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シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは他のカメラと比べてどうなの?

目次

比較概要

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、2021年10月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。シグマのfpシリーズの第二弾として、世界最小・最軽量のフルサイズカメラを目指しています。この記事では、同じくフルサイズミラーレスカメラで、同じような価格帯で人気のある機種と比較してみます。比較機種は、ソニーのα7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキットとキヤノンのEOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキットです。

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、どのような特徴を持ち、どのようなユーザーに向いているのでしょうか?また、他のカメラと比べてどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?この記事では、それぞれのカメラの サイズ・重量・画質・操作性・機能・バッテリー・価格 などを詳しく比較してみます。最後には、自分に合ったカメラを選ぶためのポイントもまとめています。ぜひ参考にしてください。

比較表

項目 シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キット ソニー α7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキット キヤノン EOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキット
発売日 2021年10月22日 2020年10月23日 2019年3月14日
価格(税込) 308,000円 259,800円 199,800円
センサーサイズ フルサイズ(35.9 x 23.9 mm) フルサイズ(35.6 x 23.8 mm) フルサイズ(35.9 x 24 mm)
有効画素数 約2,460万画素 約2,440万画素 約2,630万画素
レンズマウント Lマウント Eマウント RFマウント
画面サイズ 3.15型 3.0型 3.0型
画面ドット数 約210万ドット 約921万ドット 約104万ドット
画面可動性 チルト式(上下) チルト式(上下) バリアングル式(全方向)
ファインダー有無 なし(別売りのアクセサリーで対応) あり(有機EL、約236万ドット) あり(有機EL、約236万ドット)
連写速度(最高) 18コマ/秒(電子シャッター時) 10コマ/秒(AF/AE追従時) 5コマ/秒(AF/AE追従時)
動画記録画素数・フレームレート(最高) 4K UHD/30p、Full HD/120p 4K UHD/30p、Full HD/120p 4K UHD/24p、Full HD/60p
バッテリー持続時間(CIPA規格) 約240枚(液晶モニター使用時) 約740枚(液晶モニター使用時) 約250枚(液晶モニター使用時)

比較詳細

ここでは、比較表で見た各項目について、より詳しく比較してみましょう。シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、他のカメラとどのように違うのでしょうか?

サイズ・重量

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、世界最小・最軽量のフルサイズカメラを目指しています。本体のサイズは約112.6 x 69.9 x 45.3 mmで、重量は約370 gです。レンズを含めたキットの重量は約560 gです。これは、他のカメラと比べても圧倒的に小さくて軽いです。ソニー α7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキットは、本体のサイズが約124 x 71.1 x 59.7 mmで、重量が約509 gです。レンズを含めたキットの重量は約675 gです。キヤノン EOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキットは、本体のサイズが約132.5 x 85 x 70 mmで、重量が約485 gです。レンズを含めたキットの重量は約725 gです。

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、他のカメラと比べても約100 g以上軽く、約10 mm以上小さいです。これは、持ち運びやすさや携帯性に大きなメリットとなります。ポケットに入れてもかさばらないし、手ぶらで出かけても気軽に撮影できます。また、小さくて軽いカメラは、人目を引かないので、ストリートフォトやスナップ撮影にも向いています。

画質

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、約2,460万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。このセンサーは、シグマ独自のカラーフィルターを採用しており、色再現性や階調表現に優れています。また、ISO感度は100~25600(拡張時は6~102400)となっており、暗い場所でもノイズの少ない高画質な撮影が可能です。レンズは、シグマの高品質なContemporaryシリーズの45mm F2.8 DG DNです。このレンズは、開放F値が2.8と明るく、ボケ味や解像感にも優れています。また、最短撮影距離が24 cmと近く、マクロ撮影にも対応しています。

ソニー α7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキットは、約2,440万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。このセンサーは、ソニーの高性能な画像処理エンジンBIONZ Xと組み合わせており、高速で高精度なAFやAEを実現しています。また、ISO感度は100~51200(拡張時は50~204800)となっており、シグマよりも若干高めです。レンズは、ソニーのコンパクトな28-60mm F4-5.6 ズームレンズです。このレンズは、焦点距離が28-60mmと広角から中望遠までカバーしており、多彩な撮影シーンに対応できます。また、最短撮影距離が30 cmと近く、マクロ撮影にも対応しています。

