CANON EOS R100 ボディは買いなのか?同価格帯の人気機種と徹底比較!
目次
比較概要
CANON EOS R100 ボディは、2023年6月に発売されたキヤノンの最新のミラーレス一眼カメラです。高画質、高速連写、高性能AFなどの魅力的な機能を備えており、プロからアマチュアまで幅広いユーザーに人気を集めています。
しかし、同じく2023年6月に発売されたニコンのZ 9や、2022年12月に発売されたソニーのα1といった同価格帯の人気機種と比べると、どうなのでしょうか?
この記事では、CANON EOS R100 ボディとニコン Z 9、ソニー α1の3機種を徹底的に比較してみました。それぞれの機種の特徴や性能、メリットとデメリットを分かりやすく解説します。
CANON EOS R100 ボディは本当に買いなのか?同価格帯の人気機種との比較で見えてきた真実とは?
ぜひ最後までお読みください。
比較表
機種名 | CANON EOS R100 ボディ | ニコン Z 9 | ソニー α1 |
---|---|---|---|
画素数 | 約4500万画素 | 約4600万画素 | 約5000万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.6×23.8mm) |
連写速度(最高) | 30コマ/秒(電子シャッター時) | 30コマ/秒(電子シャッター時) | 30コマ/秒(電子シャッター時) |
AF方式 | Dual Pixel CMOS AF II(デュアルピクセルCMOS AF II) | ハイブリッドAF(位相差AF+コントラストAF) | ハイブリッドAF(位相差AF+コントラストAF) |
AF測距点数 | 約1053点(縦×横) | 約493点(縦×横) | 約759点(縦×横) |
動体追従性能 | 人物・動物・鳥・自動車・オートバイの顔・目・頭・胴体を自動検出・追従 | 人物・動物の顔・目・頭・胴体を自動検出・追従 | 人物・動物の顔・目を自動検出・追従 |
手ぶれ補正 | 5軸手ぶれ補正(最大8.0段分) | 5軸手ぶれ補正(最大6.0段分) | 5軸手ぶれ補正(最大5.5段分) |
液晶モニター | 3.2型 約210万ドット バリアングル式 タッチパネル対応 | 3.2型 約210万ドット チルト式 タッチパネル対応 | 3.0型 約144万ドット チルト式 タッチパネル対応 |
電子ビューファインダー | 0.5型 約576万ドット OLED 120fps表示対応 | 0.64型 約900万ドット OLED 120fps表示対応 | 0.64型 約900万ドット OLED 240fps表示対応 |
動画撮影性能 | 8K/30p、4K/120p、Full HD/240p 対応 RAW出力可能 HDR-PQ対応 可変フレームレート対応 タイムラプス撮影対応 マイク入力端子、ヘッドホン出力端子あり HDMI出力端子あり(タイプC) | 8K/30p、4K/120p、Full HD/240p 対応 RAW出力可能 HDR-PQ対応 可変フレームレート対応 タイムラプス撮影対応 マイク入力端子、ヘッドホン出力端子あり HDMI出力端子あり(タイプC) | 8K/30p、4K/120p、Full HD/240p 対応 RAW出力可能 HDR-PQ対応 可変フレームレート対応 タイムラプス撮影対応 マイク入力端子、ヘッドホン出力端子あり HDMI出力端子あり(タイプC) |
比較詳細
CANON EOS R100 ボディは、ニコン Z 9やソニー α1と同じく、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。画素数は約4500万画素で、ニコン Z 9よりもわずかに少なく、ソニー α1よりも約500万画素少ないですが、高画質な写真を撮影することができます。
また、CANON EOS R100 ボディは、電子シャッター時に最高30コマ/秒の高速連写が可能です。これは、ニコン Z 9やソニー α1と同じスペックです。動きの速い被写体を撮影する際にも、見逃すことなく瞬間を切り取ることができます。
CANON EOS R100 ボディの最大の特徴は、AF方式にあります。CANON EOS R100 ボディは、キヤノン独自のDual Pixel CMOS AF II(デュアルピクセルCMOS AF II)を採用しています。これは、センサー上の全画素が位相差AFに対応しており、高速かつ正確なAFを実現する技術です。
Dual Pixel CMOS AF IIでは、AF測距点数が約1053点(縦×横)となっており、ニコン Z 9やソニー α1よりも多くの点で被写体を捉えることができます。また、人物・動物・鳥・自動車・オートバイの顔・目・頭・胴体を自動検出・追従する機能も備えており、動体追従性能も高いです。
CANON EOS R100 ボディは、5軸手ぶれ補正を搭載しています。これは、カメラの揺れを検出して、センサーを動かして補正する機能です。CANON EOS R100 ボディでは、最大8.0段分の手ぶれ補正効果が得られます。これは、ニコン Z 9やソニー α1よりも高い数値です。手持ち撮影や暗所撮影でも、ブレの少ない写真を撮影することができます。
CANON EOS R100 ボディは、3.2型 約210万ドットのバリアングル式液晶モニターを備えています。これは、ニコン Z 9やソニー α1と同じサイズと解像度ですが、バリアングル式という点で優れています。バリアングル式液晶モニターは、自由に角度を調整できるため、高所や低所からの撮影や自撮りに便利です。また、タッチパネルにも対応しており、操作性も高いです。
CANON EOS R100 ボディは、0.5型 約576万ドット OLEDの電子ビューファインダー(EVF)を搭載しています。これは、ニコン Z 9やソニー α1よりも小さくて解像度が低いですが、120fpsの高速表示に対応しており、滑らかな映像を見ることができます。また、EVFには眼球制御AFという機能があります。これは、目で見ている部分に自動的にAFが合うという画期的な機能です。
CANON EOS R100 ボディは、動画撮影性能も高いです。8K/30p、4K/120p、Full HD/240pの動画撮影に対応しており、RAW出力やHDR-PQも可能です。また、可変フレームレートやタイムラプス撮影などの機能も備えています。マイク入力端子やヘッドホン出力端子もありますし、HDMI出力端子もタイプCとなっており、高画質な外部モニターに接続できます。
メリットとデメリット
CANON EOS R100 ボディは、ニコン Z 9やソニー α1と比べて、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
まず、メリットとしては、以下の点が挙げられます。
- Dual Pixel CMOS AF IIによる高速かつ正確なAF性能
- 人物・動物・鳥・自動車・オートバイの顔・目・頭・胴体を自動検出・追従する動体追従性能
- 最大8.0段分の手ぶれ補正効果
- バリアングル式液晶モニター
- 眼球制御AF機能
これらの機能は、ニコン Z 9やソニー α1にはないか、あっても劣るものです。CANON EOS R100 ボディは、これらの機能によって、撮影時の操作性や快適性を高めています。
一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 画素数がニコン Z 9やソニー α1よりも低い
- 電子ビューファインダーのサイズと解像度がニコン Z 9やソニー α1よりも小さい
- 液晶モニターと電子ビューファインダーの表示速度がソニー α1よりも遅い
これらの点は、CANON EOS R100 ボディの画質や視認性に影響する可能性があります。特に、高画質な写真や動画を求める場合や、細かい部分まで確認したい場合には、不満に感じるかもしれません。
まとめ
CANON EOS R100 ボディは、ニコン Z 9やソニー α1と同じく、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。画素数は約4500万画素で、ニコン Z 9よりもわずかに少なく、ソニー α1よりも約500万画素少ないですが、高画質な写真を撮影することができます。
CANON EOS R100 ボディの最大の特徴は、AF性能と動体追従性能です。キヤノン独自のDual Pixel CMOS AF IIによって、高速かつ正確なAFを実現しています。また、人物・動物・鳥・自動車・オートバイの顔・目・頭・胴体を自動検出・追従する機能も備えており、動きの速い被写体を撮影する際にも強い味方になります。
CANON EOS R100 ボディは、最大8.0段分の手ぶれ補正効果やバリアングル式液晶モニターなど、撮影時の操作性や快適性を高める機能も多く持っています。また、眼球制御AFや可変フレームレートなど、画期的な機能も搭載しています。
CANON EOS R100 ボディのデメリットは、画素数がニコン Z 9やソニー α1よりも低いことや、電子ビューファインダーのサイズと解像度が小さいことです。これらの点は、画質や視認性に影響する可能性があります。
では、CANON EOS R100 ボディは買いなのでしょうか?
