SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディはVlogカメラの決定版? 人気機種との比較レビュー
目次
比較概要
ソニーから発売されたVlogカメラ「 SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ 」は、どのような特徴を持ち、どのようなユーザーにおすすめなのでしょうか?
この記事では、ZV-E10と同じような価格帯で人気のあるソニー製のVlogカメラ「 ソニー VLOGCAM ZV-1 II ソニー α6400 」との比較レビューを行います。
ZV-E10は、ZV-1 IIとα6400の中間に位置する機種と言えます。ZV-1 IIはコンパクトで使いやすいが、レンズ交換ができない。α6400は高性能で多機能だが、重くて操作がやや複雑。ZV-E10は、レンズ交換ができる上に、Vlogに便利な機能を備えています。
しかし、ZV-E10にも欠点はあります。例えば、防塵防滴性能がないことや、バッテリー持ちがあまり良くないことなどです。
では、ZV-E10はZV-1 IIやα6400に比べてどのようなメリットとデメリットを持つのでしょうか? それぞれの機種のスペックや性能を詳しく比較してみましょう。
比較表
製品名 | SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ | ソニー VLOGCAM ZV-1 II | ソニー α6400 |
---|---|---|---|
画素数(総画素) | 約2500万画素 | 約2100万画素 | 約2500万画素 |
画素数(有効画素) | 約2420万画素 | 約2010万画素 | 約2420万画素 |
撮像素子サイズ | APS-C(23.5mm×15.6mm) | 1.0型(13.2mm×8.8mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) |
レンズマウント | Eマウント | -(レンズ一体型) | Eマウント |
レンズ焦点距離(35mm判換算) | -(レンズによる) | 24-70mm(光学2.7倍ズーム) | -(レンズによる) |
最大記録画素数(静止画) | 6000×4000 | 5472×3648 | 6000×4000 |
最大記録画素数(動画) | 3840×2160(4K) | 3840×2160(4K) | 3840×2160(4K) |
液晶モニターのサイズ・種類・ドット数 | 3.0型 ワイド液晶モニター 約92.1万ドット | 3.0型 ワイド液晶モニター 約92.1万ドット | 3.0型 ワイド液晶モニター 約92.1万ドット |
液晶モニターの可動範囲 | 上方約180°、下方約74°、左右約270°(自撮り時は約180°) | 上方約180°、下方約74°、左右約270°(自撮り時は約180°) | 上方約180°、下方約74°、左右約180°(自撮り時は約180°) |
電子ビューファインダーの有無・種類・倍率・ドット数 | -(なし) | -(なし) | 有り OLED 0.39型 約235万ドット 1.07倍(35mm判換算:約0.70倍) |
比較詳細
比較表では、ZV-E10とZV-1 IIとα6400のスペックや性能を数字で見ましたが、実際に使ってみるとどうなのでしょうか? ここでは、それぞれの機種の特徴や違いを詳しく解説していきます。
まず、ZV-E10はレンズ交換ができるという点が大きな魅力です。レンズ交換ができるということは、撮影するシーンや目的に合わせて最適なレンズを選べるということです。例えば、広角レンズを使えば風景や建物を広く撮れますし、望遠レンズを使えば遠くの被写体を大きく撮れます。また、明るいレンズを使えば暗い場所でもノイズが少なくキレイに撮れますし、ボケ味のあるレンズを使えば背景をぼかして被写体を引き立てられます。
ZV-E10はEマウントというレンズマウントを採用しています。Eマウントはソニー製のカメラに多く使われており、対応するレンズの種類や数が豊富です。また、他社製のレンズやアダプターもありますので、さまざまなレンズを楽しむことができます。
一方、ZV-1 IIはレンズ交換ができないという点が欠点です。ZV-1 IIはレンズ一体型のコンパクトカメラであり、光学2.7倍ズームの24-70mm(35mm判換算)相当のレンズしか使えません。このレンズは汎用性が高く、日常的な撮影には十分ですが、より広角や望遠、明るさやボケ味などを求める場合には物足りないかもしれません。
次に、α6400は電子ビューファインダー(EVF)があるという点が魅力です。EVFとは、カメラの背面にある小さな窓のようなもので、目を近づけると撮影画面が見える仕組みです。EVFがあるということは、液晶モニターが見づらい場合にも撮影画面を確認できるということです。例えば、太陽の下で液晶モニターが反射して見えない場合や、暗い場所で液晶モニターが眩しすぎる場合などです。また、EVFは液晶モニターよりも高解像度であり、ピントや露出などの細かい設定を確認しやすいです。
