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SONY α9 II ILCE-9M2 ボディは高級機に負けない!?同価格帯のライバル機種と徹底比較

目次

比較概要

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディは、2019年10月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。高速連写や高感度撮影に優れた高級機として人気を集めていますが、同じような価格帯で発売されたライバル機種と比べてどうなのでしょうか?

今回は、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディと、同じくフルサイズミラーレスカメラであるキヤノン EOS R5 ボディとニコン Z 7II ボディを徹底的に比較してみました。それぞれのカメラの特徴や性能、メリットとデメリットを分かりやすく解説します。

この記事を読めば、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディが自分に合っているかどうか、または他のカメラに乗り換えるべきかどうかが判断できるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。

比較表

製品名 SONY α9 II ILCE-9M2 ボディ キヤノン EOS R5 ボディ ニコン Z 7II ボディ
発売日 2019年11月1日 2020年7月30日 2020年12月11日
価格(税込) ¥480,000(最安)1 ¥499,800(最安) ¥449,800(最安)
素数(有効) 約2420万画素 約4500万画素 約4570万画素
撮像素子サイズ 35mmフルサイズ(35.6×23.8mm) 35mmフルサイズ(36.0×24.0mm) 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)
連写速度(最高) 20コマ/秒(電子シャッター時)
10コマ/秒(機械シャッター時)
20コマ/秒(電子シャッター時)
12コマ/秒(機械シャッター時)
10コマ/秒(電子シャッター時)
10コマ/秒(機械シャッター時)
ISO感度(標準) 100~51200(拡張:50~204800) 100~51200(拡張:50~102400) 64~25600(拡張:32~102400)
液晶モニター 3.0型 約144万ドット チルト式タッチパネル 3.2型 約210万ドット バリアングル式タッチパネル 3.2型 約210万ドット チルト式タッチパネル
電子ビューファインダー 0.5型 約576万ドット OLED 0.5型 約576万ドット OLED 0.5型 約369万ドット OLED
バッテリー種類・寿命(CIPA規格) NP-FZ100 / 約500枚(液晶時)
約690枚(EVF時)
LP-E6NH / 約320枚(液晶時)
約490枚(EVF時)
EN-EL15c / 約420枚(液晶時)
約360枚(EVF時)
無線通信機能 Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.1、有線LAN、無線LAN送信機対応 Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、無線LAN送信機対応 Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、無線LAN送信機対応
寸法・質量(バッテリー・メモリーカード込み) 約128.9×96.4×77.5mm / 約678g 約135.8×97.5×88mm / 約738g 約134×100.5×69.5mm / 約705g

比較詳細

ここでは、各カメラの主な仕様や特徴について、詳しく比較してみましょう。

画質と高感度性能

画質と高感度性能は、カメラの重要なポイントです。画素数が多いと、細かい部分まで鮮明に写せますが、ノイズが目立ちやすくなります。逆に画素数が少ないと、ノイズは抑えられますが、解像感が低下します。また、ISO感度が高いと、暗い場所でも撮影できますが、ノイズも増えます。ISO感度が低いと、ノイズは少なくなりますが、シャッタースピードを遅くしなければならず、ブレや動きのある被写体の撮影には不向きです。

この点を踏まえて、各カメラの画質と高感度性能を見てみましょう。

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディは、有効約2420万画素のメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS」と、画像処理エンジン「BIONZ X」を採用しています。これにより、高速連写や動画撮影においても高画質を維持できます。ISO感度は標準で100~51200(拡張:50~204800)と広範囲に対応しており、暗所から明るい場所まで幅広いシーンで撮影できます。また、14bit RAW出力や非圧縮RAWにも対応しており、後処理の自由度も高くなっています。

キヤノン EOS R5 ボディは、有効約4500万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと、DIGIC Xを搭載しています。これにより、高解像度で豊かな階調表現が可能です。ISO感度は標準で100~51200(拡張:50~102400)とSONY α9 II ILCE-9M2 ボディと同等ですが、拡張時の上限値は半分になっています。RAW出力は14bit/10bit/8bitから選択できますが、非圧縮RAWには対応していません。

