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パナソニック LUMIX DC-G100K 標準ズームレンズキットの魅力とライバル機種との比較

目次

比較概要

パナソニック LUMIX DC-G100K 標準ズームレンズキットは、2020年6月に発売されたミラーレスカメラです。動画撮影に特化した機能が豊富で、自撮りやライブ配信にも便利なカメラとして注目されています。

しかし、同じく動画撮影に強いライバル機種も存在します。今回は、LUMIX DC-G100Kと同じ価格帯で人気のある2機種、ソニー α6400とキヤノン EOS M50 Mark IIとの比較を行います。

どのカメラが自分のニーズに合っているのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

比較表

製品名 パナソニック
LUMIX DC-G100K
ソニー
α6400
キヤノン
EOS M50 Mark II
発売日 2020年6月 2019年2月 2020年11月
価格(税込) 79,200円 99,800円 84,800円
素数(有効) 2030万画素 2420万画素 2410万画素
撮像素子サイズ フォーサーズ/4/3型/LiveMOS APS-C/23.5×15.6mm/Exmor CMOS APS-C/22.3×14.9mm/CMOS
連続撮影速度 最高約11コマ/秒 最高約11コマ/秒 最高約10コマ/秒
液晶モニター 3.0型 約92.1万ドット
チルト可動式 タッチパネル
3.0型 約92.1万ドット
チルト可動式
3.0型 約104万ドット
バリアングル式 タッチパネル
電子ビューファインダー 0.39型 約236万ドット
OLEDファインダー
0.39型 約236万ドット
OLEDファインダー
0.39型 約236万ドット
OLEDファインダー
動画記録方式 XAVC S/AVCHD/MP4
4K(3840×2160)30p対応
XAVC S/AVCHD/MP4
4K(3840×2160)30p対応
MP4
4K(3840×2160)24p対応
バッテリー持続時間(静止画) CIPA基準 約360枚(液晶)
約410枚(ファインダー)
CIPA基準 約360枚(液晶)
約410枚(ファインダー)
CIPA基準 約235枚(液晶)
約250枚(ファインダー)
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 約120×66.9×59.7mm 約120×66.9×59.7mm 約116.3×88.1×58.7mm
本体重量(バッテリー・メモリーカード含む) 約403g(レンズ別売り時)
約503g(16-50mmレンズキット時)
約883g(18-135mmレンズキット時)
約403g(レンズ別売り時)
約387g(レンズ別売り時)

比較詳細

今回は、ソニーのα6400とパナソニックのLUMIX G100Kを比較してみました。どちらもVlog撮影に向いたミラーレス一眼カメラですが、それぞれに特徴があります。ここでは、主な違いを4つのポイントで紹介します。

1. サイズと重量

まず、サイズと重量です。Vlog撮影では、カメラを持ち歩いたり、自分撮りしたりすることが多いので、小型・軽量なカメラが便利です。この点では、LUMIX G100Kが優れています。LUMIX G100Kは、本体サイズが約116.3×88.1×58.7mmで、重量が約387g(レンズ別売り時)です。一方、α6400は、本体サイズが約120×66.9×59.7mmで、重量が約403g(レンズ別売り時)です。LUMIX G100Kは、α6400よりも幅と高さが小さく、重量も約16g軽いです。また、LUMIX G100Kは、バリアングル式の液晶モニターを搭載しており、自分撮りや様々な角度からの撮影がしやすいです。α6400は、チルト可動式の液晶モニターを搭載しており、自分撮りは可能ですが、バリアングル式ほど自由度は高くありません。

2. 音声性能

次に、音声性能です。Vlog撮影では、映像だけでなく音声も重要です。特に自分の声や周囲の音をクリアに録音することが求められます。この点では、LUMIX G100Kが圧倒的に優れています。LUMIX G100Kは、「OZO Audio by Nokia」という高音質・臨場感あふれる音声記録技術を採用しており、顔・瞳認識AFに連動して自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモードを搭載しています。これにより、自分撮りや歩き撮りなどのシーンでも自然な音声を録音できます。また、外部マイク端子やヘッドフォン端子も備えており、より高品質な音声録音やモニタリングが可能です。一方、α6400は、内蔵マイクはステレオマイクであり、「OZO Audio by Nokia」には対応していません。また、ヘッドフォン端子もありません。外部マイク端子はありますが、内蔵マイクと同じ位置にあるため、外部マイクを取り付けると液晶モニターが上に開かなくなってしまいます。

3. 画質性能

続いて、画質性能です。Vlog撮影では、高画質な映像を提供することが視聴者にとって魅力的です。この点では、α6400が優位です。α6400は、約2420万画素のAPS-CサイズのExmor CMOSセンサーと新世代の画像処理エンジンBIONZ Xを搭載しており、高解像感と高感度性能を両立しています。また、全画素読み出しによる高解像4K動画記録やS-Log/S-Gamutなどの本格的な動画機能も備えており、クリエイティブな映像制作が可能です。一方、LUMIX G100Kは、約2030万画素のマイクロフォーサーズサイズのLive MOSセンサーとVenus Engineを搭載しており、α6400に比べると画素数やセンサーサイズが劣ります。また、4K動画記録は30pまでであり、S-Log/S-Gamutなどの動画機能もありません。

4. 価格

最後に、価格です。Vlog撮影では、コスパの高いカメラが求められます。この点では、LUMIX G100Kが有利です。LUMIX G100Kは、標準ズームレンズキット(E 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.)で約9万円(税別)です。一方、α6400は、パワーズームレンズキット(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)で約13万円(税別)です。LUMIX G100Kは、α6400よりも約4万円安いです。また、LUMIX G100Kは、三脚グリップやマイクアダプターなどのVlog撮影に便利なアクセサリーが付属しており、さらにお得感があります。

