CANON EOS R10 ボディは本当におすすめ?人気機種と徹底比較してみた
目次
比較概要
CANON EOS R10 ボディは、2022年7月に発売されたAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。小型・軽量ながら、高速・高精度なオートフォーカスや高画質な4K動画撮影など、本格的な機能を備えています。しかし、同じような価格帯で人気のある機種と比べて、どのような特徴や違いがあるのでしょうか?
今回は、CANON EOS R10 ボディと、同じような価格帯で人気のある機種とを比較してみました。比較機種は、以下の2機種です。
これらの機種は、CANON EOS R10 ボディと同じく、APS-Cサイズのミラーレスカメラであり、価格も約10万円台と近いです。また、それぞれが独自のコンセプトや魅力を持っています。SONY α6400 ボディは、高性能なオートフォーカスや動画撮影に優れた機種です。Nikon Z fc ボディは、レトロなデザインや操作性にこだわった機種です。
では、CANON EOS R10 ボディは、これらの機種とどのように比べて優れているのでしょうか?また、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?この記事では、それぞれの機種の仕様や性能を比較表や詳細な解説でご紹介します。さらに、それぞれの機種のメリットとデメリットもまとめてお伝えします。最後には、CANON EOS R10 ボディをおすすめする理由や注意点もご紹介します。
CANON EOS R10 ボディは本当におすすめなのでしょうか?人気機種と徹底比較してみた結果をお見逃しなく!
比較表
機種 | CANON EOS R10 ボディ | SONY α6400 ボディ | Nikon Z fc ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2022年7月1 | 2019年2月2 | 2021年7月3 |
価格帯 | 約10万円台1 | 約10万円台4 | 約10万円台5 |
撮像素子 | APS-Cサイズ CMOSセンサー 約2420万画素1 |
APS-Cサイズ Exmor CMOSセンサー 約2420万画素2 |
APS-Cサイズ CMOSセンサー 約2088万画素3 |
画像処理エンジン | DIGIC 81 | BIONZ X2 | EXPEED 63 |
オートフォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF 最大651分割(静止画) 最大527分割(動画)1 |
ハイブリッドAF (位相差AF/コントラストAF) 最大425点(静止画/動画)2 |
ハイブリッドAF (位相差AF/コントラストAF) 最大209点(静止画/動画)3 |
連写速度 | 最大約10コマ/秒(AF/AE追従) | 最大約11コマ/秒(AF/AE追従) | 最大約11コマ/秒(AF/AE追従) |
動画撮影 | 4K(3840×2160)30p/25p/24p FHD(1920×1080)60p/50p/30p/25p/24p HD(1280×720)60p/50p 最大29分59秒 |
4K(3840×2160)30p/25p/24p FHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p HD(1280×720)120p/100p 最大29分59秒 |
4K(3840×2160)30p/25p/24p FHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p HD(1280×720)60p/50p 最大29分59秒 |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチパネル液晶モニター | 3.0型 約92万ドット チルト式タッチパネル液晶モニター | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチパネル液晶モニター |
電子ビューファインダー | 有機EL 約236万ドット 1.56倍 | 有機EL 約236万ドット 1.07倍 | 有機EL 約236万ドット 1.02倍 |
バッテリー持続時間 | CIPA基準 約250枚(液晶モニター使用時) CIPA基準 約210枚(電子ビューファインダー使用時) |
CIPA基準 約410枚(液晶モニター使用時) CIPA基準 約360枚(電子ビューファインダー使用時) |
CIPA基準 約300枚(液晶モニター使用時) CIPA基準 約250枚(電子ビューファインダー使用時) |
比較詳細
比較表で見たように、CANON EOS R10 ボディと他の2機種は、いくつかの共通点や違いがあります。ここでは、それぞれの機種の特徴や性能を詳しく解説していきます。
CANON EOS R10 ボディは、CANONのミラーレスカメラの中でも最も小型・軽量なボディです。重さは約370gと、他の2機種よりも約100gほど軽く、持ち運びやすいです。また、バリアングル式のタッチパネル液晶モニターを搭載しており、自撮りや高所・低所からの撮影も可能です。電子ビューファインダーも有機ELで高精細な映像を表示します。
CANON EOS R10 ボディの最大の特徴は、高速・高精度なオートフォーカスです。デュアルピクセルCMOS AFという技術を採用しており、画面全体の約88%をカバーする最大651分割のAFエリアを持ちます。また、顔や目を自動的に検出して追従する顔優先AFや眼AFも搭載しており、人物撮影に便利です。動物の顔や目も検出できる動物優先AFもあります。静止画だけでなく、動画撮影時にもこれらのAF機能が使えます。
