ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは他社製品と比べてどうなの？
ペンタックスから発売された35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディ」は、受注生産方式で特別なカスタムモデルです。このカメラは、基本性能はK-1 Mark IIと同等ですが、デザインや各種部材をフルチューンしています。では、このカメラは他社製品と比べてどのような特徴やメリットがあるのでしょうか？今回は、同じような価格帯で人気のある機種と比較してみました。
目次
比較概要
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラの中でも特別な存在です。なぜなら、このカメラは受注生産方式で、デザインや各種部材をカスタマイズしたモデルだからです。同じような価格帯で人気のある機種と比べても、他に類を見ない個性と魅力を持っています。
この記事では、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、発売日から1年前までの間に発売されたニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVという2機種との比較を行います。これらのカメラは、同じ35mm判フルサイズセンサーを搭載し、高画質と高性能を兼ね備えたプロ向けのモデルです。しかし、それぞれに特徴や違いがあります。どのような点でペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディが優れているのか、またどのような点で劣っているのか、詳しく見ていきましょう。
比較表
ここでは、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVの主なスペックを表にまとめてみました。同じ35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラでも、それぞれに違いがあります。表を見ると、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、画素数や連写速度などで他の2機種に劣っているように見えますが、実は他にはない独自の機能や特徴を持っています。それらは次の比較詳細で説明していきます。
| 項目 | ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディ | ニコン D850 | キヤノン EOS 5D Mark IV |
|---|---|---|---|
| 画素数（総画素/有効画素） | 3677万画素/3640万画素 | 4608万画素/4575万画素 | 3140万画素/3040万画素 |
| 撮像素子 | 35.9mm×24mm CMOS | 35.9mm×23.9mm CMOS | 36mm×24mm CMOS |
| ISO感度（通常/拡張） | 100～819200 | 64～25600/32～102400 | 100～32000/50～102400 |
| 連写速度（最高） | 4.4コマ/秒（フルサイズ） 6.4コマ/秒（APS-C） |
7コマ/秒（フルサイズ） 9コマ/秒（APS-C）※別売りのMB-D18マルチパワーバッテリーパック使用時 |
7コマ/秒（フルサイズ） 4.3コマ/秒（ライブビュー時） |
| 画面サイズ/タイプ | 3.2型/約103万ドットTFT液晶（可動式） | 3.2型/約235万ドットTFT液晶（固定式） | 3.2型/約162万ドットTFT液晶（固定式） |
| ファインダー倍率/視野率 | 約0.7倍/約100％ | 約0.75倍/約100％ | 約0.71倍/約100％ |
| 手ブレ補正方式 | ボディ内5軸手ブレ補正（SR II） | レンズ内手ブレ補正（VR）※レンズによる | レンズ内手ブレ補正（IS）※レンズによる |
| 記録メディア | SD/SDHC/SDXC×2スロット（UHS-I対応） | XQD×1スロット、SD/SDHC/SDXC×1スロット（UHS-II対応） | CF×1スロット、SD/SDHC/SDXC×1スロット（UHS-I対応） |
| 電池種類/撮影可能枚数（CIPA規格） | D-LI90P充電式リチウムイオンバッテリー 約670枚（ファインダー使用時） 約390枚（ライブビュー使用時） |
EN-EL15a充電式リチウムイオンバッテリー 約1840枚（ファインダー使用時） 約5140枚（ライブビュー使用時）※別売りのMB-D18マルチパワーバッテリーパック使用時はさらに増加 |
LP-E6N充電式リチウムイオンバッテリー 約900枚（ファインダー使用時） 約300枚（ライブビュー使用時） |
比較詳細
比較表では、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVの主なスペックを見ましたが、それぞれのカメラにはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、それぞれのカメラの魅力や違いを詳しく解説していきます。
まず、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、独自の機能や特徴を持っています。その中でも最大の特徴は、ボディ内に搭載された5軸手ブレ補正（SR II）です。この機能は、カメラが動いたときにセンサーがそれに合わせて動くことで、手ブレを効果的に抑えるものです。この機能のおかげで、どんなレンズを使っても手ブレ補正が効くだけでなく、センサーを微妙に動かすことで画素数を4倍にする「リアルレゾリューション」や、星空撮影に便利な「アストロトレーサー」などの機能も実現しています。また、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、ISO感度が100～819200という驚異的な範囲をカバーしています。これは、アクセラレーターユニットという画像処理エンジンがノイズ低減や画質向上に貢献しているからです。暗い場所でも高感度で撮影できるので、夜景や星空などの撮影にも最適です。
