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オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは買いなのか?ライバル機種と徹底比較!

目次

比較概要

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、2020年8月に発売されたミラーレス一眼カメラです。コンパクトで軽量なボディに、有効画素数2010万画素の高性能センサーと、5軸手ブレ補正機能を搭載しています。また、自撮りに便利な可動式液晶モニターや、スマートフォンとの連携が簡単なWi-FiBluetooth機能も備えています。

この記事では、オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディと、同じくミラーレス一眼カメラで、同じような価格帯で人気のある機種と比較します。比較機種は、ソニー α6400 ボディと、キヤノン EOS M6 Mark II ボディです。

これらのカメラはどれも高画質で高性能なモデルですが、それぞれに特徴や違いがあります。どのカメラが自分の撮影スタイルや目的に合っているのか、比較表や詳細な解説を参考にしてください。

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、コンパクトで使いやすいカメラですが、性能面では他の機種に劣る部分もあります。そのメリットとデメリットを知っておくことが大切です。

比較表

項目 オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディ ソニー α6400 ボディ キヤノン EOS M6 Mark II ボディ
発売日 2020年8月28日 2019年2月22日 2019年9月26日
価格(税込) 74,800円(2021年10月時点) 99,800円(2021年10月時点) 99,800円(2021年10月時点)
有効画素数 2010万画素 2420万画素 3330万画素
センサーサイズ フォーサーズ(17.3×13.0mm) APS-C(23.5×15.6mm) APS-C(22.3×14.9mm)
画像処理エンジン TruePic VIII BIONZ X DIGIC 8
連写速度 最高15コマ/秒 最高11コマ/秒 最高14コマ/秒
手ブレ補正 5軸手ブレ補正(ボディ内蔵) レンズ内手ブレ補正(ボディ非搭載) レンズ内手ブレ補正(ボディ非搭載)
オートフォーカス 121点AF(コントラストAF) 425点AF(位相差AF+コントラストAF) 143点AF(デュアルピクセルCMOS AF)
液晶モニター 3.0型104万ドット可動式タッチパネル液晶 3.0型92万ドット可動式タッチパネル液晶 3.0型104万ドット可動式タッチパネル液晶
電子ビューファインダー 2.36型236万ドット有機EL EVF 2.36型236万ドット有機EL EVF 別売りEVF-DC2(2.36型236万ドット有機EL EVF
無線通信機能 Wi-FiBluetooth対応 Wi-FiBluetooth対応 Wi-FiBluetooth対応
バッテリー持続時間(CIPA規格) 約360枚撮影可能 約410枚撮影可能 約305枚撮影可能
サイズ・重量(バッテリー・メモリーカード込み)
幅×高さ×奥行き(mm) 重量(g) 重量(g)
オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディ 121.7×84.4×49.0mm 383g
ソニー α6400 ボディ 120.0×66.9×59.7mm 403g
キヤノン EOS M6 Mark II ボディ 119.6×70.0×49.2mm 408g
比較詳細を作成しました。以下の通りです。

比較詳細

ここでは、比較表で見た各項目について、より詳しく解説していきます。それぞれのカメラの特徴や違いを理解することで、自分に合ったカメラを選ぶのに役立ててください。

有効画素数

有効画素数とは、カメラのセンサーに搭載されている画素(ピクセル)の数のことです。一般的に、有効画素数が多いほど、高解像度で細かい部分まで鮮明に写せると言われています。しかし、有効画素数だけで画質を判断するのは危険です。センサーサイズや画像処理エンジンなども重要な要素です。

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、有効画素数2010万画素です。これは、前モデルのOM-D E-M10 Mark III ボディよりも約200万画素増えた数値です。一方、ソニー α6400 ボディは、有効画素数2420万画素で、キヤノン EOS M6 Mark II ボディは、有効画素数3330万画素です。この点では、オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは他の機種に劣っています。

しかし、オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、高性能なセンサーと画像処理エンジンによって、高感度時のノイズ低減や色再現性などに優れています。また、高解像度モードを使えば、最大8160万画素相当の超高解像度写真を撮ることもできます。このモードでは、カメラが微妙にずらしながら8枚の写真を撮り、それらを合成して1枚の写真にします。この機能は、三脚を使って静止した被写体を撮るときに便利です。