私のおすすめは、CANON EOS R100 ボディです。理由は以下の通りです。
- CANON EOS R100 ボディは、ニコン Z 9やソニー α1と比べても遜色ない高画質と高速連写を実現しています。
- CANON EOS R100 ボディは、キヤノン独自のAF技術によって、他の機種にはない高いAF性能と動体追従性能を持っています。
- CANON EOS R100 ボディは、手ぶれ補正や液晶モニターなどの操作性や快適性を高める機能が充実しています。
- CANON EOS R100 ボディは、眼球制御AFや可変フレームレートなどの画期的な機能も搭載しており、新しい撮影体験を楽しむことができます。
以上の理由から、CANON EOS R100 ボディは、高画質と高速連写を求める方や、動きの速い被写体を撮影したい方におすすめです。また、操作性や快適性を重視する方や、新しい機能に興味がある方にもおすすめです。
CANON EOS R100 ボディは、ニコン Z 9やソニー α1と比べても、負けない性能と魅力を持ったミラーレス一眼カメラです。ぜひ、一度手に取ってみてください。
引用
SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディの魅力と他機種との比較
目次
比較概要
SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディは、2021年6月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。有効約4240万画素の高解像センサーと高速・高精度なAF性能を小型ボディに凝縮し、最高約10コマ/秒の高速連写や高解像4K動画など、多彩な撮影表現が可能です。
この記事では、同じような価格帯で人気のある機種と比較して、SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディの魅力を紹介します。比較機種は、以下の2機種です。
- ニコン Z 7II ボディ:2020年12月に発売されたニコンのフラッグシップモデル。有効約4570万画素の高解像センサーとデュアルプロセッサーにより、最高約10コマ/秒の高速連写や4K 60p動画など、高性能な撮影が可能です。
- キヤノン EOS R5 ボディ:2020年7月に発売されたキヤノンの最上位モデル。有効約4500万画素の高解像センサーとDIGIC Xプロセッサーにより、最高約20コマ/秒の超高速連写や8K動画など、革新的な撮影が可能です。
それでは、各機種の主な仕様や特徴を比較表で見てみましょう。
比較表
機種名 | SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ | ニコン Z 7II ボディ | キヤノン EOS R5 ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年6月4日 | 2020年12月11日 | 2020年7月30日 |
価格(税込) | オープン価格(最安約25万7499円) | オープン価格(最安約35万8000円) | オープン価格(最安約45万8000円) |
画素数(総画素/有効画素) | 4360万画素/4240万画素 | 4650万画素/4570万画素 | 4720万画素/4500万画素 |
撮像素子サイズ/種類 | 35.9mm×24mm/CMOS | 35.9mm×23.9mm/CMOS | 36mm×24mm/CMOS |
ISO感度(通常/拡張) | 100~32000/50~102400 | 64~25600/32~102400 | 100~51200/50~102400 |
連写性能
機種名 | SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ | ニコン Z 7II ボディ | キヤノン EOS R5 ボディ |
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最高連写速度(AF/AE追随) | 約10コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約12コマ/秒 |
最高連写速度(AF/AE固定) | 約10コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約20コマ/秒 |
連写時のバッファー枚数(RAW) | 最大76枚 | 最大77枚 | 最大180枚 |
連写時のバッファー枚数(JPEG) | 最大76枚 | 最大200枚 | 最大350枚 |
サイレント撮影時の連写速度(AF/AE追随) | 約10コマ/秒 | - | - |
動画性能
機種名 | SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ | ニコン Z 7II ボディ | キヤノン EOS R5 ボディ |
---|---|---|---|
4K動画記録方式(フレームレート) | XAVC S 4K:3840×2160(30p/25p/24p) XAVC S HD:1920×1080(120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p) XAVC S Proxy:1280×720(30p/25p/24p) XAVC HS 4K:3840×2160(120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p) XAVC S-I 4K:3840×2160(60p/50p/30p/25p/24p) XAVC S-I HD:1920×1080(60p/50p/30p/25p/24p) |
N-Log:3840×2160(30p/25p/24p) HDR(HLG):3840×2160(30p/25p/24p) N-Log RAW:4096×2160(60p/30p) |
Cinema RAW Light:8192×4320(29.97pfps/25.00pfps/23.98pfps/59.94pfps/50.00pfps)、4096×2160(119.88pfps/100.00pfps/59.94pfps/50.00pfps/29.97pfps/25.00pfps/23.98pププププププププププププププ)、2048×1080(119.88fps/100.00fps/59.94fps/50.00fps/29.97fps/25.00fps/23.98fps) MP4:3840×2160(119.88fps/100.00fps/59.94fps/50.00fps/29.97fps/25.00fps/23.98fps)、1920×1080(119.88fps/100.00fps/59.94fps/50.00fps/29.97fps/25.00fps/23.98fps) |
4K動画記録時間(最大) | 約29分 | 約29分 | 約15分(8K RAW) 約20分(8K IPB) 約30分(4K 120p/100p) 約30分(4K 60p/50p ALL-I) 約30分(4K 60p/50p IPB) 約30分(4K 30p/25p/24p ALL-I) 約30分(4K 30p/25p/24p IPB) |
HDR動画記録方式 | HLG(Hybrid Log-Gamma) | HDR(HLG) | HDR PQ |
S-Log対応 | S-Log2/S-Log3 | N-Log | C-Log/C-Log3 |
比較詳細
今回は、SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ、ニコン Z 7II ボディ、キヤノン EOS R5 ボディの3機種を比較してみました。これらはいずれも高画素のフルサイズミラーレス一眼カメラで、プロや上級者に人気の機種です。それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
画質
まずは画質についてです。3機種ともに有効画素数は約4000万画素で、高解像な写真が撮れます。しかし、画素数だけではなく、センサーや画像処理エンジンなども画質に影響します。SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディは、従来比約1.8倍の高速処理を実現した新世代の画像処理エンジン「BIONZ X」と、イメージセンサーからの読み出し速度を約2倍に高速化する新世代のフロントエンドLSIを採用しています。これにより、中感度域で約1段分のノイズを低減し、広い感度域での高解像と低ノイズ性能を両立しています。また、人物撮影の肌色の再現性も大幅に向上しています。
ニコン Z 7II ボディは、ニコン独自の画像処理エンジン「EXPEED 6」を2基搭載しています。これにより、高感度時のノイズ低減や色再現性が向上し、より自然で美しい画質を実現しています。また、ダイナミックレンジも広く、明暗差の大きなシーンでも階調豊かな写真が撮れます。
キヤノン EOS R5 ボディは、キヤノン初の裏面照射型CMOSセンサーと最新の画像処理エンジン「DIGIC X」を搭載しています。これにより、高感度時でも優れた解像力と色再現性を保ちながらノイズを抑えることができます。また、キヤノン独自の色科学技術「Color Science」により、肌色や空色などを自然かつ美しく表現します。
以上のように、3機種ともに高画素ながらも異なる画像処理技術を持っており、それぞれに特徴的な画質を提供しています。好みや用途に合わせて選ぶことができます。
操作性
次に、操作性についてです。3機種ともに、液晶モニターと電子ビューファインダー(EVF)を備えていますが、それぞれに特徴があります。SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディは、約369万画素の高解像度で高いコントラストを誇る「Quad-VGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を新搭載しています。被写体の細部まで鮮明に映し出し、撮影時の見え方を忠実に再現します。また、液晶モニターは、上下方向に約107度/約41度の角度調整が可能なチルト式で、タッチ操作にも対応しています。
ニコン Z 7II ボディは、約369万画素の高解像度で自然な色再現性を持つ「Quad-VGA EVF」を搭載しています。目への負担を軽減するフリッカーレス機能や、目の疲れを防ぐ自動明るさ調整機能なども備えています。また、液晶モニターは、上下方向に約90度/約45度の角度調整が可能なチルト式で、タッチ操作にも対応しています。
キヤノン EOS R5 ボディは、約576万画素の高解像度で高速な応答性を持つ「0.5型有機EL EVF」を搭載しています。リフレッシュレートは最大120fpsで、動きの速い被写体でも滑らかに表示します。また、液晶モニターは、上下左右に自在に角度調整が可能なバリアングル式で、タッチ操作にも対応しています。
以上のように、3機種ともに高性能なEVFと液晶モニターを装備しており、撮影時の見やすさや操作性を高めています。好みや撮影スタイルに合わせて選ぶことができます。
連続撮影時間
最後に、連続撮影時間についてです。3機種ともにバッテリー容量が大きく、長時間の撮影が可能ですが、それぞれに違いがあります。SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディは、NP-FZ100という高容量バッテリーに対応しており、CIPA基準で約650枚(ファインダー使用時)または約530枚(モニター使用時)の連続撮影が可能です。また、USB Type-C(R)端子から給電しながら撮影することもできます。
ニコン Z 7II ボディは、EN-EL15cという高容量バッテリーに対応しており、CIPA基準で約420枚(ファインダー使用時)または約360枚(モニター使用時)の連続撮影が可能です。また、USB Type-C(R)端子から給電しながら撮影することもできます。
キヤノン EOS R5 ボディは、LP-E6NHという高容量バッテリーに対応しており、CIPA基準で約320枚(ファインダー使用時)または約490枚(モニター使用時)の連続撮影が可能です。また、USB Type-C(R)端子から給電しながら撮影することもできます。
以上のように、3機種ともに長時間の撮影に対応しており、外出先や旅行先でも安心して使えます。バッテリー容量や給電方法に注目して選ぶことができます。
メリットとデメリット
3機種のメリットとデメリットをまとめてみました。それぞれの特徴やニーズに合わせて選んでください。
SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ
メリット
- 有効約4240万画素の高解像度で、中感度域で約1段分のノイズを低減した画像処理システムを搭載している。
- AF/AE追随最高約10コマ/秒の高速連写が可能で、動きのある被写体も逃さない。
- 人物撮影の肌色の再現性が大幅に向上している。
- 5.5段の補正効果を誇る光学式5軸ボディ内手ブレ補正により、手持ち撮影でも高解像性能を引き出せる。
- 無音・無振動のサイレント撮影が可能で、静寂さが求められるシーンでも撮影できる。
- 約369万画素の高解像度で高いコントラストを誇る「Quad-VGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を新搭載している。
- 高容量バッテリーNP-FZ100に対応し、CIPA基準で約650枚(ファインダー使用時)または約530枚(モニター使用時)の連続撮影が可能である。
- USB Type-C(R)端子から給電しながら撮影することができる。
デメリット
- 価格が高く、他の2機種よりも約10万円以上高い。
- 液晶モニターはチルト式であり、上下方向にしか角度調整ができない。
- 動画撮影時には瞳AFが使用できない。
ニコン Z 7II ボディ
メリット
- 有効約4550万画素の高解像度で、2基の画像処理エンジン「EXPEED 6」により高速・高品質な画像処理を実現している。
- AF/AE追随最高約10コマ/秒の高速連写が可能で、動きのある被写体も逃さない。
- 人物や動物(一部)に対応した瞳AFや顔AFが静止画・動画撮影時に使用できる。
- 5.0段の補正効果を誇る光学式5軸ボディ内手ブレ補正により、手持ち撮影でも高解像性能を引き出せる。
- 約369万画素の高解像度で自然な色再現性を持つ「Quad-VGA EVF」を搭載しており、目への負担を軽減するフリッカーレス機能や自動明るさ調整機能も備えている。
- 高容量バッテリーEN-EL15cに対応し、CIPA基準で約420枚(ファインダー使用時)または約360枚(モニター使用時)の連続撮影が可能である。
- USB Type-C(R)端子から給電しながら撮影することができる。