以上が、ソニーのα6400とパナソニックのLUMIX G100Kの比較詳細です。どちらもVlog撮影に向いたミラーレス一眼カメラですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の撮影スタイルや予算に合わせて、最適なカメラを選んでください。

メリットとデメリット

ソニーのα6400とパナソニックのLUMIX G100Kのメリットとデメリットをまとめてみました。それぞれのカメラの特徴を把握して、自分に合ったカメラを選ぶ参考にしてください。

ソニー α6400のメリット

  • 高速・高精度なAF性能。世界最速0.02秒のAF速度と、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの最新機能を搭載しており、動きのある被写体も逃さない。
  • 高画質な映像。約2420万画素のAPS-CサイズのExmor CMOSセンサーと新世代の画像処理エンジンBIONZ Xにより、高解像感と高感度性能を両立。全画素読み出しによる高解像4K動画記録やS-Log/S-Gamutなどの本格的な動画機能も備えている。
  • 豊富なレンズラインアップ。ソニー EマウントはAPS-Cと35mmフルサイズの両方に対応するマウントであり、アダプターなしで多種多様なレンズを使える。撮影の幅が広がり、将来フルサイズカメラにステップアップしてもレンズをそのまま使える。

ソニー α6400のデメリット

  • 高価格。パワーズームレンズキットで約13万円(税別)と、エントリーモデルとしてはやや高めの価格設定である。予算が限られている場合は注意が必要。
  • 音声性能が低い。内蔵マイクはステレオマイクであり、高音質・臨場感あふれる音声記録技術「OZO Audio by Nokia」には対応していない。また、ヘッドフォン端子もなく、外部マイク端子も液晶モニターと干渉する位置にある。
  • バッテリー持続時間が短い。CIPA基準で約360枚(液晶モニター使用時)と、他社のミラーレス一眼カメラに比べてバッテリー持続時間が短い。長時間の撮影や動画撮影では予備バッテリーが必要になる。

パナソニック LUMIX G100Kのメリット

  • 低価格。標準ズームレンズキットで約9万円(税別)と、エントリーモデルとしては手頃な価格設定である。また、三脚グリップやマイクアダプターなどのVlog撮影に便利なアクセサリーが付属しており、お得感がある。
  • 音声性能が高い。「OZO Audio by Nokia」という高音質・臨場感あふれる音声記録技術を採用しており、顔・瞳認識AFに連動して自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモードを搭載している。また、外部マイク端子やヘッドフォン端子も備えており、高品質な音声録音やモニタリングが可能である。
  • 小型・軽量で操作性が高い。本体サイズが約116.3×88.1×58.7mmで、重量が約387g(レンズ別売り時)と、小型・軽量なカメラである。また、バリアングル式の液晶モニターを搭載しており、自分撮りや様々な角度からの撮影がしやすい。

パナソニック LUMIX G100Kのデメリット

  • 画質性能が低い。約2030万画素のマイクロフォーサーズサイズのLive MOSセンサーとVenus Engineを搭載しており、α6400に比べると画素数やセンサーサイズが劣る。また、4K動画記録は30pまでであり、S-Log/S-Gamutなどの動画機能もない。
  • AF性能が低い。コントラストAF方式を採用しており、α6400の位相差AF方式に比べるとAF速度や追随性が劣る。また、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの最新機能も搭載していない。
  • レンズラインナップが少ない。マイクロフォーサーズマウントはパナソニックオリンパスの共通規格であり、アダプターなしで両社のレンズを使える。しかし、APS-Cやフルサイズに比べるとレンズの種類や性能が劣る。

まとめ

ソニーのα6400とパナソニックのLUMIX G100Kは、どちらもVlog撮影に向いたミラーレス一眼カメラですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。α6400は、高速・高精度なAF性能や高画質な映像、豊富なレンズラインアップなど、高い性能を持つカメラですが、高価格や音声性能の低さ、バッテリー持続時間の短さなど、欠点もあります。LUMIX G100Kは、低価格や音声性能の高さ、小型・軽量で操作性の高さなど、コスパの高いカメラですが、画質性能やAF性能の低さ、レンズラインナップの少なさなど、劣る点もあります。

では、どちらのカメラがおすすめでしょうか。筆者の意見としては、 α6400がおすすめ です。理由は以下の通りです。

  • Vlog撮影では、映像のクオリティが重要です。α6400は、LUMIX G100Kよりも優れた画質性能や動画機能を持っており、高品質な映像を提供できます。
  • Vlog撮影では、被写体の動きに対応できるAF性能が重要です。α6400は、LUMIX G100Kよりも高速・高精度なAF性能を持っており、動きのある被写体も逃しません。
  • Vlog撮影では、撮影シーンに合わせてレンズを変えることができると便利です。α6400は、LUMIX G100Kよりも豊富なレンズラインナップを持っており、撮影の幅が広がります。

以上の理由から、α6400はVlog撮影に最適なカメラだと言えます。価格や音声性能などに不満がある場合は、別売のアクセサリーを使って補うこともできます。また、将来的にフルサイズカメラにステップアップする可能性がある場合も、α6400はレンズをそのまま使えるため、有利です。

一方、LUMIX G100KはVlog撮影に必要最低限の機能を備えたカメラです。予算が限られている場合や音声性能を重視する場合には選択肢に入れても良いでしょう。しかし、画質性能やAF性能などにこだわる場合やレンズを増やしたい場合には不向きです。

以上が、ソニーのα6400とパナソニックのLUMIX G100Kの比較記事のまとめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたにぴったりのカメラを見つけてください。

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