α6400のEVFはOLED 0.39型 約235万ドット 1.07倍(35mm判換算:約0.70倍)というスペックであり、非常に高品質なものです。ZV-E10やZV-1 IIにはEVFがありませんので、この点はα6400の大きな優位性と言えます。
しかし、α6400にも欠点はあります。例えば、重さやサイズが大きいことや、操作がやや複雑で初心者には難しいことなどです。α6400はバッテリー込みで約403gという重さであり、ZV-E10の約343gやZV-1 IIの約294gに比べて重く感じます。また、α6400は幅120.0mm×高さ66.9mm×奥行き59.7mmというサイズであり、ZV-E10の幅115.2mm×高さ64.2mm×奥行き44.8mmやZV-1 IIの幅105.5mm×高さ60.0mm×奥行き43.5mmに比べて大きくかさばります。さらに、α6400は多機能で高性能な分、操作がやや複雑で初心者には難しいかもしれません。メニューやボタンの数が多く、カスタマイズも可能ですが、その分覚えることも多いです。
メリットとデメリット
ここまで、ZV-E10とZV-1 IIとα6400の比較レビューをしてきましたが、それぞれの機種にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか? ここでは、簡単にまとめてみます。
ZV-E10のメリットとデメリット
ZV-E10のメリットは以下の通りです。
- レンズ交換ができるので、撮影するシーンや目的に合わせて最適なレンズを選べる。
- Vlogに便利な機能が充実している。例えば、自撮り時に自動的に背景をぼかすボケスイッチや、音声の方向を切り替えるマイクスイッチなど。
- 高画質で高性能なAPS-Cサイズの撮像素子を搭載している。約2420万画素の有効画素数で、4K動画や高速連写も可能。
ZV-E10のデメリットは以下の通りです。
- 防塵防滴性能がないので、水やほこりに弱い。
- バッテリー持ちがあまり良くない。連続撮影時間は約80分(液晶モニター使用時)であり、予備バッテリーが必要かもしれない。
- EVFがないので、液晶モニターが見づらい場合に撮影画面を確認できない。
まとめ
この記事では、ソニーから発売されたVlogカメラ「SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ」を、同じような価格帯で人気のあるソニー製のVlogカメラ「ソニー VLOGCAM ZV-1 II」と「ソニー α6400」と比較しました。
ZV-E10は、レンズ交換ができる上に、Vlogに便利な機能を備えた機種です。高画質で高性能なAPS-Cサイズの撮像素子を搭載しており、4K動画や高速連写も可能です。しかし、防塵防滴性能がなく、バッテリー持ちもあまり良くありません。また、EVFがないので、液晶モニターが見づらい場合に撮影画面を確認できません。
ZV-1 IIは、コンパクトで使いやすいレンズ一体型の機種です。光学2.7倍ズームの24-70mm(35mm判換算)相当のレンズが付いており、日常的な撮影には十分です。しかし、レンズ交換ができないので、より広角や望遠、明るさやボケ味などを求める場合には物足りないかもしれません。
α6400は、高性能で多機能な機種です。EVFがあるので、液晶モニターが見づらい場合にも撮影画面を確認できます。しかし、重さやサイズが大きく、操作がやや複雑で初心者には難しいかもしれません。
では、どの機種がベストチョイスなのでしょうか? それはあなたの好みやニーズによって異なるでしょう。しかし、私の個人的な意見としては、ZV-E10がおすすめです。理由は以下の通りです。
- ZV-E10は、ZV-1 IIとα6400の中間に位置する機種と言えます。ZV-1 IIよりも高性能で多機能であり、α6400よりもコンパクトで使いやすいです。
- ZV-E10は、レンズ交換ができるという点が最大の魅力です。レンズ交換ができるということは、撮影するシーンや目的に合わせて最適なレンズを選べるということです。これはVlogに限らず、写真や動画を楽しむ上で非常に重要な要素です。
- ZV-E10は、Vlogに便利な機能が充実しています。例えば、自撮り時に自動的に背景をぼかすボケスイッチや、音声の方向を切り替えるマイクスイッチなどです。これらの機能はZV-1 IIにもありますが、α6400にはありません。
以上の理由から、ZV-E10はVlogカメラの決定版と言えるかもしれません。もちろん、ZV-E10にも欠点はありますが、それらは予
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。
これらのサイトを参考にして、各機種のスペックや性能、特徴や違いを比較しました。メーカーサイトには、さらに詳しい情報やサポートがありますので、興味のある方はぜひご覧ください。