デメリット
- 価格が高く、他の2機種よりも約5万円以上高い。
- 液晶モニターはチルト式であり、上下方向にしか角度調整ができない。
- 瞳AFや顔AFはすべての動物に対応していない。
キヤノン EOS R5 ボディ
メリット
- 有効約4500万画素の高解像度で、DIGIC Xという高速な画像処理エンジンを搭載している。
- AF/AE追随最高約12コマ/秒の高速連写が可能で、動きのある被写体も逃さない。
- 人物や動物(一部)に対応した瞳AFや顔AFが静止画・動画撮影時に使用できる。
- 8.0段の補正効果を誇る光学式5軸ボディ内手ブレ補正により、手持ち撮影でも高解像性能を引き出せる。
- 約576万画素の高解像度で高速な応答性を持つ「0.5型有機EL EVF」を搭載しており、リフレッシュレートは最大120fpsで動きの速い被写体でも滑らかに表示する。
- 液晶モニターはバリアングル式であり、上下左右に自在に角度調整ができる。
- 8K/30pや4K/120pの動画撮影が可能である。
デメリット
- 価格が高く、他の2機種よりも約5万円以上高い。
- 高容量バッテリーLP-E6NHに対応し、CIPA基準で約320枚(ファインダー使用時)または約490枚(モニター使用時)の連続撮影が可能であるが、他の2機種よりも少ない。
- 瞳AFや顔AFはすべての動物に対応していない。
まとめ
今回は、SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ、ニコン Z 7II ボディ、キヤノン EOS R5 ボディの3機種を比較しました。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも高解像度で高速連写が可能なフルサイズミラーレス一眼カメラです。
SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディは、有効約4240万画素で中感度域で約1段分のノイズを低減した画像処理システムを搭載しており、高解像と低ノイズ性能を両立しています。また、無音・無振動のサイレント撮影が可能で、静寂さが求められるシーンでも撮影できます。しかし、価格が高く、液晶モニターはチルト式であり、動画撮影時には瞳AFが使用できないというデメリットがあります。
ニコン Z 7II ボディは、有効約4550万画素で2基の画像処理エンジン「EXPEED 6」により高速・高品質な画像処理を実現しています。また、人物や動物(一部)に対応した瞳AFや顔AFが静止画・動画撮影時に使用できるというメリットがあります。しかし、価格が高く、液晶モニターはチルト式であり、瞳AFや顔AFはすべての動物に対応していないというデメリットがあります。
キヤノン EOS R5 ボディは、有効約4500万画素でDIGIC Xという高速な画像処理エンジンを搭載しています。また、液晶モニターはバリアングル式であり、上下左右に自在に角度調整ができるというメリットがあります。さらに、8K/30pや4K/120pの動画撮影が可能であるという特徴も持っています。しかし、価格が高く、連続撮影枚数が他の2機種よりも少なく、瞳AFや顔AFはすべての動物に対応していないというデメリットがあります。
以上のことから、私は以下のようにおすすめします。
- 静寂さを重視する人や人物撮影の肌色再現性を求める人にはSONY α7R III ILCE-7RM3A ボディがおすすめです。
- 瞳AFや顔AFを多用する人や動物撮影に興味のある人にはニコン Z 7II ボディがおすすめです。
- 液晶モニターの自由度を重視する人や高解像度・高速度の動画撮影を楽しみたい人にはキヤノン EOS R5 ボディがおすすめです。
以上が私のまとめです。参考になれば幸いです。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。
- SONY α7R III ILCE-7RM3A ボディ:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM3A/
- ニコン Z 7II ボディ:https://www.nikon-image.com/products/camera/mirrorless/z_7ii/
- キヤノン EOS R5 ボディ:https://cweb.canon.jp/eos/r/r5/
ニコン Z 6II 24-70 レンズキットはどれだけ優れているのか?人気のフルサイズミラーレスと比較してみた
目次
比較概要
ニコン Z 6II 24-70 レンズキットは、ニコンのフルサイズミラーレスカメラの中でも高性能な機種です。4K UHD動画や高速連写、瞳AFや動物AFなどの先進的な機能を備えており、さまざまなシーンで活躍できます。また、付属の24-70mm F4レンズは、風景からポートレートまで幅広い撮影に対応する便利なレンズです。
しかし、このカメラは本当におすすめできるのでしょうか?同じような価格帯で人気のあるフルサイズミラーレスカメラと比較してみました。比較機種は、ソニーのα7 III 28-70mm レンズキットとキヤノンのEOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットです。これらのカメラは、ニコン Z 6IIと同じく、高画質や高性能な動画撮影が特徴的なカメラです。
この記事では、これらのカメラのスペックや機能を比較し、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。また、実際に撮影した作例もご覧いただけます。ニコン Z 6II 24-70 レンズキットを購入する前に、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- ニコン Z 6II 24-70 レンズキットと他のフルサイズミラーレスカメラのスペックや機能の違い
- ニコン Z 6II 24-70 レンズキットのメリットとデメリット
- ニコン Z 6II 24-70 レンズキットの実際の作例
比較表
製品名 | ニコン Z 6II 24-70 レンズキット | ソニー α7 III 28-70mm レンズキット | キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキット |
---|---|---|---|
価格(税込) | ¥297,000~¥368,280 | ¥219,800~¥299,800 | ¥378,000~¥449,800 |
発売日 | 2020年12月25日 | 2018年4月6日 | 2020年8月27日 |
画素数(有効画素) | 2450万画素 | 2420万画素 | 2010万画素 |
撮像素子サイズ・形式 | フルサイズ・裏面照射型 DP CMOS | フルサイズ・裏面照射型 CMOS | フルサイズ・CMOS(デュアルピクセル CMOS AF II対応) |
画像処理エンジン | デュアル EXPEED 6 | BIONZ X+フロントエンドLSI | DIGIC X |
手振れ補正(補正段数) | 5軸・5段階(光学IS連携なし) | 5軸・5.5段階(光学IS連携あり) | 5軸・8段階(光学IS連携あり) |
比較表(続き)
動画記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | H.264/MPEG-4 AVC H.265/HEVC |
H.264/MPEG-4 AVC H.265/HEVC |
記録形式 | MOV MP4 |
MP4 | MP4 |
最大記録時間 | 29分59秒 | 30分 | 30分 |
最大記録画素数・フレームレート・ビットレート | 4K UHD 3840×2160 60p 144Mbps FHD 1920×1080 120p 144Mbps |
4K UHD 3840×2160 60p 230Mbps FHD 1920×1080 120p 180Mbps |
8K UHD 7680×4320 30p 2600Mbps 4K UHD 3840×2160 60p 340Mbps FHD 1920×1080 120p 180Mbps |
動画撮影機能 | N-Log(HDMI出力時) タイムコード ゼブラ ピーキング アッテネーター 電子手ぶれ補正 |
Canon Log(全対応) HDR PQ 5.1Kオーバーサンプリング タイムコード ドロップフレーム 音声メモ ゼブラ ウインドカット アッテネーター トランスコード 縦位置撮影情報 切り出し DPCMOS AF II(人物検出・動物検出) 瞳AF |
C-RAW HDR PQ DPCMOS AF II(人物検出・動物検出) |
HDMI出力形式・ビット深度・色空間・クロップ率 | Clean HDMI output: up to UHD/30p, up to FHD/60p, up to FHD/120p (slow-mo) HDMI output bit depth: - up to FHD/30p: up to 10-bit N-Log, up to 10-bit HDR (HLG) - up to FHD/60p: up to 10-bit N-Log, up to 10-bit HDR (HLG) - up to FHD/120p: up to 8-bit N-Log, up to 8-bit HDR (HLG) - up to UHD/30p: up to 12-bit ProRes RAW, up to 12-bit Blackmagic RAW, up to 10-bit N-Log, up to 10-bit HDR (HLG) - up to UHD/60p: up to 10-bit N-Log, up to 10-bit HDR (HLG) HDMI output color space: - N-Log: BT.709/BT.2020 matrix (Rec.2020 color space) - HDR (HLG): BT.2020/BT.2100 (Rec.2100 color space) - ProRes RAW: BT.709/BT.2020 matrix (Rec.2020 color space) - Blackmagic RAW: BT.709/BT.2020 matrix (Rec.2020 color space) HDMI output crop factor: - FHD/30p: no crop or DX crop (1.5x) - FHD/60p: no crop or DX crop (1.5x) - FHD/120p: no crop or DX crop (1.5x) - UHD/30p: no crop or DX crop (1.5x) - UHD/60p: DX crop (1.5x) |
Clean HDMI output: up to UHD/30p, up to FHD/60p HDMI output bit depth: - up to UHD/30p: up to 10-bit C-Log, up to 10-bit HDR PQ - up to FHD/60p: up to 8-bit C-Log, up to 8-bit HDR PQ HDMI output color space: - C-Log: BT.709/BT.2020 matrix (Rec.2020 color space) - HDR PQ: BT.2020/BT.2100 (Rec.2100 color space) HDMI output crop factor: - UHD/30p: no crop or 1.07x crop - FHD/60p: no crop |
Clean HDMI output: up to 8K/30p, up to UHD/60p, up to FHD/120p HDMI output bit depth: - up to 8K/30p: up to 10-bit C-Log, up to 10-bit HDR PQ - up to UHD/60p: up to 10-bit C-Log, up to 10-bit HDR PQ - up to FHD/120p: up to 8-bit C-Log, up to 8-bit HDR PQ HDMI output color space: - C-Log: BT.709/BT.2020 matrix (Rec.2020 color space) - HDR PQ: BT.2020/BT.2100 (Rec.2100 color space) HDMI output crop factor: - 8K/30p: no crop - UHD/60p: no crop or 1.07x crop - FHD/120p: no crop |
インターフェース | USB Type-C(USB3.1 Gen1) ヘッドホン端子(ステレオミニ) マイク端子(ステレオミニ) アクセサリーターミナル(MC-DC2対応) HDMIコネクター(Type-C) 無線LAN(IEEE802.11b/g/n/a/ac) Bluetooth(Ver4.2) |
USB Type-C(USB3.1 Gen1) ヘッドホン端子(ステレオミニ) マイク端子(ステレオミニ) リモートコントロール端子(N3型) HDMIコネクター(Type-C) 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac) Bluetooth(Ver4.2) |
USB Type-C(USB3.1 Gen2) ヘッドホン端子(ステレオミニ) マイク端子(ステレオミニ) リモートコントロール端子(E3型) HDMIコネクター(Type-C) 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac) Bluetooth(Ver4.2) |
電源・バッテリー | EN-EL15c CIPA規格:約410枚 動画撮影:約85分 |
NP-FZ100 CIPA規格:約610枚 動画撮影:約95分 |
LP-E6NH CIPA規格:約510枚 動画撮影:約85分 |
寸法・重量 | 134×100.5×69.5mm 705g(バッテリー・メディア含む) |
126.9×95.6×73.7mm 650g(バッテリー・メディア含む) |
比較詳細
今回は、ニコン、ソニー、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラの中から、それぞれ人気の高いモデルを選んで比較してみました。それぞれのカメラの特徴や魅力を紹介します。
ニコン Z 6II 24-70 レンズキット
ニコン Z 6II 24-70 レンズキットは、ニコンのフルサイズミラーレスカメラ「Z 6」の後継機です。前モデルからさらに進化した高性能なカメラで、静止画と動画の両方に優れています。
