オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキットの魅力とライバル機種との比較
目次
比較概要
オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキットは、2020年2月に発売されたミラーレス一眼カメラです。高性能な画像処理エンジン「TruePic VIII」や手ぶれ補正機能「5軸同期手ぶれ補正」など、オリンパスの最新技術が詰まったカメラです。
しかし、この価格帯では他にも魅力的なカメラがあります。例えば、ソニーのα6400やキヤノンのEOS M6 Mark IIです。これらのカメラは、オリンパスのカメラとどう違うのでしょうか?どちらがおすすめなのでしょうか?
この記事では、オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキットと、ソニーのα6400とキヤノンのEOS M6 Mark IIを比較してみます。それぞれのカメラの特徴や性能、メリットとデメリットを詳しく解説します。あなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。
比較表
製品名 | オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット | ソニー α6400 ダブルズームレンズキット | キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキット |
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価格(税込) | ¥146,8801 | ¥139,8002 | ¥129,8003 |
発売日 | 2020年6月26日 | 2019年2月22日 | 2019年9月12日 |
画素数(有効) | 2037万画素 | 2420万画素 | 3270万画素 |
撮像素子サイズ | フォーサーズ/4/3型 | APS-C/23.5×15.6mm | APS-C/22.3×14.9mm |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO | E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS E 55-210mm F4.5-6.3 OSS |
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM |
画角 | 24-90mm相当 | 24-75mm相当 82.5-315mm相当 |
24-72mm相当 |
最大径×全長 | 63.4×70mm | 64.7×29.9mm 63.8×108mm |
60.9×44.5mm |
重量(フード含む) | 254g | 116g 345g |
130g |
防塵・防滴構造 | ○ | × | × |
手ぶれ補正機構 | ○(レンズ内手ぶれ補正) ○(5軸シンクロ手ぶれ補正) |
○(レンズ内手ぶれ補正) × |
○(レンズ内手ぶれ補正) ○(デジタルIS) |
比較詳細
今回は、オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット、ソニー α6400 ダブルズームレンズキット、キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキットの3つのミラーレスカメラを比較してみました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット
オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキットは、小型軽量ながら防塵・防滴・耐低温構造を備えたマイクロフォーサーズシステムのミラーレスカメラです。高性能な像面位相差AFシステムを搭載し、ハイエンドモデルに匹敵する優れたAF性能を実現しています。また、新開発の5軸手ぶれ補正ユニットにより、手持ちでの高画質な4K動画撮影も可能です。付属レンズは、開放F値固定の標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」で、高い解像力とコントラストを持ちます。このキットのメリットは、以下の通りです。
- 小型軽量で持ち運びやすい
- 防塵・防滴・耐低温構造で厳しい環境にも対応できる
- 高性能なAFシステムで被写体を素早く捉えることができる
- 強力な手ぶれ補正で手持ちでも安定した撮影ができる
- 開放F値固定の高品質な標準ズームレンズが付属する
一方、このキットのデメリットは、以下の通りです。
- バッテリー持続時間が短い(約310枚)
- 画素数が他の2つに比べて低い(2037万画素)
- 価格が他の2つに比べて高い(最安価格 税込146,880円)
ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
ソニー α6400 ダブルズームレンズキットは、0.02秒の高速AFを実現したAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。有効約2420万画素のCMOSイメージセンサー「Exmor」を搭載し、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングなど、AF性能が大幅に向上しています。また、180度チルト可動式液晶モニターを採用し、自分撮りやSNS投稿にも便利です。付属レンズは、16mm-50mmの標準ズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と55mm-210mmの望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」で、普段撮りからイベント時の撮影まで活躍します。このキットのメリットは、以下の通りです。
一方、このキットのデメリットは、以下の通りです。
- 防塵・防滴・耐低温構造ではない
- 手ぶれ補正がレンズ内にしかなく、ボディ内にはない
- 画面サイズが他の2つに比べて小さい(3インチ)
キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキット
キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキットは、有効約3320万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと高速画像処理エンジン「DIGIC 8」を搭載したミラーレスカメラです。最高約14コマ/秒の高速連写や最高約30コマ/秒のRAWバースト撮影が可能で、動きの速い被写体も捉えられます。また、4K動画撮影やデュアルピクセルCMOS AFも搭載し、高画質な動画表現も楽しめます。付属レンズは、15mm-45mmの標準ズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」で、コンパクトで軽量ながら光学手ぶれ補正機能を備えています。このキットのメリットは、以下の通りです。
- 高画素数で高解像度な静止画が撮れる
- 高速連写やRAWバースト撮影で決定的瞬間を逃さない
- 4K動画撮影やデュアルピクセルCMOS AFで高画質な動画が撮れる
- コンパクトで軽量な標準ズームレンズが付属する
一方、このキットのデメリットは、以下の通りです。
メリットとデメリット
3つのミラーレスカメラにはそれぞれメリットとデメリットがあります。自分の撮影スタイルや予算に合わせて、最適な一台を選ぶことが大切です。ここでは、各カメラのメリットとデメリットをまとめてみました。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット
このカメラのメリットは、小型軽量で持ち運びやすく、防塵・防滴・耐低温構造で厳しい環境にも対応できることです。また、高性能なAFシステムや手ぶれ補正機能で、被写体を素早く捉えて安定した撮影ができることも魅力です。さらに、開放F値固定の高品質な標準ズームレンズが付属しており、様々なシーンで高い解像力とコントラストを得られます。
一方、このカメラのデメリットは、バッテリー持続時間が短く、画素数が他の2つに比べて低いことです。また、価格も他の2つに比べて高いため、予算に余裕がないと購入しにくいかもしれません。
ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
このカメラのメリットは、0.02秒の高速AFで被写体を逃さないことです。瞳AFやトラッキング機能も優れており、被写体を追従し続けることができます。また、180度チルト可動式液晶モニターで自分撮りやSNS投稿が楽しめることもポイントです。さらに、ダブルズームレンズで幅広い撮影シーンに対応できることも魅力的です。
一方、このカメラのデメリットは、防塵・防滴・耐低温構造ではないことです。また、手ぶれ補正がレンズ内にしかなく、ボディ内にはないため、手持ち撮影や暗所撮影には不向きかもしれません。さらに、画面サイズが他の2つに比べて小さいため、見やすさに欠けるかもしれません。
キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキット
このカメラのメリットは、高画素数で高解像度な静止画が撮れることです。また、高速連写やRAWバースト撮影で決定的瞬間を逃さないことも可能です。さらに、4K動画撮影やデュアルピクセルCMOS AFで高画質な動画表現も楽しめることも魅力です。付属レンズもコンパクトで軽量ながら光学手ぶれ補正機能を備えており、標準的な撮影には十分対応できます。
一方、このカメラのデメリットは、防塵・防滴・耐低温構造ではないことです。また、瞳AFやトラッキングが他の2つに比べて劣るため、動きの速い被写体や人物撮影には不向きかもしれません。さらに、チルト可動式液晶モニターではなく、チルトアップ式液晶モニターで自分撮りがしにくいこともデメリットです。
まとめ
今回は、オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット、ソニー α6400 ダブルズームレンズキット、キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキットの3つのミラーレスカメラを比較してみました。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも高性能で魅力的なカメラです。では、どのカメラがおすすめなのでしょうか?
私のおすすめは、ソニー α6400 ダブルズームレンズキットです。このカメラは、高速AFや瞳AF、トラッキング機能など、AF性能が抜群に優れています。被写体を逃さずに素早く捉えることができるので、動きの速い被写体や人物撮影に最適です。また、180度チルト可動式液晶モニターで自分撮りやSNS投稿も楽しめます。さらに、ダブルズームレンズで幅広い撮影シーンに対応できます。防塵・防滴・耐低温構造ではないことや、手ぶれ補正がレンズ内にしかないことはデメリットですが、それらを補って余りあるほどの性能を持っています。
このカメラは、高性能なAFシステムで被写体を捉えたい方や、自分撮りやSNS投稿が好きな方におすすめです。また、普段撮りからイベント時の撮影まで幅広く対応したい方にもおすすめです。価格も他の2つに比べて手頃です。ソニー α6400 ダブルズームレンズキットは、ミラーレスカメラのベストチョイスだと思います。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは、以下の通りです。
- オリンパス OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット:https://www.olympus.co.jp/jp/product/dslr/em5mk3/
- ソニー α6400 ダブルズームレンズキット:https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6400Y/
- キヤノン EOS M6 Mark II EF-M15-45 IS STM レンズキット:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m6mk2/index.html