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CANON EOS M6 Mark II ダブルズームEVFキットはライバル機種に勝てるのか?

目次

比較概要

CANON EOS M6 Mark II ダブルズームEVFキットは、2022年9月に発売されたミラーレス一眼カメラです。高速連写や高画質動画撮影に優れた性能を持ち、付属のEVFとダブルズームレンズで多彩な撮影シーンに対応できます。

しかし、この価格帯では競合機種も多く、どれを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?そこで、本記事ではCANON EOS M6 Mark II ダブルズームEVFキットと、同じく2022年に発売されたSONY α6600 ダブルズームレンズキットとFUJIFILM X-T30 ダブルズームレンズキットの3機種を比較してみます。

それぞれの機種の特徴や性能、メリットとデメリットを詳しく解説し、あなたのカメラ選びの参考になるようにまとめました。CANON EOS M6 Mark II ダブルズームEVFキットはライバル機種に勝てるのか?ぜひ最後までお読みください。

比較表

製品名 CANON EOS M6 Mark II ダブルズームEVFキット SONY α6600 ダブルズームレンズキット FUJIFILM X-T30 ダブルズームレンズキット
発売日 2019年9月27日 2019年11月29日 2019年3月20日
価格(税込) ¥150,975~¥219,450 ¥199,800~¥279,800 ¥149,800~¥199,800
素数(有効) 約3250万画素 約2420万画素 約2650万画素
撮像素子サイズ APS-C/22.3mm×14.8mm/CMOS1 APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS2 APS-C/23.5mm×15.6mm/X-Trans CMOS 43
連写速度 最高約14コマ/秒(AF/AE追従)1 最高約11コマ/秒(AF/AE追従)2 最高約30コマ/秒(AF/AE追従)3
動画記録 4K(3840×2160)30p/25p/24p、フルHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p1 4K(3840×2160)30p/25p/24p、フルHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p2 4K(3840×2160)30p/25p/24p、フルHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p3
手ブレ補正 光学式5軸ボディ内手ブレ補正(5.0段分効果)1 光学式レンズ内手ブレ補正(レンズによる)2 光学式レンズ内手ブレ補正(レンズによる)3
バッテリー寿命 約305枚(液晶モニター使用時)、約325枚(電子ビューファインダー使用時)1 約810枚(液晶モニター使用時)、約720枚(電子ビューファインダー使用時)2 約380枚(液晶モニター使用時)、約360枚(電子ビューファインダー使用時)3
重量 約408g(バッテリー・メモリーカード含む)1 約503g(バッテリー・メモリーカード含む)2 約383g(バッテリー・メモリーカード含む)3

比較詳細

今回は、SONY α6600、FUJIFILM X-T30、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIの3機種を比較してみました。それぞれに特徴があり、どれも魅力的なカメラですが、どのような違いがあるのでしょうか?

まず、ボディサイズと重量ですが、最も小型軽量なのはX-T30で、幅118.4mm×高さ82.8mm×奥行き46.8mm、重量は383g(バッテリー・メモリーカード含む)です。次にE-M5 Mark IIIで、幅125.3mm×高さ85.2mm×奥行き49.7mm、重量は408g(バッテリー・メモリーカード含む)です。最も大きく重いのはα6600で、幅120mm×高さ66.9mm×奥行き69.3mm、重量は503g(バッテリー・メモリーカード含む)です。ただし、α6600はグリップが大きく出ているため、握りやすさは抜群です。

次に、センサーサイズと画素数ですが、最も大きなセンサーを搭載しているのはα6600で、有効2,430万画素のAPS-Cサイズ(23.5mm×15.6mm)です。X-T30も同じくAPS-Cサイズ(23.5mm×15.6mm)ですが、有効画素数は2,610万画素とやや多めです。E-M5 Mark IIIはマイクロフォーサーズ規格で、有効2,037万画素のフォーサーズサイズ(17.3mm×13mm)です。センサーサイズが大きいほど画質やノイズ耐性に優れると言われていますが、E-M5 Mark IIIも高感度画質はMFTとしては十分実用的です。

次に、オートフォーカスシステムですが、最も高性能なのはα6600で、像面位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」を採用しています。測距点は425点で画面全域をカバーし、動体追従性や顔検出性能も高いです。X-T30も像面位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「インテリジェントハイブリッドAF」を採用していますが、測距点は325点で画面全域をカバーしません。しかし動体追従性や顔検出性能は優れています。E-M5 Mark IIIはMFT初の像面位相差AFに対応し、「121点クロス測距AF」を採用しています。測距点は121点で画面全域をカバーしますが、動体追従性や顔検出性能は他の2機種に劣ります。

次に、液晶モニターと電子ビューファインダーですが、3機種ともにチルト式のタッチパネル液晶を搭載しています。X-T30とE-M5 Mark IIIは上下方向に約90度ずつ、α6600は上方向に約180度、下方向に約74度動かすことができます。α6600とE-M5 Mark IIIは自撮りや動画撮影に便利な前面への反転が可能ですが、X-T30はできません。液晶のサイズはα6600とX-T30が3.0型、E-M5 Mark IIIが3.0型で、解像度はα6600が92万ドット、X-T30が104万ドット、E-M5 Mark IIIが103万ドットです。電子ビューファインダーのサイズはα6600とX-T30が0.39型、E-M5 Mark IIIが0.69型で、解像度はα6600が236万ドット、X-T30が236万ドット、E-M5 Mark IIIが236万ドットです。電子ビューファインダーの倍率はα6600が約0.70倍、X-T30が約0.62倍、E-M5 Mark IIIが約0.69倍です。