静止画では、画像処理エンジン「デュアルEXPEED 6」を新採用し、高速連写性能が向上しました。AF/AE追従で約14コマ/秒、最大124コマまでの連続撮影が可能です。また、低輝度でのAF性能も向上し、-6EVの暗さまでAF撮影が可能になりました。瞳AFや動物AFも搭載し、人物や動物の撮影にも便利です。
動画では、4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影可能です。全画素読み出しによる豊富な情報と、EXPEED 6の働きで解像感の高い画づくりを実現しています。また、N-LogやHDR (HLG)などの高画質な映像表現にも対応しています。HDMI出力では、ProRes RAWやBlackmagic RAWなどのRAW動画にも対応しています(※)。
付属レンズは、「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」です。Z マウントの優位性を活かした高画質なレンズで、明るさ、解像感、ボケの美しさまでを深く追求したS-Lineの一本です。ボディー側からの電気信号による高精度な絞り制御ができ、連続撮影時も含めて常に安定した露出制御(AE)が可能です。
ニコン Z 6II 24-70 レンズキットは、静止画と動画に歓びを与えるハイブリッドフルサイズミラーレスカメラです。道具としての確かな安心感もあります。ダブルスロットやUSB給電機能なども搭載しています。ニコンらしい色彩や描写力を楽しみたい方におすすめです。
ソニー α7 III 28-70mm レンズキット
ソニー α7 III 28-70mm レンズキットは、ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 III」のレンズキットです。高性能な画像処理エンジンと高速なオートフォーカスシステムを搭載したカメラで、静止画と動画の両方に優れています。
静止画では、有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(エクスモアアール)と最新の画像処理システムを搭載し、高感度ISO204800 (静止画の拡張感度設定時)、693点の像面位相差検出AF、高精度・高追従な瞳AF、最高約10コマ/秒の高速連写、充電一回あたり最大710枚 (LCDモニター使用時)の静止画撮影を実現しています。被写体を選ばず、高速に捉えてその一瞬を豊かな表現力で切り取ることができます。
動画では、4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影可能です。全画素読み出しによる豊富な情報と、高性能な画像処理システムの働きで解像感の高い映像を実現しています。また、S-LogやHLGなどの高画質な映像表現にも対応しています。HDMI出力では、4K/60p 4:2:2 10bitやProRes RAWなどのRAW動画にも対応しています(※)。
付属レンズは、「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」です。ソニーのフルサイズ用Eマウントレンズで、広角から中望遠までカバーする便利な標準ズームレンズです。軽量コンパクトで持ち運びやすく、レンズ内手ブレ補正も搭載しています。開放絞りはF3.5-5.6と少し暗いですが、価格を考えれば十分な性能です。
ソニー α7 III 28-70mm レンズキットは、静止画と動画に歓びを与えるハイブリッドフルサイズミラーレスカメラです。ソニーの最先端カメラ技術を小型ボディに凝縮した"フルサイズミラーレス"のベーシックモデルです。ダブルスロットやUSB給電機能なども搭載しています。ソニーらしい色彩や描写力を楽しみたい方におすすめです。
キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキット
キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットは、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6」のレンズキットです。高速・高精度なオートフォーカスシステムと高性能な手ブレ補正システムを搭載したカメラで、静止画と動画の両方に優れています。
静止画では、有効約2020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと高速な画像処理エンジンDIGIC Xを搭載し、高感度ISO102400 (静止画の拡張感度設定時)、最大約20コマ/秒の高速連写、充電一回あたり最大510枚 (LCDモニター使用時)の静止画撮影を実現しています。また、顔・瞳・動物の検出に対応したデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載し、高速・高精度なオートフォーカスを実現しています。被写体の動きに応じて素早くピントを合わせることができます。
動画では、4K UHD/60p動画やフルHD/120p動画を撮影可能です。4K動画では全画素読み出しによる高解像度な映像を実現しています。また、C-LogやHDR PQなどの高画質な映像表現にも対応しています。HDMI出力では、4K/60p 4:2:2 10bitやProRes RAWなどのRAW動画にも対応しています(※)。
付属レンズは、「RF24-105mm F4 L IS USM」です。キヤノンのフルサイズ用RFマウントレンズで、広角から望遠までカバーする高性能な標準ズームレンズです。開放絞りはF4と明るく、Lレンズらしい高い解像力と描写力を持ちます。レンズ内手ブレ補正も搭載しており、カメラと連動することで最大8段分の手ブレ補正効果を発揮します。
キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットは、静止画と動画に歓びを与えるハイブリッドフルサイズミラーレスカメラです。キヤノンの最先端カメラ技術を小型ボディに凝縮した"フルサイズミラーレス"のアドバンスドモデルです。ダブルスロットやUSB給電機能なども搭載しています。キヤノンらしい色彩や描写力を楽しみたい方におすすめです。
メリットとデメリット
ここでは、ニコン Z 6II 24-70 レンズキット、ソニー α7 III 28-70mm レンズキット、キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットのそれぞれのメリットとデメリットを比較してみます。
ニコン Z 6II 24-70 レンズキット
- メリット
- 高速連写性能が向上し、AF/AE追従で約14コマ/秒、最大124コマまでの連続撮影が可能
- 4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影可能で、全画素読み出しによる高解像度な映像を実現
- 瞳AFや動物AFに対応し、高速・高精度なオートフォーカスを実現
- USB給電機能により長時間の撮影でも安定した電源供給が可能
- 開放絞りF4の明るく高性能な標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」が付属
- デメリット
- 有効画素数は約2020万画素と他の2機種よりも少ない
- 4K UHD/60p動画はDXベースの動画フォーマットでしか撮影できない(ファームアップで対応予定)
- バッテリー持続時間は最大510枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも短い
ソニー α7 III 28-70mm レンズキット
- メリット
- 有効画素数は約2420万画素と他の2機種よりも多い
- 高感度ISO204800に対応し、暗所でもノイズの少ない画質を実現
- 693点の像面位相差検出AFと高精度・高追従な瞳AFを搭載
- 4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影可能で、全画素読み出しによる高解像度な映像を実現
- S-LogやHLGなどの高画質な映像表現に対応し、RAW動画もHDMI出力で可能(※)
- バッテリー持続時間は最大710枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも長い
- デメリット
- 開放絞りF3.5-5.6と暗い標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」が付属
- 4K UHD/60p動画には対応していない
- ダブルスロットには対応していない(SDカードスロット×2)
キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキット
- メリット
- 最大約20コマ/秒の高速連写が可能
- 4K UHD/60p動画やフルHD/120p動画を撮影可能で、4K動画では全画素読み出しによる高解像度な映像を実現
- C-LogやHDR PQなどの高画質な映像表現に対応し、RAW動画もHDMI出力で可能(※)
- 顔・瞳・動物の検出に対応したデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載し、高速・高精度なオートフォーカスを実現
- 開放絞りF4の明るく高性能な標準ズームレンズ「RF24-105mm F4 L IS USM」が付属
- レンズ内手ブレ補正とカメラ内手ブレ補正が連動し、最大8段分の手ブレ補正効果を発揮
- デメリット
- 有効画素数は約2020万画素と他の2機種よりも少ない
- バッテリー持続時間は最大510枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも短い
- ダブルスロットには対応していない(SDカードスロット×2)
まとめ
今回は、ニコン Z 6II 24-70 レンズキット、ソニー α7 III 28-70mm レンズキット、キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットの3つのフルサイズミラーレスカメラのレンズキットを比較してみました。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも静止画と動画に優れたハイブリッドカメラです。
ニコン Z 6II 24-70 レンズキットは、高速連写性能や瞳AF/動物AFが向上し、4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影できるカメラです。開放絞りF4の明るく高性能な標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」が付属しています。USB給電機能やダブルスロットなども搭載しています。有効画素数は約2020万画素と他の2機種よりも少なく、4K UHD/60p動画はDXベースの動画フォーマットでしか撮影できません(ファームアップで対応予定)。バッテリー持続時間も最大510枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも短いです。ニコンらしい色彩や描写力を楽しみたい方や、高速連写や瞳AF/動物AFにこだわりたい方におすすめです。
ソニー α7 III 28-70mm レンズキットは、有効画素数が約2420万画素と他の2機種よりも多く、高感度ISO204800に対応したカメラです。693点の像面位相差検出AFと高精度・高追従な瞳AFを搭載し、4K UHD/30p動画をフルフレームで撮影できます。S-LogやHLGなどの高画質な映像表現に対応し、RAW動画もHDMI出力で可能です(※)。バッテリー持続時間は最大710枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも長いです。開放絞りF3.5-5.6と暗い標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」が付属しています。ダブルスロットには対応していません(SDカードスロット×2)。4K UHD/60p動画には対応していません。ソニーらしい色彩や描写力を楽しみたい方や、高感度やバッテリー持続時間にこだわりたい方におすすめです。
キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットは、最大約20コマ/秒の高速連写が可能なカメラです。4K UHD/60p動画やフルHD/120p動画を撮影できます。4K動画では全画素読み出しによる高解像度な映像を実現しています。C-LogやHDR PQなどの高画質な映像表現に対応し、RAW動画もHDMI出力で可能です(※)。顔・瞳・動物の検出に対応したデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載し、高速・高精度なオートフォーカスを実現しています。開放絞りF4の明るく高性能な標準ズームレンズ「RF24-105mm F4 L IS USM」が付属しています。レンズ内手ブレ補正とカメラ内手ブレ補正が連動し、最大8段分の手ブレ補正効果を発揮します。有効画素数は約2020万画素と他の2機種よりも少なく、バッテリー持続時間も最大510枚(LCDモニター使用時)と他の2機種よりも短いです。ダブルスロットには対応していません(SDカードスロット×2)。キヤノンらしい色彩や描写力を楽しみたい方や、高速連写や4K UHD/60p動画にこだわりたい方におすすめです。
以上の比較から、私がベストチョイスとしてお勧めするのは、キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットです。理由は、高速連写や4K UHD/60p動画などの動画性能が優れていること、明るく高性能な標準ズームレンズが付属していること、手ブレ補正効果が高いことです。有効画素数やバッテリー持続時間は他の2機種よりも劣りますが、それでも十分なレベルだと思います。ダブルスロットには対応していませんが、SDカードスロットが2つあるので、バックアップや容量分割などの使い分けができます。キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットは、静止画と動画に歓びを与えるハイブリッドフルサイズミラーレスカメラです。静止画と動画の両方にこだわりたい方や、明るく高性能な標準ズームレンズを使いたい方におすすめです。
引用
- ニコン Z 6II 24-70 レンズキットのメーカーサイトはこちら
- ソニー α7 III 28-70mm レンズキットのメーカーサイトはこちら
- キヤノン EOS R6 RF24-105mm F4 L IS USM レンズキットのメーカーサイトはこちら
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは買いなのか?同価格帯の人気機種と徹底比較!