ニコン Z 7II ボディは、有効約4570万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと、EXPEED 6(デュアル)を搭載しています。これにより、高精細で自然な色彩再現が可能です。ISO感度は標準で64~25600(拡張:32~102400)とやや低めですが、低感度時の階調再現性やダイナミックレンジが優れています。RAW出力は14bit/12bit/11bitから選択できますが、非圧縮RAWには対応していません。

以上のことから、画質と高感度性能に関しては、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディが最もバランスが良いと言えます。キヤノン EOS R5 ボディは画素数が最も高いですが、ISO感度の上限値やRAW出力の自由度に劣ります。ニコン Z 7II ボディは低感度時の画質が優れていますが、ISO感度の幅やRAW出力の自由度に劣ります。

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディとキヤノン EOS R5 ボディの比較

あなたのブログ記事の後半を書くお手伝いをします。

今回は、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディとキヤノン EOS R5 ボディという、高性能なフルサイズミラーレスカメラを比較してみましょう。

それぞれのカメラの特徴やスペック、価格などを見ていきます。

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディの特徴

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディは、2019年11月に発売された、プロフェッショナル向けのフルサイズミラーレスカメラです。1

有効約2420万画素のメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS」と、画像処理エンジン「BIONZ X」を採用しています。1

電子シャッターによる高速20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影が可能で、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現しています。1

また、ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)により、広範囲・高精度・高速なオートフォーカスを提供しています。2

XAVC S形式で4K/30P動画撮影ができるほか、S&Qモードでは120fpsまでのスローモーション撮影も可能です。2

キヤノン EOS R5 ボディの特徴

キヤノン EOS R5 ボディは、2020年7月30日に発売された、「EOS Rシステム」のフルサイズミラーレスカメラです。3

有効画素数約4500万画素フルサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載しています。3

電子シャッターによる撮影時は最高約20コマ/秒の高速連続撮影が可能で、「デュアルピクセル CMOS AF II」による快適なAF性能を備えています。3

また、世界初となる8K/30P動画撮影機能を搭載し、8Kの豊富なデータ量を生かした高画質な4K動画も撮影できます。3

EOS初のボディー内手ブレ補正機構を搭載し、レンズ内光学式手ブレ補正機構との協調制御により、最大8.0段の手ブレ補正効果を達成しています。3

スペック比較

それでは、両機種のスペックを比較してみましょう。123

項目 SONY α9 II ILCE-9M2 ボディ キヤノン EOS R5 ボディ
素数(総画素/有効画素) 2830万画素/2420万画素 4710万画素/4500万画素
撮像素子 フルサイズ/35.6mm×23.8mm/CMOS フルサイズ/36mm×24mm/CMOS
連続撮影速度(電子シャッター) 最高約20コマ/秒 最高約20コマ/秒
連続撮影速度(メカシャッター) 最高約10コマ/秒 最高約12コマ/秒
AF方式 ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) デュアルピクセルCMOS AF II(位相差検出方式)
測距点数(位相差検出方式) 35mmフルサイズ時:693点、APS-C時:299点または221点(レンズによる) 35mmフルサイズ時:1053点、APS-C時:819点(レンズによる)
測距点数(コントラスト検出方式) 425点 -
検出輝度範囲(AF) EV-3-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) -6-20 (ISO100相当、F1.2レンズ使用)または-4-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用)※撮影モードによる

メリットとデメリット

それでは、両機種のメリットとデメリットを見ていきましょう。

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディのメリットとデメリット

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディのメリットは、以下の通りです。

  • 高速20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影ができるので、動きの速い被写体を逃さない。
  • 広範囲・高精度・高速なオートフォーカスができるので、ピント合わせに苦労しない。
  • 高速データ転送ができるので、撮影後の作業がスムーズになる。