手ブレ補正

手ブレ補正とは、カメラやレンズに搭載されている機能で、手の揺れや振動などによって写真がぶれるのを防ぐものです。手ブレ補正は、ボディ内蔵型とレンズ内蔵型の2種類があります。ボディ内蔵型は、カメラ本体に手ブレ補正機構があるため、どんなレンズを使っても手ブレ補正が効くというメリットがあります。レンズ内蔵型は、レンズごとに手ブレ補正機構があるため、手ブレ補正の性能はレンズによって異なります。

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、5軸手ブレ補正(ボディ内蔵)を搭載しています。これは、カメラの上下左右の揺れだけでなく、回転方向の揺れも補正できるという高性能な機能です。オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディでは、最大4.5段分の手ブレ補正効果が得られます。これは、シャッタースピードを4.5段分遅くしても写真がぶれないということを意味します。例えば、通常なら1/60秒で撮らなければならない場面でも、1/4秒で撮れるということです。この機能は、暗い場所や望遠撮影などで大変役立ちます。

一方、ソニー α6400 ボディとキヤノン EOS M6 Mark II ボディは、レンズ内手ブレ補正(ボディ非搭載)です。これらのカメラでは、手ブレ補正機能を持つレンズを使わなければ、手ブレ補正が効きません。また、レンズによっては、手ブレ補正の効果が低かったり、5軸ではなく2軸や3軸しか補正できなかったりする場合もあります。この点では、オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディが優位です。

メリットとデメリット

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、コンパクトで使いやすいカメラですが、性能面では他の機種に劣る部分もあります。そのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • コンパクトで軽量なボディで、持ち運びやすい。
  • 5軸手ブレ補正(ボディ内蔵)が搭載されており、どんなレンズを使っても手ブレ補正が効く。
  • 自撮りに便利な可動式液晶モニターがある。
  • 高解像度モードを使えば、最大8160万画素相当の超高解像度写真を撮ることができる。
  • スマートフォンとの連携が簡単で、Wi-FiBluetoothで写真を転送したり、リモート撮影したりできる。

デメリット

  • 有効画素数が他の機種よりも低い。
  • センサーサイズが他の機種よりも小さい。
  • オートフォーカスの性能が他の機種よりも劣る。
  • バッテリー持続時間が他の機種よりも短い。
  • 電子ビューファインダーの視野率が他の機種よりも低い。

まとめ

オリンパス OM-D E-M10 Mark IV ボディは、コンパクトで使いやすいミラーレス一眼カメラです。5軸手ブレ補正や高解像度モードなどの高性能な機能を備えていますが、有効画素数やセンサーサイズ、オートフォーカスなどの性能面では、他の機種に劣ります。そのため、画質や操作性にこだわるプロや上級者には向いていません。

ソニー α6400 ボディは、高画質で高速なオートフォーカスを誇るミラーレス一眼カメラです。動きの速い被写体や暗い場所でもピントが合わせやすく、連写速度も高いです。しかし、手ブレ補正がボディに搭載されておらず、レンズによっては手ブレ補正が効かない場合もあります。そのため、手持ちで撮影する場合には注意が必要です。

キヤノン EOS M6 Mark II ボディは、有効画素数が最も高く、高解像度で美しい写真が撮れるミラーレス一眼カメラです。連写速度も高く、動きの速い被写体を捉えるのに適しています。しかし、電子ビューファインダーが別売りであり、バッテリー持続時間も短いです。そのため、長時間の撮影には不便です。

以上のことから、私がおすすめするベストチョイスは、ソニー α6400 ボディです。このカメラは、画質やオートフォーカスの性能が高く、多様なシーンで活躍できる万能なカメラです。手ブレ補正がボディに搭載されていないという欠点はありますが、手ブレ補正機能を持つレンズを使えば問題ありません。また、価格も他の機種と同じくらいであり、コスパも高いです。このカメラは、初心者から上級者まで幅広く使えるカメラだと思います。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは、以下のとおりです。