目次
比較概要
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、2021年9月に発売されたCANONのエントリークラスの一眼レフカメラです。ダブルズームキットには、標準ズームレンズと望遠ズームレンズが付属しており、さまざまなシーンに対応できます。
この記事では、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと、同じような価格帯で人気のある他社の一眼レフカメラとを比較してみます。比較対象は、ニコンのD5600 ダブルズームキットとソニーのα68 ダブルズームキットです。これらのカメラは、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同じく、エントリークラスの一眼レフカメラであり、ダブルズームキットとして販売されています。
比較するポイントは、以下の4つです。
- 画質
- 操作性
- 機能性
- コスパ
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、どのポイントで勝っているのでしょうか?また、どのポイントで劣っているのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう。
比較表
項目 | CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキット | ニコン D5600 ダブルズームキット | ソニー α68 ダブルズームキット |
---|---|---|---|
価格(税込) | 99,800円 | 99,800円 | 99,800円 |
画素数(有効) | 24.1メガピクセル | 24.2メガピクセル | 24.2メガピクセル |
画像処理エンジン | DIGIC 8 | EXPEED 4 | BIONZ X |
画面サイズ・種類 | 3.0型・バリアングル液晶モニター(約104万ドット) | 3.2型・バリアングル液晶モニター(約103万ドット) | 2.7型・チルト式液晶モニター(約46万ドット) |
ファインダー・種類 | 光学式ペンタミラー(視野率約95%) | 光学式ペンタミラー(視野率約95%) | 電子式(視野率約100%) |
連写速度 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約8コマ/秒 |
動画撮影・解像度・フレームレート | 4K(3840×2160)・最高約23.98p フルHD(1920×1080)・最高約59.94p |
フルHD(1920×1080)・最高約59.94p HD(1280×720)・最高約59.94p |
フルHD(1920×1080)・最高約50p HD(1280×720)・最高約30p |
付属レンズ・焦点距離・F値 | EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM |
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR |
SAL1855 DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II SAL55200 DT 55-200mm F4-5.6 SAM |
比較詳細
ここでは、比較表で挙げた4つのポイントについて、それぞれのカメラの特徴や違いを詳しく説明していきます。
画質
画質は、一眼レフカメラの最も重要なポイントです。画質には、画素数や画像処理エンジン、レンズの性能などが影響します。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、24.1メガピクセルの高画素センサーと、DIGIC 8という最新の画像処理エンジンを搭載しています。これにより、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、光学式手ブレ補正機能を備えており、ブレや歪みを抑えてくれます。
ニコン D5600 ダブルズームキットは、24.2メガピクセルの高画素センサーと、EXPEED 4という高性能な画像処理エンジンを搭載しています。これにより、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同様に、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、ニコン独自のステッピングモーターを採用しており、オートフォーカスが速くて静かです。
ソニー α68 ダブルズームキットは、24.2メガピクセルの高画素センサーと、BIONZ Xという高速な画像処理エンジンを搭載しています。これにより、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットやニコン D5600 ダブルズームキットと同様に、高感度でもノイズが少なく、色彩豊かで鮮明な画像を撮影することができます。また、付属のレンズは、ソニー独自のスムースオートフォーカスモーターを採用しており、オートフォーカスが滑らかです。
操作性
操作性は、一眼レフカメラの使いやすさに直結するポイントです。操作性には、画面の大きさや種類、ファインダーの種類、ボタンやダイヤルの配置などが影響します。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、3.0型のバリアングル液晶モニターを搭載しています。これは、画面を自由に回転させることができるタイプで、自撮りや高所・低所からの撮影などに便利です。また、画面にはタッチパネル機能があり、スマートフォンのように直感的に操作することができます。ファインダーは、光学式ペンタミラーを採用しており、実際に目で見ているような自然な感覚で撮影することができます。
ニコン D5600 ダブルズームキットは、3.2型のバリアングル液晶モニターを搭載しています。これも、画面を自由に回転させることができるタイプで、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットよりも若干大きいです。画面にはタッチパネル機能があり、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同様に直感的に操作することができます。ファインダーは、光学式ペンタミラーを採用しており、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと同じく自然な感覚で撮影することができます。
ソニー α68 ダブルズームキットは、2.7型のチルト式液晶モニターを搭載しています。これは、画面を上下に傾けることができるタイプで、自撮りや高所・低所からの撮影には便利ですが、左右に回転させることはできません。画面にはタッチパネル機能がありませんので、ボタンやダイヤルで操作する必要があります。ファインダーは、電子式を採用しており、液晶画面と同じ映像を見ることができます。電子式ファインダーのメリットは、暗い場所でも明るく見えることや、撮影時の設定や効果を確認できることです。
メリットとデメリット
ここでは、それぞれのカメラのメリットとデメリットをまとめてみます。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのメリットとデメリット
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 最新の画像処理エンジンDIGIC 8を搭載しており、高画質で高感度撮影ができる。
- バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できる。
- 4K動画撮影ができる。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約5コマ/秒と、他のカメラに比べてやや遅い。
- 4K動画撮影時にはクロップ(画角狭窄)が発生する。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
ニコン D5600 ダブルズームキットのメリットとデメリット
ニコン D5600 ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 画面サイズが3.2型と大きく、バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できる。
- 付属レンズにステッピングモーターを採用しており、オートフォーカスが速くて静かである。
- フルHD動画撮影時にはクロップ(画角狭窄)が発生しない。
ニコン D5600 ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約5コマ/秒と、他のカメラに比べてやや遅い。
- 4K動画撮影ができない。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
ソニー α68 ダブルズームキットのメリットとデメリット
ソニー α68 ダブルズームキットのメリットは、以下の通りです。
- 連写速度が最高約8コマ/秒と、他のカメラよりも速い。
- 電子式ファインダーを搭載しており、暗い場所でも明るく見えるし、撮影時の設定や効果を確認できる。
- 付属レンズにスムースオートフォーカスモーターを採用しており、オートフォーカスが滑らかである。
ソニー α68 ダブルズームキットのデメリットは、以下の通りです。
- 画面サイズが2.7型と小さく、チルト式液晶モニターにタッチパネル機能がなく、自撮りや左右からの撮影がしにくく、ボタンやダイヤルで操作する必要がある。
- 4K動画撮影ができない。
- 付属レンズの開放F値がやや小さく、暗い場所での撮影には不向き。
まとめ
この記事では、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと、同じような価格帯で人気のあるニコン D5600 ダブルズームキットとソニー α68 ダブルズームキットとを比較してみました。
比較したポイントは、画質、操作性、機能性、コスパの4つでした。
それぞれのカメラには、メリットとデメリットがありましたが、私がベストチョイスとしておすすめするのは、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットです。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、最新の画像処理エンジンDIGIC 8を搭載しており、高画質で高感度撮影ができます。また、バリアングル液晶モニターにタッチパネル機能があり、自撮りや高所・低所からの撮影がしやすく、直感的に操作できます。さらに、4K動画撮影ができるのも魅力的です。
CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットは、エントリークラスの一眼レフカメラとしては非常に優秀で、コスパも高いです。初心者から上級者まで幅広く楽しめるカメラだと思います。
もちろん、ニコン D5600 ダブルズームキットやソニー α68 ダブルズームキットにもそれぞれの良さがありますが、総合的に見て、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットが一番お得で満足度の高いカメラだと言えるでしょう。
以上が、CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキットと他社の一眼レフカメラとの比較記事でした。この記事があなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。
- CANON EOS Kiss X10i ダブルズームキット:https://store.canon.jp/online/g/gEOS-KissX10i-027/
- ニコン D5600 ダブルズームキット:https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5600/
- ソニー α68 ダブルズームキット:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCA-68K/
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットは買いなのか?同価格帯の人気機種と徹底比較!
目次
比較概要
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットは、2020年7月に発売されたフルサイズミラーレス一眼レフカメラです。高速な連写性能や高感度撮影に優れた画質、優秀な手ブレ補正機能など、多くの魅力を持つ機種ですが、同じくらいの価格帯で人気のある他の機種と比べてどうでしょうか?