一方、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディのデメリットは、以下の通りです。

  • 有効画素数が約2420万画素と低めなので、拡大やトリミングには向かない。
  • 4K/30P動画撮影ができるものの、8K動画撮影はできない。
  • ボディー内手ブレ補正機構がないので、レンズによっては手ブレ補正効果が低くなる。

キヤノン EOS R5 ボディのメリットとデメリット

キヤノン EOS R5 ボディのメリットは、以下の通りです。

  • 有効画素数が約4500万画素と高めなので、拡大やトリミングにも耐える。
  • 世界初となる8K/30P動画撮影機能を搭載しているので、最先端の映像表現ができる。
  • EOS初のボディー内手ブレ補正機構を搭載しているので、最大8.0段の手ブレ補正効果が得られる。

一方、キヤノン EOS R5 ボディのデメリットは、以下の通りです。

  • 高速20コマ/秒の連続撮影ができるものの、ブラックアウトフリーではない。
  • AF方式が位相差検出方式だけなので、コントラスト検出方式に比べて暗所や低コントラストな被写体に弱い可能性がある。
  • 8K動画撮影時には発熱や記録時間制限などの問題がある。

以上が、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディとキヤノン EOS R5 ボディのメリットとデメリットです。あなたはどちらを選びますか?

まとめ

今回は、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディとキヤノン EOS R5 ボディという、高性能なフルサイズミラーレスカメラを比較してみました。

SONY α9 II ILCE-9M2 ボディは、高速20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影や広範囲・高精度・高速なオートフォーカスなど、プロフェッショナル向けの機能を備えたカメラです。スポーツや野生動物などの動きの速い被写体を撮影するのに最適です。しかし、有効画素数が約2420万画素と低めで、8K動画撮影やボディー内手ブレ補正機構がないという欠点もあります。

キヤノン EOS R5 ボディは、有効画素数約4500万画素の高画質センサーや世界初の8K/30P動画撮影機能など、最先端の映像表現ができるカメラです。風景やポートレートなどの静止画や、8Kの豊富なデータ量を生かした4K動画などを撮影するのに最適です。また、EOS初のボディー内手ブレ補正機構により、最大8.0段の手ブレ補正効果が得られます。しかし、ブラックアウトフリーではない連続撮影や、8K動画撮影時の発熱や記録時間制限などの問題もあります。

では、どちらがベストチョイスでしょうか?

私は、キヤノン EOS R5 ボディをお勧めします。理由は以下の通りです。

  • 有効画素数が約4500万画素と高めなので、拡大やトリミングにも耐える。
  • 世界初となる8K/30P動画撮影機能を搭載しているので、最先端の映像表現ができる。
  • EOS初のボディー内手ブレ補正機構を搭載しているので、最大8.0段の手ブレ補正効果が得られる。

これらのメリットは、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディにはないものです。また、キヤノン EOS R5 ボディには、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディと同等かそれ以上の性能を持つ機能も多くあります。例えば、電子シャッターによる撮影時は最高約20コマ/秒の高速連続撮影が可能で、「デュアルピクセル CMOS AF II」による快適なAF性能を備えています。

したがって、キヤノン EOS R5 ボディは、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディよりも優れたカメラだと言えます。

ただし、キヤノン EOS R5 ボディは、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディよりも高価です。2021年10月現在、キヤノン EOS R5 ボディの価格は約50万円、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディの価格は約40万円です。

そのため、予算に余裕がある方や、最先端の映像表現を求める方には、キヤノン EOS R5 ボディをお勧めします。

逆に、予算に制限がある方や、動きの速い被写体を撮影することが多い方には、SONY α9 II ILCE-9M2 ボディをお勧めします。

いかがでしたか?SONY α9 II ILCE-9M2 ボディとキヤノン EOS R5 ボディは、どちらも高性能なフルサイズミラーレスカメラですが、それぞれに特徴や適したシーンがあります。あなたの撮影スタイルや目的に合わせて、最適なカメラを選んでください。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは、以下の通りです。

これらのサイトでは、さらに詳しい仕様や機能、撮影サンプルなどを見ることができます。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。