次に、動画撮影機能ですが、3機種ともに4K(3840×2160)の動画撮影に対応しています。α6600とX-T30は最大30p/100Mbps、E-M5 Mark IIIは最大30p/102Mbpsで録画できます。フルHD(1920×1080)ではα6600とX-T30は最大120p/100Mbps、E-M5 Mark IIIは最大60p/52Mbpsで録画できます。α6600とX-T30は4K/30p時に約1.2倍のクロップが発生しますが、E-M5 Mark IIIはクロップなしで撮影できます。α6600とE-M5 Mark IIIはボディ内手振れ補正を利用できますが、X-T30はレンズ内手振れ補正に頼らなければなりません。α6600とX-T30はマイク端子とヘッドホン端子を備えていますが、E-M5 Mark IIIはマイク端子のみです。

最後に、バッテリー寿命と価格ですが、最も長く使えるのはα6600で、CIPA基準で約720枚(液晶使用時)または約810枚(ビューファインダー使用時)です。次にE-M5 Mark IIIで約310枚(液晶使用時)または約420枚(ビューファインダー使用時)です。最も短いのはX-T30で約380枚(液晶使用時)または約290枚(ビューファインダー使用時)です。価格は2023年6月10日現在で、α6600のボディ単体価格(税込)は152,000円1234、X-T30のボディ単体価格(税込)は116,800円1234、E-M5 Mark IIIのボディ単体価格(税込)は116,800円1234です。

以上の比較から、α6600はバッテリー寿命やオートフォーカス性能に優れたカメラであることがわかります。X-T30はレトロなデザインや高画素数に魅力を感じるカメラです。E-M5 Mark IIIは防塵防滴やクロップなしの4K動画に注目できるカメラです。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも高性能なミラーレスカメラです。自分の撮影スタイルや予算に合わせて、最適な一台を選んでみてください。

メリットとデメリット

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • 小型軽量で持ち運びやすい
  • 防塵防滴で悪天候にも対応できる
  • クロップなしの4K動画撮影ができる
  • ボディ内手振れ補正がある
  • 高感度画質がMFTとしては十分実用的

デメリット

  • センサーサイズがAPS-Cより小さい
  • オートフォーカス性能が他の2機種に劣る
  • バッテリー寿命が短い
  • ヘッドホン端子がない
  • 価格が他の2機種と同じくらい高い

まとめ

今回は、SONY α6600、FUJIFILM X-T30、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIの3機種を比較してみました。それぞれに特徴があり、どれも魅力的なカメラですが、どのような人におすすめできるのでしょうか?

SONY α6600は、バッテリー寿命やオートフォーカス性能に優れたカメラです。動体追従性や顔検出性能も高く、動画撮影にも対応しています。ボディ内手振れ補正もありますが、内臓フラッシュはありません。価格もα6000シリーズで一番高いです。このカメラは、長時間の撮影や動きのある被写体を撮りたい人におすすめです。

FUJIFILM X-T30は、レトロなデザインや高画素数に魅力を感じるカメラです。画質や色再現性も高く、多彩なフィルムシミュレーションが楽しめます。動画撮影にも対応していますが、ボディ内手振れ補正はありません。内臓フラッシュはありますが、自撮りや動画撮影に便利な前面への反転はできません。価格はE-M5 Mark IIIと同じくらいです。このカメラは、写真の表現力や雰囲気を重視する人におすすめです。

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIは、防塵防滴やクロップなしの4K動画に注目できるカメラです。小型軽量で持ち運びやすく、ボディ内手振れ補正もあります。高感度画質もMFTとしては十分実用的ですが、センサーサイズがAPS-Cより小さいため、暗所での撮影には不向きです。オートフォーカス性能も他の2機種に劣ります。ヘッドホン端子もありません。価格はX-T30と同じくらいです。このカメラは、旅行やアウトドアで活躍する人におすすめです。

以上の比較から、私がベストチョイスとしてお勧めするのはOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIです。理由は以下の通りです。

  • 小型軽量で持ち運びやすい
  • 防塵防滴で悪天候にも対応できる
  • クロップなしの4K動画撮影ができる
  • ボディ内手振れ補正がある

私は旅行やアウトドアが好きなので、このような特徴を持つカメラがぴったりだと思います。センサーサイズやオートフォーカス性能に関しては、他の2機種に劣っていますが、それでも十分満足できるレベルだと思います。価格も他の2機種と同じくらいなので、コスパも高いと感じます。もちろん、他の2機種も素晴らしいカメラですが、私のニーズにはE-M5 Mark IIIが最適だと思います。

あなたも自分の撮影スタイルや予算に合わせて、最適な一台を選んでみてください。どのカメラも高性能なミラーレスカメラですから、きっと満足できるはずです。それでは、楽しい写真ライフをお過ごしください。

引用

  • SONY α6600 メーカーサイト1
  • FUJIFILM X-T30 メーカーサイト2
  • OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III メーカーサイト