今回は、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットと、同じCANONのEOS R5 RF24-105L IS USM レンズキット、そしてソニーのα7R IV ILCE-7RM4 という2つの機種との比較を行います。これらの機種は、フルサイズミラーレス一眼レフカメラとして高い人気を誇っており、価格も約50万円前後と似ています。しかし、それぞれに特徴や違いがあります。
この記事では、それぞれの機種のスペックや性能を比較表で見やすくまとめた後、詳しく解説していきます。また、それぞれの機種のメリットとデメリットも分かりやすく紹介します。最後には、どの機種が自分に合っているかを判断するためのポイントもお伝えします。
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットは本当に買いなのか?同価格帯の人気機種と徹底比較してみましょう!
比較表
項目 | CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキット | CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキット | ソニー α7R IV ILCE-7RM4 |
---|---|---|---|
価格(税込) | 約50万円 | 約60万円 | 約50万円 |
発売日 | 2020年7月30日 | 2020年7月30日 | 2019年9月13日 |
センサー種類・サイズ | CMOS・35.9×23.9mm(フルサイズ) | CMOS・36×24mm(フルサイズ) | Exmor R CMOS・35.7×23.8mm(フルサイズ) |
有効画素数(メガピクセル) | 約2020万画素 | 約4500万画素 | 約6100万画素 |
最大連写速度(秒間コマ数) | 約12コマ(機械式シャッター)/約20コマ(電子シャッター) | 約12コマ(機械式シャッター)/約20コマ(電子シャッター) | 約10コマ(機械式シャッター)/約10コマ(電子シャッター) |
最高感度(ISO感度) | 204800 | 102400 | 102400 |
手ブレ補正機能 | あり(ボディ内5軸手ブレ補正、最大8.0段分の補正効果) | あり(ボディ内5軸手ブレ補正、最大8.0段分の補正効果) | あり(ボディ内5軸手ブレ補正、最大5.5段分の補正効果) |
動画撮影性能 | 4K 60p/フルHD 120p | 8K 30p/4K 120p/フルHD 60p | 4K 30p/フルHD 120p |
バッテリー持続時間(静止画撮影時) | 約510枚(液晶モニター使用時)/約380枚(電子ビューファインダー使用時) | 約530枚(液晶モニター使用時)/約320枚(電子ビューファインダー使用時) | 約670枚(液晶モニター使用時)/約530枚(電子ビューファインダー使用時) |
重量(本体のみ) | 約598g | 約650g | 約665g |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約138×97.5×88.4mm | 約138×97.5×88mm | 約128.9×96.4×77.5mm |
比較詳細
ここでは、比較表で見た各機種のスペックや性能について、もう少し詳しく解説していきます。それぞれの機種の特徴や違いを理解することで、自分に合ったカメラを選ぶのに役立ててください。
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットは、CANONのフルサイズミラーレス一眼レフカメラの中でも高性能な機種です。有効画素数は約2020万画素と、比較対象の機種よりも低めですが、それでも十分な画質を提供します。また、最大連写速度は約12コマ(機械式シャッター)/約20コマ(電子シャッター)と、高速な動きを捉えるのに適しています。最高感度は204800と、比較対象の機種よりも高く、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れます。
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットの最大の特徴は、優秀な手ブレ補正機能です。ボディ内5軸手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を組み合わせることで、最大8.0段分の補正効果を得ることができます。これは、比較対象の機種よりも優れており、手持ちで撮影する際にも安心です。また、動画撮影性能も高く、4K 60p/フルHD 120pの動画が撮れます。動画撮影時にも手ブレ補正が効くので、スムーズな映像が得られます。
CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキットは、CANONのフルサイズミラーレス一眼レフカメラの最高峰と言える機種です。有効画素数は約4500万画素と、比較対象の機種の中で最も高く、高解像度の写真が撮れます。最大連写速度は約12コマ(機械式シャッター)/約20コマ(電子シャッター)と、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットと同じです。最高感度は102400と、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットよりも低いですが、それでも高感度撮影に対応しています。
CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキットの最大の特徴は、驚異的な動画撮影性能です。なんと、8K 30p/4K 120p/フルHD 60pの動画が撮れるのです。これは、比較対象の機種よりも圧倒的に高い画質で、プロレベルの映像制作にも使えます。動画撮影時にも手ブレ補正が効くので、安定した映像が得られます。また、手ブレ補正機能は、ボディ内5軸手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を組み合わせることで、最大8.0段分の補正効果を得ることができます。これは、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットと同じです。
ソニー α7R IV ILCE-7RM4は、ソニーのフルサイズミラーレス一眼レフカメラの中でも最高級の機種です。有効画素数は約6100万画素と、比較対象の機種の中で最も高く、驚異的な解像力を誇ります。最大連写速度は約10コマ(機械式シャッター)/約10コマ(電子シャッター)と、比較対象の機種よりもやや劣りますが、それでも高速な動きを捉えることができます。最高感度は102400と、CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキットと同じです。
メリットとデメリット
ここでは、各機種のメリットとデメリットを分かりやすくまとめてみました。自分の撮影スタイルや目的に合わせて、どの機種が良いかを考えてみてください。
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットのメリットとデメリット
メリット
- 高速な連写性能と高感度撮影に優れた画質で、動きのある被写体や暗い場所でも美しい写真が撮れる。
- 優秀な手ブレ補正機能で、手持ちで撮影してもブレにくい。
- 4K 60p/フルHD 120pの動画が撮れるので、高画質な映像制作にも対応できる。
デメリット
- 有効画素数が約2020万画素と、比較対象の機種よりも低いので、解像力にやや劣る。
- 価格が約50万円と、比較対象の機種と同じくらい高いので、予算に余裕がないと購入しにくい。
CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキットのメリットとデメリット
メリット
- 有効画素数が約4500万画素と、比較対象の機種の中で最も高く、高解像度の写真が撮れる。
- 最大連写速度が約12コマ(機械式シャッター)/約20コマ(電子シャッター)と、高速な動きを捉えることができる。
- 8K 30p/4K 120p/フルHD 60pの動画が撮れるので、驚異的な画質で映像制作にも使える。
- 優秀な手ブレ補正機能で、手持ちで撮影してもブレにくい。
デメリット
- 最高感度が102400と、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットよりも低いので、暗い場所での撮影にはやや不向き。
- 価格が約60万円と、比較対象の機種よりも高いので、予算に余裕がないと購入しにくい。
まとめ
この記事では、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットと、同じCANONのEOS R5 RF24-105L IS USM レンズキット、そしてソニーのα7R IV ILCE-7RM4 という3つのフルサイズミラーレス一眼レフカメラを比較しました。それぞれの機種のスペックや性能、メリットとデメリットを見てきましたが、どの機種が自分に合っているかは、自分の撮影目的や予算によって決める必要があります。
ここで、私がおすすめするベストチョイスは、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットです。なぜなら、この機種は、高速な連写性能や高感度撮影に優れた画質、優秀な手ブレ補正機能など、多くの魅力を持ちながら、価格も約50万円と、比較対象の機種と同じくらいであるからです。有効画素数は約2020万画素と低めですが、それでも十分な画質を提供します。また、4K 60p/フルHD 120pの動画が撮れるので、高画質な映像制作にも対応できます。
CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットは、フルサイズミラーレス一眼レフカメラとして高性能な機種でありながら、価格も手頃であるという点で、他の機種よりも優れています。この機種を選べば、幅広い撮影シーンに対応できるだけでなく、コスパも高いと言えます。フルサイズミラーレス一眼レフカメラを購入するなら、CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキットがおすすめです。
引用
この記事で比較した機種のメーカーサイトは以下のとおりです。
- CANON EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキット:https://cweb.canon.jp/eos/your-eos/product/lens/rf24-105/
- CANON EOS R5 RF24-105L IS USM レンズキット:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r5/
- ソニー α7R IV ILCE-7RM4:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM4/
CANON EOS Kiss M2 ボディはどれだけ進化したのか?人気機種との比較レビュー
目次
比較概要
CANON EOS Kiss M2 ボディは、2020年11月に発売されたエントリークラスのミラーレス一眼カメラです。前モデルのEOS Kiss Mから瞳AFや追尾性能などが進化し、人物撮影や動画撮影に優れたカメラとなっています。
この記事では、EOS Kiss M2 ボディを同じような価格帯で人気のあるミラーレス一眼カメラと比較してみました。比較機種は以下の通りです。
- SONY α6400 ボディ:2019年2月に発売されたソニーのAPS-Cミラーレス一眼カメラ。高速AFと高画質が特徴。
- OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV ボディ:2020年9月に発売されたオリンパスのマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ。小型軽量で手ぶれ補正が強力。
それぞれのカメラの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。EOS Kiss M2 ボディを購入する際の参考にしてください。
この記事のポイント
- EOS Kiss M2 ボディは瞳AFや追尾性能が向上したエントリー向けミラーレス一眼カメラ
- SONY α6400 ボディは高速AFと高画質が魅力のAPS-Cミラーレス一眼カメラ
- OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV ボディは小型軽量で手ぶれ補正が強力なマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ
比較表
項目 | CANON EOS Kiss M2 ボディ | SONY α6400 ボディ | OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年11月27日 | 2019年2月22日 | 2020年9月25日 |
価格(税込) | オープン価格(参考価格:約7万円) | オープン価格(参考価格:約12万円) | オープン価格(参考価格:約8万円) |
センサー画素数(有効画素数) | 約2580万画素(約2410万画素) | 約2500万画素(約2420万画素) | 約2080万画素(約2010万画素) |
撮像素子サイズ | APS-Cサイズ(22.3×14.9mm) | APS-Cサイズ(23.5×15.6mm) | マイクロフォーサーズサイズ(17.3×13.0mm) |
レンズマウント | CANON EF-Mマウント | SONY Eマウント | MICRO FOUR THIRDSマウント |
比較表の後半
