富士フイルム X-T4 レンズキットは買いなのか?ライバル機種と徹底比較!
目次
比較概要
富士フイルム X-T4 レンズキットは、2020年4月に発売されたミラーレス一眼カメラです。高性能な画像処理エンジンや手ぶれ補正機構、高速連写や高画質動画撮影など、多彩な機能を備えています。しかし、同じくらいの価格帯で人気のあるライバル機種と比べて、どのような違いや特徴があるのでしょうか?
今回は、富士フイルム X-T4 レンズキットと、同じく2020年に発売されたソニー α7 III レンズキットと、2019年に発売されたパナソニック LUMIX DC-S1 レンズキットとを徹底的に比較してみました。それぞれのカメラのスペックや性能、メリットやデメリットを分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたに最適なカメラを選ぶのに役立つでしょう。
それでは、早速比較表を見てみましょう。
比較表
製品名 | 富士フイルム X-T4 レンズキット | ソニー α7 III レンズキット | パナソニック LUMIX DC-S1 レンズキット |
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発売日 | 2020年4月28日 | 2020年3月6日 | 2019年4月25日 |
価格(税込) | ¥284,000~ | ¥298,000~ | ¥299,800~ |
画素数(有効画素) | 2610万画素 | 2420万画素 | 2470万画素 |
撮像素子サイズ | APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS4 | 35mmフルサイズ/35.6mm×23.8mm/Exmor R CMOSセンサー | 35mmフルサイズ/35.6mm×23.8mm/MOSセンサー |
レンズ名 | FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870 | FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870 | LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. |
焦点距離 | 28-70mm | 28-70mm | 24-105mm |
開放絞り値 | F3.5-5.6 | F3.5-5.6 | F4 |
最小絞り値 | F22-36 | F22-36 | F22 |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) | 7枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最大撮影倍率 | 0.19倍 | 0.19倍 | 0.5倍(マクロ時) |
手ブレ補正方式 | レンズ内手ブレ補正方式(OSS) | レンズ内手ブレ補正方式(OSS) | レンズ内手ブレ補正方式(O.I.S.)+ボディ内手ブレ補正方式(Dual I.S.2)対応※1※2※3※4※5※6※7※8※9※10※11※12※13※14※15※16※17※18※19※20 ※1:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※2:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※3:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※4:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※5:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※6:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※7:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※8:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※9:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※10:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※11:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※12:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※13:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※14:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※15:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※16:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※17:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※18:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 ※19:LUMIX S PRO 50mm F1.4、LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のみ対応。 ※20:LUMIX S1R/S1/S1Hのみ対応。 |
外形寸法(最大径×長さ) | 72.5mm×83mm | 72.5mm×83mm | 83.4mm×118mm |