次に、ニコン D850は、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、画素数が最も高いカメラです。有効約4575万画素という高画素センサーは、細部まで鮮明に写し出すことができます。また、ニコン D850は、連写速度が最大9コマ/秒（別売りのMB-D18マルチパワーバッテリーパック使用時）という高速性能も持っています。これは、高速処理エンジン「EXPEED 5」と高性能シャッターユニットが可能にしたものです。高画素と高速性能を両立したニコン D850は、風景やポートレートだけでなく、動きの速い被写体やスポーツなどの撮影にも対応できます。
最後に、キヤノン EOS 5D Mark IVは、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、動画撮影に優れたカメラです。キヤノン EOS 5D Mark IVは、4K（4096×2160）30p/24p/25pやフルHD（1920×1080）60p/50p/30p/25p/24pなどの動画撮影が可能です。また、「デュアルピクセルCMOS AF」というオートフォーカスシステムが搭載されており、動画撮影時にも高速で正確なピント合わせができます。さらに、キヤノン EOS 5D Mark IVは、4K動画から静止画を切り出す「4Kフレーム切り出し」や、動画撮影時に静止画を同時に記録する「デュアルピクセルRAW」などの機能も備えています。動画撮影にこだわる方には、キヤノン EOS 5D Mark IVがおすすめです。
比較表では、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVの主なスペックを見ましたが、それぞれのカメラにはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、それぞれのカメラの魅力や違いを詳しく解説していきます。
まず、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、独自の機能や特徴を持っています。その中でも最大の特徴は、ボディ内に搭載された5軸手ブレ補正（SR II）です。この機能は、カメラが動いたときにセンサーがそれに合わせて動くことで、手ブレを効果的に抑えるものです。この機能のおかげで、どんなレンズを使っても手ブレ補正が効くだけでなく、センサーを微妙に動かすことで画素数を4倍にする「リアルレゾリューション」や、星空撮影に便利な「アストロトレーサー」などの機能も実現しています。また、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、ISO感度が100～819200という驚異的な範囲をカバーしています。これは、アクセラレーターユニットという画像処理エンジンがノイズ低減や画質向上に貢献しているからです。暗い場所でも高感度で撮影できるので、夜景や星空などの撮影にも最適です。
次に、ニコン D850は、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、画素数が最も高いカメラです。有効約4575万画素という高画素センサーは、細部まで鮮明に写し出すことができます。また、ニコン D850は、連写速度が最大9コマ/秒（別売りのMB-D18マルチパワーバッテリーパック使用時）という高速性能も持っています。これは、高速処理エンジン「EXPEED 5」と高性能シャッターユニットが可能にしたものです。高画素と高速性能を両立したニコン D850は、風景やポートレートだけでなく、動きの速い被写体やスポーツなどの撮影にも対応できます。
最後に、キヤノン EOS 5D Mark IVは、35mm判フルサイズセンサーを搭載するカメラの中でも、動画撮影に優れたカメラです。キヤノン EOS 5D Mark IVは、4K（4096×2160）30p/24p/25pやフルHD（1920×1080）60p/50p/30p/25p/24pなどの動画撮影が可能です。また、「デュアルピクセルCMOS AF」というオートフォーカスシステムが搭載されており、動画撮影時にも高速で正確なピント合わせができます。さらに、キヤノン EOS 5D Mark IVは、4K動画から静止画を切り出す「4Kフレーム切り出し」や、動画撮影時に静止画を同時に記録する「デュアルピクセルRAW」などの機能も備えています。動画撮影にこだわる方には、キヤノン EOS 5D Mark IVがおすすめです。
以上のように、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVは、それぞれ異なる特徴や魅力を持っています。しかし、それだけではなく、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、他のカメラとは一線を画すデザインやカスタマイズも見逃せません。このカメラは、受注生産方式で、一台一台丁寧に組み上げられた特別なモデルです。ファクトリーカスタムならではの、大量生産では不可能な高品位で手間のかかる加工や特別色の塗装、パーツ変更などが施されています。カラーはブラック&ゴールド、ヴィリジアン、スカーレットルージュ、LX75メタリックの4種類から選べます。どのカラーも職人技が光る絶妙な塗装で、ボディ全体にまで徹底して施されています。また、グリップやマウント部、トップカバーなどもオリジナルのものに変更されており、操作性や耐久性も向上しています。さらに、撮影モードもJ limited 01専用の設定になっており、ペンタックスらしい色彩表現や被写体に合わせた最適な撮影ができます。ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、高性能なカメラであると同時に、オーナーのこだわりや個性を主張するカメラでもあります。このカメラを手にすることで、写真撮影がさらに楽しくなることでしょう。
