Happy gadget !

ガジェットが生活のクオリティをあげる「Happy gadget !」

SONY α7C ILCE-7C ボディはライバル機種に勝るか?フルサイズミラーレスの性能とコスパを徹底比較

目次

比較概要

フルサイズミラーレス一眼カメラの中でも、小型・軽量で高性能な『SONY α7C ILCE-7C ボディ』は、どのような魅力があるのでしょうか?

本記事では、『α7C』と同じくフルサイズミラーレス一眼カメラで、人気の高い『キヤノン EOS R6』と『ニコン Z 6II』との比較を行います。それぞれの機種の特徴や性能、メリットとデメリットを詳しく解説していきます。

『α7C』は、世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラとして、2020年10月23日に発売されました。一般的なスマホで採用されている1/2.3型センサーの約30倍の35mmフルサイズセンサーを搭載し、高画質な写真や動画が撮影できます。また、AIを活用した高性能AFや光学式5軸ボディ内手ブレ補正など、ソニーが持つ最先端技術を惜しみなく搭載しています。

『EOS R6』は、2020年8月27日に発売されたキヤノンのフルサイズミラーレス一眼カメラです。高速・高精度なデュアルピクセルCMOS AF IIや、最大約20コマ/秒の高速連写、最大8.0段の手ブレ補正効果など、動きのある被写体を捉えることに優れています。また、4K 60p動画やフルHD 120p動画など、多彩な動画撮影機能も備えています。

『Z 6II』は、2020年11月26日に発売されたニコンのフルサイズミラーレス一眼カメラです。前モデルの『Z 6』から進化した点として、新開発のデュアルEXPEED 6やデュアルスロットなどが挙げられます。また、493点の像面位相差AFや最大約14コマ/秒の高速連写、4K 60p動画や10bit N-Log動画など、高性能な撮影機能を搭載しています。

それでは、これら3機種の詳細な比較を見ていきましょう。

比較表

機種名 SONY α7C ILCE-7C ボディ キヤノン EOS R6 ニコン Z 6II
発売日 2020年10月23日 2020年8月27日 2020年11月26日
素数(有効画素) 2420万画素 2040万画素 2457万画素
撮像素子サイズ 35.6mm×23.8mm(フルサイズ) 35.9mm×23.9mm(フルサイズ) 35.9mm×23.9mm(フルサイズ)
連写速度(最高) 約10コマ/秒 約20コマ/秒(電子シャッター時)
約12コマ/秒(機械式シャッター時)
約14コマ/秒(電子シャッター時)
約12コマ/秒(機械式シャッター時)
AF測距点数(位相差AF) 693点(35mmフルサイズ時)
299点(フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時)
221点(APS-Cレンズ装着時)
6072点(顔・瞳AF時は最大1053点)
493点
機種名 SONY α7C ILCE-7C ボディ キヤノン EOS R6 ニコン Z 6II
動画撮影画素数 4K (3840x2160) 30p 4K (3840x2160) 60p 4K (3840x2160) 60p
動画記録フォーマット XAVC S MP4 MOV/MP4
Wi-Fi機能 ○(IEEE802.11a/b/g/n/ac) ○(IEEE802.11a/b/g/n/ac) ○(IEEE802.11b/g/n/a/ac)
Bluetooth機能 ○(Bluetooth 4.1 BLE) ○(Bluetooth 4.2 BLE) ○(Bluetooth 4.2 BLE)
NFC機能 \n \n
防塵・防滴機能

比較詳細

今回は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラの中から、SONY α7C ILCE-7C ボディ、キヤノン EOS R6、ニコン Z 6IIの3機種を比較してみました。それぞれの特徴や性能、おすすめポイントなどを紹介していきます。

SONY α7C ILCE-7C ボディ

SONY α7C ILCE-7C ボディは、2020年10月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。ソニーのαシリーズの中でも、最も小型軽量なモデルとして注目されています。約509gという重さは、一般的なスマートフォンとほぼ同じです。そのため、常に持ち歩ける気軽さが魅力的です。

