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SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディはニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6とどう違う?徹底比較レビュー

目次

比較概要

SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、2022年10月に発売されたフルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラです。静止画や動画の高画質や高速性能、多彩な機能や操作性など、幅広いニーズに応える万能機として注目されています。

しかし、同じくフルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラとして、ニコンのZ 6IIやキヤノンのEOS R6も人気があります。これらのカメラは、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディと同じような価格帯で販売されており、静止画や動画の性能や機能が似ています。

では、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディはニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6とどう違うのでしょうか?それぞれのカメラの特徴や違いを 徹底的に比較 してみました。この記事では、比較表や詳細な解説、メリットとデメリット、まとめなどをご紹介します。

あなたがカメラを選ぶ際の参考になれば幸いです。それでは、さっそく見ていきましょう。

比較表

項目 SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディ ニコン Z 6II ボディ キヤノン EOS R6 ボディ
素数(有効画素) 約3300万画素1 約2450万画素2 約2010万画素3
撮像素子 35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」1 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサーニコンFXフォーマット2 35mmフルサイズCMOSセンサー3
画像処理エンジン BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)1 デュアル EXPEED 62 DIGIC X3
連写撮影速度(最高) 約10コマ/秒(機械式シャッター)
約8コマ/秒(電子先幕シャッター)
約30コマ/秒(電子シャッター)1
約14コマ/秒(電子先幕シャッター)
約12コマ/秒(機械式シャッター)
約5.5コマ/秒(低速連続撮影)2
約20コマ/秒(電子シャッター)
約12コマ/秒(機械式シャッター)
約5コマ/秒(低速連続撮影)3
オートフォーカス ファストハイブリッドAF(位相差検出AF/コントラスト検出AF)
AF測距点:約759点(位相差検出AF)
AF測光点:約425点(コントラスト検出AF)
人物・動物の瞳AF、リアルタイムトラッキング、リアルタイムアイAF
ハイブリッドAF(位相差検出AF/コントラスト検出AF)
AF測距点:約273点(位相差検出AF)
人物・動物の瞳AF、顔優先AF、被写体追従
デュアルピクセルCMOS AF II
AF測距点:約6072点(自動選択時)
人物・動物の瞳AF、顔優先AF、被写体追従
ISO感度(静止画) ISO 100~51200(拡張感度設定時:ISO 50~204800) ISO 100~51200(拡張感度設定時:ISO 50~204800) ISO 100~102400(拡張感度設定時:ISO 50~204800)
手ブレ補正 ボディ内5軸手ブレ補正(最大5.5段分の効果) ボディ内5軸手ブレ補正(最大5段分の効果) ボディ内5軸手ブレ補正(最大8段分の効果)
動画記録方式 XAVC S、XAVC HS、XAVC SI N-Log、H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC C-Log、H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC

比較詳細

ここでは、比較表で見た4つの項目について、それぞれのカメラの特徴や違いを詳しく解説していきます。SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディはニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6とどう比べられるのでしょうか?

素数(有効画素)

素数とは、カメラの撮像素子にある画素(ピクセル)の数のことです。画素数が多いほど、細かい部分まで鮮明に写すことができます。しかし、画素数が多すぎると、ノイズが発生したり、ファイルサイズが大きくなったりするデメリットもあります。

SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、約3300万画素という高画素数を誇ります。これは、ニコンZ 6IIの約2450万画素やキヤノンEOS R6の約2010万画素よりも多く、より高解像度の写真を撮ることができます。また、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、高画素数ながらも高感度性能や低ノイズ性能に優れており、暗い場所でも美しい写真を撮ることができます。

ニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6は、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディよりも画素数が少ないですが、それでも十分な画質を提供します。また、画素数が少ない分、ファイルサイズが小さくなり、メモリーカードやパソコンの容量を節約できます。

オートフォーカス

オートフォーカスとは、カメラが自動的に被写体にピントを合わせる機能のことです。オートフォーカスの性能は、カメラの使いやすさや写真の美しさに大きく影響します。オートフォーカスには、位相差検出AFとコントラスト検出AFという2種類の方式があります。位相差検出AFは、高速でピントを合わせることができますが、撮像素子の一部を占めてしまうデメリットがあります。コントラスト検出AFは、高精度でピントを合わせることができますが、動きの速い被写体に対応しにくいデメリットがあります。

SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、ファストハイブリッドAFという方式を採用しています。これは、位相差検出AFとコントラスト検出AFを組み合わせたもので、高速かつ高精度なオートフォーカスを実現しています。また、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、AF測距点が約759点(位相差検出AF)と約425点(コントラスト検出AF)という多さで、撮像素子のほぼ全域をカバーしています。さらに、人物や動物の瞳や顔を自動的に認識して追従する瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの高度な機能も備えています。

ニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6も、ハイブリッドAFやデュアルピクセルCMOS AF IIという方式を採用しており、高速かつ高精度なオートフォーカスを実現しています。しかし、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディに比べると、AF測距点の数やカバー範囲が少ないです。また、瞳AFや顔優先AFなどの機能もありますが、リアルタイムトラッキングなどのSONY α7 IV ILCE-7M4 ボディには劣る部分もあります。

メリットとデメリット

ここでは、それぞれのカメラのメリットとデメリットをまとめてみます。SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディはニコンZ 6IIやキヤノンEOS R6に比べて、どんな利点や欠点があるのでしょうか?

SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディのメリット

  • 高画素数で高解像度の写真が撮れる
  • 高感度性能や低ノイズ性能に優れている
  • 高速かつ高精度なオートフォーカスを実現している
  • AF測距点やカバー範囲が多い
  • 瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの高度な機能がある
  • 4K/60p動画が撮れる
  • 液晶モニターが可動式でタッチ操作ができる
  • バッテリー持続時間が長い

SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディのデメリット

  • ファイルサイズが大きくなりやすい
  • 本体サイズや重量が大きい
  • 価格が高い
  • レンズの種類や価格が少ない・高い

ニコンZ 6II ボディのメリット

  • 連写速度が速い
  • ファイルサイズが小さい
  • 本体サイズや重量が小さい
  • N-LogやRAW動画などの動画機能がある
  • レンズの種類や価格が多い・安い

ニコンZ 6II ボディのデメリット

  • 素数が少ない
  • AF測距点やカバー範囲が少ない
  • 瞳AFや顔優先AFなどの機能が劣る
  • 液晶モニターが可動式ではなく、タッチ操作も限定的である
  • バッテリー持続時間が短い

キヤノンEOS R6 ボディのメリット

  • 手ブレ補正効果が高い
  • ISO感度範囲が広い
  • C-LogやRAW動画などの動画機能がある
  • 液晶モニターが可動式でタッチ操作ができる
  • レンズの種類や価格が多い・安い

キヤノンEOS R6 ボディのデメリット

  • 素数が少ない
  • ファイルサイズが大きくなりやすい
  • 本体サイズや重量が大きい
  • 価格が高い
  • バッテリー持続時間が短い

まとめ

この記事では、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディとニコンZ 6II ボディとキヤノンEOS R6 ボディという3つのフルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラを徹底的に比較しました。それぞれのカメラの特徴や違いを比較表や詳細な解説、メリットとデメリットでご紹介しました。

それでは、最後にベストチョイスをどれか一つだけお勧めします。もちろん、あなたの好みやニーズによって異なるでしょうが、私の個人的な意見としては、 SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディ がおすすめです。

理由は以下の通りです。

  • 高画素数で高解像度の写真が撮れる
  • 高感度性能や低ノイズ性能に優れている
  • 高速かつ高精度なオートフォーカスを実現している
  • 瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの高度な機能がある
  • 4K/60p動画が撮れる
  • 液晶モニターが可動式でタッチ操作ができる
  • バッテリー持続時間が長い

これらの点から、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディは、静止画や動画の性能や機能が優れており、幅広いシーンや用途に対応できる万能機だと言えます。特に、高画素数や高速・高精度なオートフォーカスは、他のカメラにはない強みです。また、液晶モニターの可動式やタッチ操作も、撮影時の使いやすさや快適さに影響します。

もちろん、SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディにもデメリットはあります。ファイルサイズが大きくなりやすいことや、本体サイズや重量が大きいこと、価格が高いこと、レンズの種類や価格が少ない・高いことなどです。しかし、これらのデメリットは、カメラ本体の性能や機能には直接関係しません。また、メモリーカードやパソコンの容量を増やしたり、レンズアダプターを使ったりすることで、ある程度対処できます。

そこで、私は SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディ をお勧めします。このカメラは、高画質や高速性能、多彩な機能や操作性など、カメラ本体の性能や機能において他のカメラを凌駕しています。このカメラを使えば、あなたも素晴らしい写真や動画を撮ることができるでしょう。

引用