キヤノン EOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキットは、約2,630万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。このセンサーは、キヤノンの最新の画像処理エンジンDIGIC 8と組み合わせており、高感度時のノイズ低減や被写体追従性に優れています。また、ISO感度は100~40000(拡張時は50~102400)となっており、ソニーよりも若干低めです。レンズは、キヤノンの明るいRF35mm F1.8 MACRO IS STMです。このレンズは、開放F値が1.8と非常に明るく、暗い場所や被写体に対する立体感を強調することができます。また、最短撮影距離が17 cmと非常に近く、0.5倍までのマクロ撮影にも対応しています。

メリットとデメリット

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 世界最小・最軽量のフルサイズカメラで、持ち運びやすく、気軽に撮影できる。
  • シグマ独自のカラーフィルターを採用したセンサーで、色再現性や階調表現に優れる。
  • 開放F値が2.8と明るい45mm F2.8 DG DNレンズで、ボケ味や解像感に優れる。
  • 最短撮影距離が24 cmと近く、マクロ撮影にも対応する。
  • 4K UHD/30p、Full HD/120pの動画撮影が可能で、高画質な映像表現ができる。

デメリット

  • バッテリー持続時間が約240枚と短く、予備のバッテリーが必要になる。
  • ファインダーがなく、別売りのアクセサリーで対応しなければならない。
  • 画面がチルト式で、バリアングル式に比べて可動性が劣る。
  • Lマウントのレンズが少なく、交換レンズの選択肢が限られる。
  • 連写速度が18コマ/秒と速いが、電子シャッター時のみで、機械式シャッター時は5コマ/秒になる。

まとめ

この記事では、シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットと、ソニー α7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキット、キヤノン EOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキットの3つのフルサイズミラーレスカメラを比較しました。それぞれのカメラの特徴やメリット・デメリットを見てきましたが、どのカメラが自分に合っているかは、あなたの撮影スタイルや目的によって異なるでしょう。

シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、世界最小・最軽量のフルサイズカメラで、持ち運びやすく、気軽に撮影できるカメラです。色再現性や階調表現に優れたセンサーと、明るくて解像感の高いレンズで、高画質な写真や動画が撮れます。マクロ撮影にも対応しており、小さな被写体も美しく写せます。しかし、バッテリー持続時間が短く、ファインダーがなく、画面がチルト式であることなどがデメリットです。Lマウントのレンズも少なく、交換レンズの選択肢が限られます。このカメラは、コンパクトさや携帯性を重視する人や、ストリートフォトやスナップ撮影を好む人におすすめです。

ソニー α7C 28-60mm F4-5.6 ズームレンズキットは、コンパクトで軽量なフルサイズカメラで、高速で高精度なAFやAEを実現するカメラです。ISO感度が高く、暗い場所でもノイズの少ない写真や動画が撮れます。焦点距離が28-60mmと広角から中望遠までカバーするレンズで、多彩な撮影シーンに対応できます。マクロ撮影にも対応しており、近距離の被写体も写せます。しかし、開放F値が4-5.6と暗く、ボケ味や解像感が劣ります。画面もチルト式であることがデメリットです。このカメラは、AFやAEの性能を重視する人や、一台で色々なシーンを撮りたい人におすすめです。

キヤノン EOS RP RF35mm F1.8 MACRO IS STM レンズキットは、コンパクトで軽量なフルサイズカメラで、高感度時のノイズ低減や被写体追従性に優れるカメラです。開放F値が1.8と非常に明るい35mm F1.8レンズで、暗い場所や被写体に対する立体感を強調することができます。最短撮影距離が17 cmと非常に近く、0.5倍までのマクロ撮影にも対応します。画面はバリアングル式で、全方向に可動できます。しかし、連写速度が5コマ/秒と遅く、動きの速い被写体を撮るのに不向きです。動画記録画素数・フレームレートも低く、映像表現には限界があります。このカメラは、明るいレンズでボケ味や解像感を楽しみたい人や、マクロ撮影に興味のある人におすすめです。

以上のことから、私がベストチョイスとしてお勧めするのは、シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットです。このカメラは、世界最小・最軽量のフルサイズカメラでありながら、高画質な写真や動画が撮れるという点が魅力的です。色再現性や階調表現に優れたセンサーと、明るくて解像感の高いレンズで、被写体の美しさを引き出せます。マクロ撮影にも対応しており、小さな被写体も見逃しません。コンパクトさや携帯性を重視する人や、ストリートフォトやスナップ撮影を好む人には、最適なカメラだと思います。バッテリー持続時間やファインダーの有無などのデメリットは、予備のバッテリーや別売りのアクセサリーで対応できます。Lマウントのレンズも今後増える可能性があります。シグマ fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットは、フルサイズカメラの新しい可能性を感じさせるカメラです。ぜひ一度試してみてください。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。