て、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットが一番お得で満足度の高いカメラだと言えるでしょう。
以上が、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと他社の一眼レフカメラとの比較記事でした。この記事があなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。
- CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキット:https://store.canon.jp/online/g/gEOS-KissX10i-027/
- ニコン D5600 ダブルズームキット:https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5600/
- ソニー α68 ダブルズームキット:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCA-68K/