連写速度(最高) | 約11コマ/秒(AF/AE追従時) | 約11コマ/秒(AF/AE追従時) | 約15コマ/秒(AF/AE追従時) |
シャッター速度 | 1/4000~30秒、BULB | 1/4000~30秒、BULB | 1/4000~60秒、BULB |
ISO感度(静止画) | ISO 100~25600(拡張:ISO 51200) | ISO 100~32000(拡張:ISO 102400) | ISO 200~25600(拡張:ISO 100、ISO 25600以上) |
測光方式 | 1200分割測光センサーによる測光 | 1200分割測光センサーによる測光 | 324分割測光センサーによる測光 |
ホワイトバランス | オート、太陽光、日陰、曇天、電球、蛍光灯、フラッシュ、色温度設定、カスタム、水中オート | オート、太陽光、日陰、曇天、電球、蛍光灯、フラッシュ、色温度設定、カラーフィルター設定、カスタム | オート、太陽光、日陰、曇天、白熱電球、蛍光灯1~4、フラッシュ、水中ホワイトバランス1~3、カスタム1~4、色温度設定1~4 |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット チルト式タッチパネル液晶モニター(上方約180°/下方約74°可動) | 3.0型 約921万ドット チルト式液晶モニター(上方約180°/下方約74°可動) | 3.0型 約104万ドット チルト式タッチパネル液晶モニター(上方約80°/下方約180°可動) |
比較詳細
今回は、キヤノンのエントリークラスのミラーレス一眼カメラであるEOS Kiss M2と、ソニーの同じくエントリークラスのミラーレス一眼カメラであるα6400を比較してみました。どちらも初心者におすすめのカメラですが、それぞれに特徴や違いがあります。ここでは、それらを詳しく解説していきます。
まず、EOS Kiss M2は、2018年に発売されたEOS Kiss Mの後継機種として、2020年11月に発売されました。有効画素数約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」の組み合わせにより、高画質な静止画・動画撮影が可能です。4Kの高精細な動画撮影ができ、4K動画から任意の1フレームを静止画として切り出して保存できる「タップで被写体選択」機能を搭載しています。
一方、α6400は、2019年2月に発売されたソニーのミラーレス一眼カメラです2。有効画素数約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「BIONZ X」の組み合わせにより、高画質な静止画・動画撮影が可能です。ソニー独自の高速・高精度なオートフォーカス技術「リアルタイムトラッキング」と「リアルタイムアイAF」を搭載し、動く被写体や人物の目をしっかりと捉えることができます2。
EOS Kiss M2とα6400は、どちらも小型・軽量で持ち運びやすいボディを採用しています。EOS Kiss M2は351g1、α6400は403g2という重さで、ほとんど差はありません。液晶モニターもどちらも3.0型でタッチ操作に対応していますが、EOS Kiss M2は約104万ドット1、α6400は約921万ドット2という解像度で、α6400の方が見やすいです。また、液晶モニターの可動範囲も異なります。EOS Kiss M2は上方約180°/下方約74°可動1、α6400は上方約180°/下方約74°可動2ですが、α6400は上方に180°回転させることで自分撮りも可能です。
ファインダーについては、EOS Kiss M2は約236万ドット1、α6400は約235万ドット2という解像度でほぼ同じですが、倍率ではEOS Kiss M2が約0.62倍1、α6400が約0.70倍2という違いがあります。倍率が大きいほど見える範囲が広くなりますので、α6400の方がファインダー撮影に向いていると言えます。
以上が、EOS Kiss M2とα6400の外観や基本性能に関する比較です。次の会話では、画質や機能性に関する比較を行います。
前半では、EOS Kiss M2とα6400の外観や基本性能に関する比較を行いました。ここでは、画質や機能性に関する比較を行います。
まず、画質についてですが、EOS Kiss M2とα6400は、どちらも有効画素数約2400万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しています。センサーの大きさや画素数は同じですが、映像エンジンや画像処理技術の違いにより、それぞれに特徴があります。
EOS Kiss M2は、キヤノン独自の映像エンジン「DIGIC 8」を採用しており、高画質な静止画・動画撮影が可能です。キヤノンらしく肌色や色のグラデーションが繊細に表現されます。また、デジタルレンズオプティマイザやオートライティングオプティマイザなどの高度な画像補正機能を搭載しており、レンズの特性がもたらす色にじみや白トビなどをカメラ内で補正できます。ISO感度は100-25600(拡張51200相当)で、暗いシーンでもブレやノイズの少ないクリアな画像が得られます。
一方、α6400は、ソニー独自の映像エンジン「BIONZ X」を採用しており、高画質な静止画・動画撮影が可能です。ソニーらしく解像感やコントラストが高く、鮮明でリアルな画像に仕上がります2。また、リアルタイムトラッキングやリアルタイムアイAFなどの高速・高精度なオートフォーカス技術を搭載しており、動く被写体や人物の目をしっかりと捉えることができます2。ISO感度は100-32000(拡張102400相当)で、EOS Kiss M2よりも若干高めです2。
次に、機能性についてですが、EOS Kiss M2とα6400は、どちらも4K動画撮影に対応しています。しかし、EOS Kiss M2は4K動画撮影時に約1.6倍3、α6400は約1.2倍4というクロップ(切り取り)が発生します。クロップが発生すると、画角が狭くなりますので、広角レンズを使っても広い範囲を撮影することが難しくなります。また、EOS Kiss M2は4K動画撮影時にオートフォーカス性能が低下します3が、α6400はフルHD動画撮影時と同じオートフォーカス性能を発揮します4。
EOS Kiss M2は、4K動画から任意の1フレームを静止画として切り出して保存できる「タップで被写体選択」機能を搭載しています3。これは、動きの速い被写体を撮影する際に便利な機能です。また、カメラの縦位置撮影も可能になりました3。これは、SNSへの投稿やシェアを考えている方にとって嬉しい機能です。
α6400は、リアルタイムトラッキングやリアルタイムアイAFなどのオートフォーカス技術が動画撮影時にも有効です4。これは、人物や動物などの動く被写体を撮影する際に便利な機能です。また、S&Qモードを使うと、スローモーションやクイックモーションの動画撮影ができます4。これは、表現の幅を広げることができる機能です。
以上が、EOS Kiss M2とα6400の画質や機能性に関する比較です。EOS Kiss M2は、キヤノンらしい繊細な色表現や高度な画像補正機能、SNSへの投稿に便利な機能などが魅力的なカメラです。α6400は、ソニーらしい鮮明でリアルな画質や高速・高精度なオートフォーカス技術、表現の幅を広げる機能などが魅力的なカメラです。どちらも初心者におすすめのカメラですが、それぞれに特徴や違いがありますので、自分の好みや用途に合わせて選んでみてください。
メリットとデメリット
EOS Kiss M2は、初心者におすすめのミラーレス一眼カメラですが、どんなカメラにもメリットとデメリットがあります。ここでは、EOS Kiss M2のメリットとデメリットをそれぞれ5つずつ挙げてみました。
メリット
- 小型・軽量で持ち運びに便利
- タッチ操作が快適で使いやすい
- 瞳AFや追尾AFなどの高性能なオートフォーカス
- 4K動画撮影や縦位置撮影などの多彩な動画機能
- 豊富なレンズやアクセサリーの選択肢
EOS Kiss M2は、ボディ重量が約387g(バッテリー・カード込み)と、ミラーレス一眼カメラの中でも小型・軽量です。カバンに入れてもかさばらず、旅行や街歩きなどで気軽に持ち運べます。
EOS Kiss M2は、3.0型のバリアングル式液晶モニターを搭載しており、タッチ操作に対応しています。液晶画面上でフォーカスやシャッターを決めたり、メニューや設定を変更したりできます。スマホ感覚で操作できるので、初心者でも簡単に使えます。
EOS Kiss M2は、キヤノン独自のオートフォーカス技術「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しており、高速・高精度なピント合わせができます。特に瞳AFや追尾AFは進化しており、動く被写体や人物の目をしっかりと捉えることができます2。
EOS Kiss M2は、4K動画撮影に対応しており、高画質な映像表現が楽しめます。また、カメラを縦位置に持って撮影すると、動画も縦方向に再生される「タップで被写体選択」機能を搭載しており、SNSへの投稿やシェアに便利です。
EOS Kiss M2は、専用のEF-Mマウントレンズだけでなく、別売りのマウントアダプターを使うと、EF/EF-Sマウントレンズも使えます。これにより、キヤノンのレンズラインナップの中から自分の好みや用途に合ったレンズを選べます。また、ストロボやマイクなどのアクセサリーも豊富に揃っています。
デメリット
- 4K動画撮影時にクロップ(切り取り)が発生する
- バッテリーの持ちが悪い
- 連写時のバッファが小さい
- 操作ボタンやダイヤルが少ない
- レンズバリエーションが少ない
EOS Kiss M2は4K動画撮影時に約1.6倍1というクロップ(切り取り)が発生します。クロップが発生すると、画角が狭くなりますので、広角レンズを使っても広い範囲を撮影することが難しくなります。また、4K動画撮影時にオートフォーカス性能が低下します。
EOS Kiss M2は、小型・軽量なボディに合わせて小型のバッテリーを採用しています。そのため、バッテリーの持ちが悪く、CIPA基準で約305枚(液晶使用時)しか撮影できません。長時間の撮影や旅行などでは、予備のバッテリーが必要になります。
EOS Kiss M2は、最高約10コマ/秒の高速連写ができますが、連写時のバッファが小さいために連写をしてもすぐに詰まり、連写速度が遅くなります2。動きの速い被写体を撮影する際には注意が必要です。
EOS Kiss M2は、ボディサイズを小さくするために操作ボタンやダイヤルが少なくなっています。そのため、素早くアクセスできる操作は限られており、メニューや液晶画面から設定を変更する必要があります。慣れるまでは操作性に不満を感じるかもしれません。
EOS Kiss M2は、専用のEF-Mマウントレンズを使うことができますが、現在発売されているEF-Mマウントレンズは10本しかありません。そのため、レンズの選択肢が少なく、自分の求める画角や画質を得られない場合があります。マウントアダプターを使えばEF/EF-Sマウントレンズも使えますが、サイズや重量のバランスが悪くなる可能性もあります。
まとめ
EOS Kiss M2は、初心者におすすめのミラーレス一眼カメラです。小型・軽量で持ち運びに便利で、タッチ操作が快適で使いやすいのが魅力です。瞳AFや追尾AFなどの高性能なオートフォーカスや、4K動画撮影や縦位置撮影などの多彩な動画機能も搭載しています。また、豊富なレンズやアクセサリーの選択肢もあります。
一方で、4K動画撮影時にクロップ(切り取り)が発生したり、バッテリーの持ちが悪かったり、連写時のバッファが小さかったり、操作ボタンやダイヤルが少なかったり、レンズバリエーションが少なかったりというデメリットもあります。これらのデメリットを克服するには、広角レンズや予備のバッテリーを用意したり、マウントアダプターを使ってEF/EF-Sマウントレンズを使ったりする必要があります。
EOS Kiss M2は、初心者でも簡単に一眼カメラの楽しさを味わえるカメラです。特に人物写真や動画撮影に強く、SNSへの投稿にも便利です。しかし、風景写真や動きの速い被写体を撮影する場合には、性能や画質に不満を感じる可能性もあります。その場合は、より高性能なミラーレス一眼カメラを検討することをおすすめします。
EOS Kiss M2の最大のライバルはソニーのα6400です。α6400はEOS Kiss M2よりも高価ですが、4K動画撮影時にクロップが発生しないだけでなく、オートフォーカス性能も高く、連写時のバッファも大きく、操作ボタンやダイヤルも多く、レンズバリエーションも豊富です123。EOS Kiss M2とα6400の性能比較はこちらの記事で詳しく紹介しています。
EOS Kiss M2とα6400はどちらも優れたミラーレス一眼カメラですが、おすすめするタイプは異なります。EOS Kiss M2は初心者でも気軽に使えるコスパの高いカメラで、人物写真や動画撮影に向いています。α6400はより高性能で高画質なカメラで、風景写真や動きの速い被写体を撮影するのに向いています。
あなたがどんな写真や動画を撮りたいかによっておすすめするカメラは変わりますが、私個人としては EOS Kiss M2 をおすすめします。理由は以下の通りです。
- 小型・軽量で持ち運びに便利
- タッチ操作が快適で使いやすい
- 瞳AFや追尾AFなどの高性能なオートフォーカス
- 4K動画撮影や縦位置撮影などの多彩な動画機能
- 豊富なレンズやアクセサリーの選択肢
EOS Kiss M2は、初心者におすすめのミラーレス一眼カメラです。一眼カメラの楽しさを味わいたい方は、ぜひEOS Kiss M2を試してみてください。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。
- EOS Kiss M2: キヤノン:EOS Kiss M2|概要 - Canon(Japan)
- α6400: α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディの実力を徹底比較!ライバル機種との違いは?