メリットとデメリット
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVは、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、それぞれのカメラのメリットとデメリットをまとめてみました。
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディ
- メリット
- ボディ内手ブレ補正（SR II）により、どんなレンズでも手ブレ補正が効く
- センサーを動かすことで画素数を4倍にする「リアルレゾリューション」や星空撮影に便利な「アストロトレーサー」などの独自機能が使える
- ISO感度が100～819200という驚異的な範囲をカバーし、暗い場所でも高感度で撮影できる
- 受注生産方式で、一台一台丁寧に組み上げられた特別なモデルである
- ファクトリーカスタムならではの、大量生産では不可能な高品位で手間のかかる加工や特別色の塗装、パーツ変更などが施されている
- カラーはブラック&ゴールド、ヴィリジアン、スカーレットルージュ、LX75メタリックの4種類から選べる
- 撮影モードもJ limited 01専用の設定になっており、ペンタックスらしい色彩表現や被写体に合わせた最適な撮影ができる
- デメリット
- 画素数が有効約3,640万画素という高画素ではない
- 連写速度が最大4.4コマ/秒という高速ではない
- 4K動画撮影ができない
- 価格が高く、オープン価格である
- 納期が約6週間程度かかる
ニコン D850
- メリット
- デメリット
- ボディ内手ブレ補正（VR）が搭載されていないため、手ブレ補正機能のあるレンズを使わなければならない
- 4K動画撮影時には画角が約1.5倍になるため、広角撮影には不向きである
- 価格が高く、オープン価格である
キヤノン EOS 5D Mark IV
- メリット
- デメリット
- 画素数が有効約3040万画素という高画素ではない
- 連写速度が最大7コマ/秒という高速ではない
- ボディ内手ブレ補正（IS）が搭載されていないため、手ブレ補正機能のあるレンズを使わなければならない
- 価格が高く、オープン価格である
まとめ
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVは、それぞれに異なる特徴や魅力を持っているカメラです。どのカメラも35mm判フルサイズセンサーを搭載しており、高画質で美しい写真を撮影できます。しかし、それぞれのカメラにはメリットとデメリットがありますので、自分の好みやニーズに合わせて選ぶ必要があります。
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディは、ボディ内手ブレ補正（SR II）やセンサーを動かすことで画素数を4倍にする「リアルレゾリューション」などの独自機能が魅力的なカメラです。また、受注生産方式で、一台一台丁寧に組み上げられた特別なモデルであり、ファクトリーカスタムならではの高品位で手間のかかる加工や特別色の塗装、パーツ変更などが施されています。カラーはブラック&ゴールド、ヴィリジアン、スカーレットルージュ、LX75メタリックの4種類から選べます。このカメラは、ペンタックスらしい色彩表現や被写体に合わせた最適な撮影ができるだけでなく、オーナーのこだわりや個性を主張するカメラでもあります。このカメラは、ペンタックスファンやオリジナリティを求める方におすすめです。
ニコン D850は、画素数が有効約4575万画素という高画素センサーと連写速度が最大9コマ/秒（別売りのMB-D18マルチパワーバッテリーパック使用時）という高速性能を両立したカメラです。細部まで鮮明に写し出すことができるだけでなく、動きの速い被写体やスポーツなどの撮影にも対応できます。このカメラは、風景やポートレートだけでなく、さまざまなシーンに対応できる万能なカメラです。このカメラは、高画素と高速性能を求める方におすすめです。
キヤノン EOS 5D Mark IVは、4K（4096×2160）30p/24p/25pやフルHD（1920×1080）60p/50p/30p/25p/24pなどの動画撮影が可能で、「デュアルピクセルCMOS AF」というオートフォーカスシステムが搭載されているカメラです。動画撮影時にも高速で正確なピント合わせができるだけでなく、4K動画から静止画を切り出す「4Kフレーム切り出し」や、動画撮影時に静止画を同時に記録する「デュアルピクセルRAW」などの機能も備えています。このカメラは、動画撮影にこだわる方におすすめです。
以上のように、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディと、ニコン D850とキヤノン EOS 5D Mark IVは、それぞれにメリットとデメリットがあります。どのカメラも35mm判フルサイズセンサーを搭載しており、高画質で美しい写真を撮影できます。しかし、それぞれのカメラにはメリットとデメリットがありますので、自分の好みやニーズに合わせて選ぶ必要があります。
私のベストチョイスは、ペンタックス PENTAX K-1 Mark II J limited 01 ボディです。このカメラは、独自機能や特別なカスタマイズが魅力的なカメラです。このカメラを手にすることで、写真撮影がさらに楽しくなると思います。このカメラは、ペンタックスファンやオリジナリティを求める方におすすめです。