質量(フード・レンズキャップ含む) | 295g | 295g | 680g |
付属品 | フード、レンズキャップ、リアキャップ | フード、レンズキャップ、リアキャップ | フード、レンズキャップ、リアキャップ、レンズポーチ |
価格(税込) | ¥284,000~(レンズキット価格)1 | ¥298,000~(レンズキット価格)1 | ¥299,800~(レンズキット価格)1 |
比較詳細
富士フイルムのX-T4は、高速連写と高性能な手ブレ補正機能を備えたミラーレスデジタルカメラです。APS-Cサイズの「X-Trans CMOS 4」センサーと「X-Processor 4」エンジンを搭載し、2610万画素の高画質と最短約0.02秒の高速AFを実現しています。また、シャッターの耐久性が従来機の2倍に向上し、シャッター音の静音化も実現しています。
レンズキットには、標準ズームレンズ「XF16-80mmF4 R OIS WR」が付属します。このレンズは、広角から望遠までカバーする多用途な焦点距離と、F4の明るい開放絞り値を持ちます。また、レンズ内手ブレ補正機能(OIS)と防塵防滴構造も備えており、さまざまな撮影シーンに対応できます。
X-T4は、フィルムシミュレーションや映像表現モードなど、写真や動画の表現力を高める機能も豊富に搭載しています。フィルムシミュレーションは、富士フイルムのカラーフィルムの味わいを再現した18種類のモードがあります。映像表現モードは、映画的な雰囲気を演出する「ETERNA」や「ETERNA Bleach Bypass」など10種類のモードがあります。
富士フイルムのX-T4と比較すると、ソニーのα7 IIIは、フルサイズのセンサーを搭載しているため、画質やボケ味に優れています。また、バッテリーの持ちも長く、約610枚の連続撮影が可能です。レンズキットには、標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」が付属します。このレンズは、富士フイルムのレンズよりも焦点距離が広く、広角から望遠までカバーできます。手ブレ補正機能も備えており、安定した撮影ができます。
一方、パナソニックのLUMIX DC-S1は、富士フイルムのX-T4と同じくAPS-Cサイズのセンサーを搭載していますが、画素数は2400万画素とやや低めです。しかし、高感度性能やダイナミックレンジは高く、暗い場所やコントラストの強い場面でも美しい画像を撮影できます。レンズキットには、標準ズームレンズ「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」が付属します。このレンズは、富士フイルムのレンズよりも広角側が広く、風景や建築物などを撮影するのに適しています。防塵防滴構造も備えており、屋外での撮影にも安心です。
以上のことから、富士フイルムのX-T4は、高速連写や手ブレ補正など動きのある被写体を撮影するのに向いています。ソニーのα7 IIIは、フルサイズセンサーの高画質やバッテリーの長持ちなど汎用性が高く、さまざまなシーンで活躍できます。パナソニックのLUMIX DC-S1は、高感度性能やダイナミックレンジなど画像処理技術が優れており、暗い場所やコントラストの強い場面でも美しい画像を撮影できます。
メリットとデメリット
富士フイルムのX-T4のメリットは、以下の通りです。
- 高速連写が可能で、動きのある被写体を逃さない。
- 高性能な手ブレ補正機能で、ブレの少ない画像を撮影できる。
- フィルムシミュレーションや映像表現モードで、写真や動画の表現力を高めることができる。
富士フイルムのX-T4のデメリットは、以下の通りです。
- バッテリーの持ちが短く、約500枚しか撮影できない。
- センサーがAPS-Cサイズで、フルサイズに比べて画質やボケ味に劣る。
- レンズキットに付属するレンズがF4と暗く、暗い場所や夜景などを撮影するのに不向きである。
まとめ
富士フイルムのX-T4、ソニーのα7 III、パナソニックのLUMIX DC-S1は、それぞれ異なる特徴を持つミラーレスデジタルカメラです。どれを選ぶかは、あなたの撮影スタイルや目的によって決めるべきです。
富士フイルムのX-T4は、高速連写や手ブレ補正など動きのある被写体を撮影するのに向いています。スポーツや動物などを撮りたい人におすすめです。また、フィルムシミュレーションや映像表現モードで、写真や動画の表現力を高めることができます。レトロな雰囲気や映画的な雰囲気を演出したい人にもおすすめです。
ソニーのα7 IIIは、フルサイズセンサーの高画質やバッテリーの長持ちなど汎用性が高く、さまざまなシーンで活躍できます。旅行や風景などを撮りたい人におすすめです。また、レンズキットに付属するレンズが焦点距離が広く、広角から望遠までカバーできます。レンズを交換したくない人にもおすすめです。
パナソニックのLUMIX DC-S1は、高感度性能やダイナミックレンジなど画像処理技術が優れており、暗い場所やコントラストの強い場面でも美しい画像を撮影できます。夜景や花火などを撮りたい人におすすめです。また、レンズキットに付属するレンズが広角側が広く、風景や建築物などを撮影するのに適しています。防塵防滴構造も備えており、屋外での撮影にも安心です。
以上のことから、私がベストチョイスとしてお勧めするのは、ソニーのα7 IIIです。フルサイズセンサーの高画質とバッテリーの長持ちは、他のカメラにはない大きな魅力です。また、レンズキットに付属するレンズも多用途で便利です。ソニーのα7 IIIは、初心者から上級者まで幅広く使えるカメラだと思います。
引用
富士フイルムのX-T4のメーカーサイトはこちらです。
https://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_t4/
ソニーのα7 IIIのメーカーサイトはこちらです。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/