小型軽量ながらも、フルサイズセンサーの高画質や高速AF性能を備えています。像面位相差AFシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しています。また、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応し、被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けられます。動画撮影においても、4K 30pの高解像度動画が撮影できます。

SONY α7C ILCE-7C ボディは、気軽に使えるフルサイズミラーレス一眼カメラとしておすすめです。コンパクトなボディに高性能なセンサーとAFシステムを搭載し、静止画も動画も楽しめる万能なカメラです。レンズキットに付属するFE 28-60mm F4-5.6は、超小型軽量なズームレンズで、携帯性と汎用性を兼ね備えています。

キヤノン EOS R6

キヤノン EOS R6は、2020年8月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。キヤノンのEOS Rシリーズの中では、高速性能と高画質性能をバランスよく備えたモデルとして位置づけられています。約598gという重さは、フルサイズミラーレス一眼カメラとしては軽量な部類に入ります。

フルサイズセンサーの高画質と高速AF性能を備えています。イメージセンサーは2010万画素で、低照度や高感度時の画質に優れています。DPCMOS AF IIシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しています。また、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応し、被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けられます。動画撮影においても、4K 60pの高解像度動画が撮影できます。

キヤノン EOS R6は、高速性能と高画質性能をバランスよく備えたフルサイズミラーレス一眼カメラとしておすすめです。コンパクトなボディに高性能なセンサーとAFシステムを搭載し、静止画も動画も楽しめる万能なカメラです。レンズキットに付属するRF24-105mm F4-7.1 IS STMは、軽量で広角から望遠までカバーできるズームレンズで、携帯性と汎用性を兼ね備えています。

ニコン Z 6II

ニコン Z 6IIは、2020年11月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。ニコンのZシリーズの中では、高速性能と高画質性能をバランスよく備えたモデルとして位置づけられています。約705gという重さは、フルサイズミラーレス一眼カメラとしてはやや重めですが、握りやすいグリップが特徴です。

フルサイズセンサーの高画質と高速AF性能を備えています。イメージセンサーは2450万画素で、広いダイナミックレンジや美しい色再現に優れています。デュアルEXPEED 6エンジンにより、高速な処理性能を実現しています。また、像面位相差AFシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しています。動画撮影においても、4K 60pの高解像度動画が撮影できます。

ニコン Z 6IIは、高速性能と高画質性能をバランスよく備えたフルサイズミラーレス一眼カメラとしておすすめです。堅牢なボディに高性能なセンサーとエンジンを搭載し、静止画も動画も楽しめる万能なカメラです。レンズキットに付属するNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、高い光学性能とコンパクトさを兼ね備えた標準ズームレンズで、多彩なシーンに対応できます。

メリットとデメリット

それぞれのカメラには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

SONY α7C

  • メリット
  • フルサイズセンサーを搭載しながら、約509gという軽量なボディで高い携帯性を実現している。
  • 高いフォーカス精度と追随性を持つ像面位相差AFシステムを採用し、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応している。
  • フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しにより、モアレやジャギーの少ない高解像力を備えた4K動画画質を実現している。
  • 液晶モニターは上下左右の可動が可能なバリアングル式で、ハイアングルやローアングルでの撮影に便利である。
  • デメリット
  • イメージセンサーは2010万画素で、他のフルサイズミラーレス一眼カメラに比べると解像感や拡大性に劣る場合がある。
  • 電子ビューファインダーは有機ELパネルを採用しているが、解像度は236万ドットで、視野率は100%ではなく約93%である。
  • カードスロットは1基しかなく、UHS-IIに対応していないため、連写時のバッファクリアや動画撮影時の書き込み速度に不満が残る場合がある。

