オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディの魅力とライバル機種との比較
目次
比較概要
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、2019年10月に発売されたミラーレス一眼カメラです。高性能な画像処理エンジン「TruePic VIII」や高速AFシステム「121点オールクロスタイプ位相差AF」など、上位機種のOM-D E-M1 Mark IIの機能を継承しつつ、軽量・コンパクトなボディに収められています。また、手ぶれ補正性能も5.5段分と高く、手持ち撮影にも優れています。
この記事では、オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディと、同じような価格帯で人気のある機種との比較を行います。比較機種は、ソニーのα6400とキヤノンのEOS M6 Mark IIです。これらの機種は、オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディと同じくAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、高画質・高速連写・高性能AFなどの特徴を持っています。
それでは、オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディとライバル機種との比較を見ていきましょう。
比較表
製品名 | オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディ | ソニー α6400 ボディ | キヤノン EOS M6 Mark II ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2019年10月25日 | 2019年2月22日 | 2019年9月26日 |
価格(税込) | 129,800円 | 118,800円 | 109,800円 |
センサー種類・サイズ | ライブMOS・17.3×13.0mm(APS-C相当) | Exmor CMOS・23.5×15.6mm(APS-C) | DIGIC 8・22.3×14.9mm(APS-C) |
有効画素数(メガピクセル) | 2010万画素 | 2420万画素 | 3320万画素 |
画像処理エンジン | TruePic VIII | BIONZ X | DIGIC 8 |
手ぶれ補正 | 5軸手ぶれ補正(5.5段分) | レンズ内手ぶれ補正(機種により異なる) | レンズ内手ぶれ補正(機種により異なる) |
AF方式・点数 | 121点オールクロスタイプ位相差AF | 425点位相差AF+425点コントラストAF | 5481点デュアルピクセルCMOS AF |
連写速度(秒間コマ数) | 最高10コマ/秒(AF/AE追従あり) | 最高11コマ/秒(AF/AE追従あり) | 最高14コマ/秒(AF/AE追従あり) |
液晶モニター・サイズ・ドット数・可動式・タッチパネル | 3.0型・104万ドット・可動式・あり | 3.0型・92万ドット・可動式・あり | 3.0型・104万ドット・可動式・あり |
電子ビューファインダー・サイズ・ドット数・倍率・視野率 | 0.69型・236万ドット・1.37倍(0.68倍相当)・100% | 0.39型・235万ドット・1.07倍(0.70倍相当)・100% | 別売りEVF-DC2を装着可能(0.39型・236万ドット) |
比較詳細
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、高性能な画像処理エンジン「TruePic VIII」を搭載しています。このエンジンは、高画質・高感度・高速処理・低消費電力などの特徴を持ち、オリンパスの最新技術を集約したものです。TruePic VIIIは、画像のノイズや色収差を抑えるだけでなく、被写体の輪郭や質感を高精度に再現します。また、高速連写時にもAF/AE追従が可能で、動きのある被写体も逃しません。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、121点オールクロスタイプ位相差AFを採用しています。このAFシステムは、上位機種のOM-D E-M1 Mark IIと同じもので、画面全域にAFポイントが配置されています。オールクロスタイプということは、縦方向と横方向のコントラストに対して同じ感度でピント合わせができるということです。これにより、被写体の位置や形状に関係なく、素早く正確にフォーカスできます。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、5軸手ぶれ補正を搭載しています。この手ぶれ補正は、カメラの揺れを検知して、センサーを動かして補正する仕組みです。5軸ということは、上下・左右・回転・前後・左右の5つの方向に対応しているということです。この手ぶれ補正の効果は、なんと5.5段分にもなります。これは、シャッタースピードを5.5段分遅くしても、同じように手ぶれが抑えられるということです。手持ち撮影や暗所撮影にも強いカメラです。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、軽量・コンパクトなボディに高性能な機能を詰め込んだカメラです。重量は約414g(バッテリー・メモリーカード込み)、幅は約125.3mm、高さは約85.2mm、奥行きは約49.7mmです。このサイズ感は、持ち運びやすく、操作性も高いです。また、ボディは防塵・防滴・耐低温仕様になっており、悪条件下でも安心して撮影できます。
メリットとデメリット
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディのメリットは、以下の通りです。
- 高性能な画像処理エンジン「TruePic VIII」により、高画質・高感度・高速処理・低消費電力を実現
- 121点オールクロスタイプ位相差AFにより、素早く正確にフォーカスできる
- 5軸手ぶれ補正により、手持ち撮影や暗所撮影にも強い
- 軽量・コンパクトなボディに高性能な機能を詰め込んだ
- 防塵・防滴・耐低温仕様により、悪条件下でも安心して撮影できる
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディのデメリットは、以下の通りです。
まとめ
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、高性能な画像処理エンジンやAFシステム、手ぶれ補正など、上位機種の機能を継承しつつ、軽量・コンパクトなボディに収められたミラーレス一眼カメラです。防塵・防滴・耐低温仕様にもなっており、様々なシーンで活躍できます。しかし、価格やセンサーサイズ、有効画素数などは、比較機種に劣っています。
ソニー α6400 ボディは、高画質・高速連写・高性能AFなどの特徴を持つミラーレス一眼カメラです。425点位相差AF+425点コントラストAFにより、被写体の動きに追従できます。また、最高11コマ/秒の連写速度も魅力的です。しかし、手ぶれ補正はレンズ内に依存しており、電子ビューファインダーの倍率も低いです。
キヤノン EOS M6 Mark II ボディは、3320万画素の高画素センサーとDIGIC 8の画像処理エンジンを搭載したミラーレス一眼カメラです。最高14コマ/秒の連写速度と5481点デュアルピクセルCMOS AFにより、高速で正確な撮影ができます。しかし、手ぶれ補正はレンズ内に依存しており、電子ビューファインダーは別売りです。
以上の比較から、私がおすすめするベストチョイスは、オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディです。理由は以下の通りです。
- 高性能な画像処理エンジンやAFシステムにより、高画質・高速処理・正確なフォーカスが得られる
- 5軸手ぶれ補正により、手持ち撮影や暗所撮影にも強い
- 軽量・コンパクトなボディにより、持ち運びやすく操作性も高い
- 防塵・防滴・耐低温仕様により、悪条件下でも安心して撮影できる
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディは、価格やセンサーサイズ、有効画素数などは劣っていますが、それらを補って余りあるほどの魅力があります。特に、5軸手ぶれ補正は他の機種にはない大きなアドバンテージです。このカメラは、旅行やアウトドアなどで活躍すること間違いなしです。
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディを購入するなら、以下のリンクからどうぞ。
引用
オリンパス OM-D E-M5 Mark III ボディのメーカーサイトは、こちらです。
OM-D E-M5 Mark III|デジタル一眼カメラ | OM SYSTEM
ソニー α6400 ボディのメーカーサイトは、こちらです。
α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
キヤノン EOS M6 Mark II ボディのメーカーサイトは、こちらです。