目次
比較概要
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、2020年9月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。高画質、高性能、高機能をコンパクトなボディに凝縮した、パナソニックの最新モデルです。
しかし、同じくフルサイズミラーレスカメラとして人気のあるソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディと比べて、どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディとそのライバル機種との比較を徹底的に行います。画質、性能、機能、操作性、価格などの各項目について、メリットとデメリットを分かりやすく解説します。
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディを購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
比較表
製品名 | パナソニック LUMIX DC-S5 ボディ | ソニー α7 III ボディ | キヤノン EOS R6 ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年9月25日 | 2018年4月6日 | 2020年8月27日 |
価格(税込) | 198,000円(2021年6月11日時点) | 198,000円(2021年6月11日時点) | 308,000円(2021年6月11日時点) |
画素数(有効画素数) | 約2420万画素(約2400万画素) | 約2480万画素(約2420万画素) | 約2130万画素(約2080万画素) |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm) | 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm) | 35mmフルサイズ(36mm×24mm) |
画像処理エンジン | Venus Engine | BIONZ X | DIGIC X |
ISO感度(拡張時) | 100~51200(50~204800) | 100~51200(50~204800) | 100~102400(50~204800) |
連写速度(最高時) | 約7コマ/秒(AF/AE追従時) | 約10コマ/秒(AF/AE追従時) | 約12コマ/秒(AF/AE追従時) |
動画記録方式 | 4K 60p/50p 4:2:0 10bit 4K 30p/25p/24p 4:2:2 10bit FHD 180p/150p 4:2:0 8bit FHD 60p/50p/30p/25p/24p 4:2:2 10bit |
4K 30p/25p/24p 4:2:0 8bit FHD 120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p 4:2:0 8bit FHD 60p/50p/30p/25p/24p 4:2:2 8bit |
4K 60p/50p 4:2:0 10bit 4K 30p/25p/24p 4:2:2 10bit FHD 120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p 4:2:0 8bit FHD 60p/50p/30p/25p/24p 4:2:2 10bit |
バッテリー持続時間(静止画撮影時) | 約440枚(液晶モニター使用時) 約470枚(EVF使用時) 約1500枚(省電力モード使用時) |
約610枚(液晶モニター使用時) 約710枚(EVF使用時) |
約380枚(液晶モニター使用時) 約510枚(EVF使用時) 約510枚(省電力モード使用時) |
重量(バッテリー・メモリーカード込み) | 約714g | 約650g | 約680g |
比較詳細
ここでは、比較表で見た各項目について、より詳しく比較していきます。パナソニック LUMIX DC-S5 ボディとそのライバル機種との違いを、画質、性能、機能、操作性の4つの観点から分析します。
画質
画質に関しては、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディと同じく、35mmフルサイズセンサーを搭載しています。フルサイズセンサーは、高感度性能やボケ味などに優れており、プロフェッショナルな写真表現が可能です。
有効画素数に関しては、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは約2400万画素で、ソニー α7 III ボディとほぼ同じです。キヤノン EOS R6 ボディは約2080万画素で、やや低めです。しかし、有効画素数が高いということは必ずしも画質が良いということではありません。実際には、画像処理エンジンやレンズなどの要素も影響します。
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、Venus Engineという独自の画像処理エンジンを搭載しています。このエンジンは、高精度な色再現や高速な信号処理を行うことができます。また、パナソニックのレンズは、Lマウントアライアンスという共同開発プロジェクトによって作られており、高品質な光学性能を持っています。
性能
性能に関しては、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディと比べて、やや劣ると言わざるを得ません。特に、連写速度やオートフォーカスの精度などに差が見られます。
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、最高約7コマ/秒の連写速度を持っています。これは、動きの速い被写体を撮影する際には十分な速度ですが、ソニー α7 III ボディは最高約10コマ/秒、キヤノン EOS R6 ボディは最高約12コマ/秒という驚異的な速度を誇っています。これらの機種は、スポーツや野生動物などの撮影にも適しています。
また、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、オートフォーカスに関しても、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディに劣ります。パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、コントラスト検出方式のオートフォーカスを採用しています。これは、精度は高いものの、速度が遅くなりがちです。一方、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディは、位相差検出方式のオートフォーカスを採用しています。これは、速度が速くて追従性が高いものの、精度が低くなりがちです。しかし、これらの機種は、人工知能や機械学習などの技術を用いて、オートフォーカスの精度を向上させています。特に、顔や目などの認識や追従が優れています。
メリットとデメリット
ここでは、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディのメリットとデメリットをまとめてみます。比較機種との違いを踏まえて、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディの特徴を把握しましょう。
メリット
- 高画質なフルサイズセンサーを搭載しており、プロフェッショナルな写真表現が可能です。
- Venus Engineという独自の画像処理エンジンを搭載しており、高精度な色再現や高速な信号処理を行うことができます。
- Lマウントアライアンスという共同開発プロジェクトによって作られた高品質なレンズを使用することができます。
- 4K 60p/50p 4:2:0 10bitやFHD 180p/150p 4:2:0 8bitなどの高画質・高速度の動画記録が可能です。
- 省電力モードを使用すると、約1500枚の静止画撮影が可能です。
- コンパクトで軽量なボディでありながら、防塵・防滴・耐低温に対応しています。
デメリット
- 連写速度やオートフォーカスの精度が、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディに劣ります。
- 価格が、ソニー α7 III ボディと同じであり、キヤノン EOS R6 ボディに比べても安くはありません。
- Lマウントアライアンスのレンズは、他社のレンズに比べて種類が少なく、価格も高めです。
まとめ
この記事では、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディとそのライバル機種との比較を徹底的に行いました。画質、性能、機能、操作性、価格などの各項目について、メリットとデメリットを分かりやすく解説しました。
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、高画質なフルサイズセンサーを搭載しており、プロフェッショナルな写真表現が可能です。また、Venus Engineという独自の画像処理エンジンやLマウントアライアンスの高品質なレンズを使用することができます。さらに、高画質・高速度の動画記録や省電力モードなどの機能も充実しています。コンパクトで軽量なボディでありながら、防塵・防滴・耐低温に対応しているのも魅力的です。
一方で、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、連写速度やオートフォーカスの精度が、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディに劣ります。また、価格が安くはなく、Lマウントアライアンスのレンズも種類が少なく、価格も高めです。
では、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、どんな人におすすめでしょうか?
私は、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、以下のような人におすすめだと思います。
- 高画質なフルサイズセンサーでプロフェッショナルな写真表現を楽しみたい人
- 高画質・高速度の動画記録に興味がある人
- コンパクトで軽量なボディでありながら、防塵・防滴・耐低温に対応したカメラが欲しい人
逆に、以下のような人は、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディよりも、ソニー α7 III ボディやキヤノン EOS R6 ボディの方がおすすめです。
- 連写速度やオートフォーカスの精度が重要な人
- 価格やレンズの種類や価格を気にする人
以上が、パナソニック LUMIX DC-S5 ボディとそのライバル機種との比較のまとめです。パナソニック LUMIX DC-S5 ボディは、高画質なフルサイズセンサーを搭載したコンパクトで軽量なカメラです。動画記録や省電力モードなどの機能も充実しています。しかし、連写速度やオートフォーカスの精度は劣りますし、価格も安くはありません。あなたの好みやニーズによって、ベストチョイスは異なるでしょう。
パナソニック LUMIX DC-S5 ボディを購入しようか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引用
- パナソニック LUMIX DC-S5 ボディ:https://panasonic.jp/dc/s5/
- ソニー α7 III ボディ:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/
- キヤノン EOS R6 ボディ:https://cweb.canon.jp/eos/r/r6/