キヤノン EOS R6

  • メリット
  • イメージセンサーは2010万画素で、低照度や高感度時の画質に優れている。
  • DPCMOS AF IIシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しており、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応している。
  • 4K 60pの高解像度動画が撮影できるほか、フルHD 120pのスローモーション動画も撮影できる。
  • 液晶モニターは上下左右の可動が可能なバリアングル式で、タッチ操作も可能である。
  • デメリット
  • 約598gという重さは、フルサイズミラーレス一眼カメラとしては軽量な部類に入るが、他のカメラに比べるとやや重めである。
  • 電子ビューファインダーは有機ELパネルを採用しており、解像度は369万ドットで高いが、視野率は100%ではなく約99.76%である。
  • カードスロットは2基あるが、片方はSDカード用でUHS-IIに対応し、もう片方はCFexpressカード用であるため、同じ種類のカードを使うことができない。

ニコン Z 6II

  • メリット
  • イメージセンサーは2450万画素で、広いダイナミックレンジや美しい色再現に優れている。
  • デュアルEXPEED 6エンジンにより、高速な処理性能を実現しており、連写速度やバッファ容量が向上している。
  • 像面位相差AFシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しており、動画撮影時にもAF性能が向上している。
  • 電子ビューファインダーは有機ELパネルを採用しており、解像度は369万ドットで高く、視野率は100%である。
  • デメリット
  • 約705gという重さは、フルサイズミラーレス一眼カメラとしてはやや重めである。
  • 液晶モニターは上下の可動が可能なチルト式であるが、左右の可動はできないため、ハイアングルやローアングルでの撮影に不便な場合がある。
  • カードスロットは2基あるが、両方ともCFexpressカード用であるため、SDカードを使うことができない。

まとめ

今回は、フルサイズミラーレス一眼カメラの中でも、高速性能と高画質性能をバランスよく備えたモデルとして人気のあるSONY α7C、キヤノン EOS R6、ニコン Z 6IIを比較しました。それぞれのカメラには、以下のような特徴があります。

  • SONY α7Cは、フルサイズセンサーを搭載しながら、約509gという軽量なボディで高い携帯性を実現しているカメラです。高いフォーカス精度と追随性を持つ像面位相差AFシステムや、4K動画画質に対応しており、静止画も動画も楽しめます。液晶モニターは上下左右の可動が可能なバリアングル式で、ハイアングルやローアングルでの撮影に便利です。
  • キヤノン EOS R6は、2010万画素のフルサイズセンサーで、低照度や高感度時の画質に優れているカメラです。DPCMOS AF IIシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しており、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応しています。4K 60pやフルHD 120pの動画撮影に対応しており、高速な動きを捉えられます。液晶モニターは上下左右の可動が可能なバリアングル式で、タッチ操作も可能です。
  • ニコン Z 6IIは、2450万画素のフルサイズセンサーで、広いダイナミックレンジや美しい色再現に優れているカメラです。デュアルEXPEED 6エンジンにより、高速な処理性能を実現しており、連写速度やバッファ容量が向上しています。像面位相差AFシステムにより、高いフォーカス精度と追随性を実現しており、動画撮影時にもAF性能が向上しています。電子ビューファインダーは有機ELパネルを採用しており、解像度は369万ドットで高く、視野率は100%です。

では、これらのカメラの中からどれを選ぶべきでしょうか?答えは SONY α7C です。理由は以下の通りです。

  • フルサイズミラーレス一眼カメラとしては最も小型軽量であり、常に持ち歩ける気軽さがある。
  • 他のカメラに比べて解像感や拡大性に劣る場合があるが、2010万画素でも十分な画質を提供する。
  • 高いフォーカス精度と追随性を持つ像面位相差AFシステムや4K動画画質に対応しており、静止画も動画も楽しめる。
  • 液晶モニターは上下左右の可動が可能なバリアングル式で、ハイアングルやローアングルでの撮影に便利である。

SONY α7Cは、フルサイズの魅力をそのままに気軽に使えるカメラです。コンパクトなボディに高性能なセンサーとAFシステムを搭載し、静止画も動画も楽しめる万能なカメラです。レンズキットに付属するFE 28-60mm F4-5.6は、軽量で広角から望遠までカバーできるズームレンズで、携帯性と汎用性を兼ね備えています。 フルサイズミラーレス一眼カメラを選ぶなら、SONY α7Cがベストチョイスです。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。