CANON EOS R10 ボディは、高画質な4K動画撮影にも対応しています。4K(3840×2160)30p/25p/24pの動画が最大29分59秒まで撮影できます。また、FHD(1920×1080)60p/50p/30p/25p/24pやHD(1280×720)60p/50pの動画も撮影できます。動画撮影時には、映像がブレにくい電子式手ぶれ補正や音声がクリアに録音できるマイク入力端子も備えています。
SONY α6400 ボディは、SONYのミラーレスカメラの中でも高性能なオートフォーカスや動画撮影に優れた機種です。重さは約403gと、CANON EOS R10 ボディよりもやや重いですが、それでも軽量なボディです。チルト式のタッチパネル液晶モニターを搭載しており、自撮りや高所・低所からの撮影も可能です。電子ビューファインダーも有機ELで高精細な映像を表示します。
SONY α6400 ボディの最大の特徴は、高性能なオートフォーカスです。ハイブリッドAFという技術を採用しており、位相差AFとコントラストAFを組み合わせて高速・高精度なピント合わせを行います。画面全体の約84%をカバーする最大425点のAFエリアを持ちます。また、顔や目を自動的に検出して追従するリアルタイム顔優先AFやリアルタイム眼AFも搭載しており、人物撮影に便利です。動物の顔や目も検出できるリアルタイム動物優先AFもあります。静止画だけでなく、動画撮影時にもこれらのAF機能が使えます。
SONY α6400 ボディは、高画質な4K動画撮影にも対応しています。4K(3840×2160)30p/25p/24pの動画が最大29分59秒まで撮影できます。また、FHD(1920×1080)120p/100p/60p/50p/30p/25p/24pやHD(1280×720)120p/100pの動画も撮影できます。動画撮影時には、映像がブレにくい5軸手ぶれ補正や音声がクリアに録音できるマイク入力端子も備えています。
Nikon Z fc ボディは、Nikonのミラーレスカメラの中でもレトロなデザインや操作性にこだわった機種です。重さは約445gと、他の2機種よりも最も重いですが、それでも軽量なボディです。バリアングル式のタッチパネル液晶モニターを搭載しており、自撮りや高所・低所からの撮影も可能です。電子ビューファインダーも有機ELで高精細な映像を表示します。
Nikon Z fc ボディの最大の特徴は、レトロなデザインや操作性です。外観は、1982年に発売されたNikon FM2というフィルムカメラをモチーフにしており、シルバーとブラックの配色や金属製のダイヤルなどが特徴的です。また、露出補正ダイヤルやISO感度ダイヤルなどが独立しており、直感的に設定を変更できます。さらに、カスタマイズ可能なiメニューやFnボタンなどもあり、自分好みに操作性を調整できます。
Nikon Z fc ボディは、高画質な4K動画撮影にも対応しています。4
メリットとデメリット
ここまで、CANON EOS R10 ボディと他の2機種を比較してきました。それぞれの機種には、優れた点や劣った点があります。ここでは、それぞれの機種のメリットとデメリットをまとめてお伝えします。
CANON EOS R10 ボディのメリットとデメリット
CANON EOS R10 ボディのメリットは、以下のようなものがあります。
- 小型・軽量なボディで持ち運びやすい
- 高速・高精度なオートフォーカスでピント合わせに困らない
- 顔や目を自動的に検出して追従するAF機能で人物撮影に便利
- 高画質な4K動画撮影に対応している
- バリアングル式のタッチパネル液晶モニターで自撮りや高所・低所からの撮影も可能
CANON EOS R10 ボディのデメリットは、以下のようなものがあります。
- バッテリー持続時間が他の2機種よりも短い
- 電子ビューファインダーの倍率が他の2機種よりも低い
- レトロなデザインや操作性にはこだわっていない
SONY α6400 ボディのメリットとデメリット
SONY α6400 ボディのメリットは、以下のようなものがあります。
- 高性能なオートフォーカスでピント合わせに困らない
- 顔や目を自動的に検出して追従するAF機能で人物撮影に便利
- 高画質な4K動画撮影に対応している
- FHDやHDの動画撮影時には120p/100pの高速撮影が可能
- バッテリー持続時間が他の2機種よりも長い
SONY α6400 ボディのデメリットは、以下のようなものがあります。
- 液晶モニターがバリアングル式ではなくチルト式で自撮りに不便
- 電子ビューファインダーの倍率が他の2機種よりも低い
- レトロなデザインや操作性にはこだわっていない
Nikon Z fc ボディのメリットとデメリット
Nikon Z fc ボディのメリットは、以下のようなものがあります。
- レトロなデザインや操作性にこだわっており、フィルムカメラ感覚で楽しめる
- 高画質な4K動画撮影に対応している
- バリアングル式のタッチパネル液晶モニターで自撮りや高所・低所からの撮影も可能
- カスタマイズ可能なiメニューやFnボタンで操作性を調整できる
まとめ
この記事では、CANON EOS R10 ボディと、同じような価格帯で人気のある機種とを比較してみました。比較機種は、SONY α6400 ボディとNikon Z fc ボディです。それぞれの機種の仕様や性能を比較表や詳細な解説でご紹介しました。さらに、それぞれの機種のメリットとデメリットもまとめてお伝えしました。
それでは、最後に、CANON EOS R10 ボディをおすすめする理由や注意点をご紹介します。
CANON EOS R10 ボディは、小型・軽量なボディに高速・高精度なオートフォーカスや高画質な4K動画撮影など、本格的な機能を備えたミラーレスカメラです。顔や目を自動的に検出して追従するAF機能やバリアングル式のタッチパネル液晶モニターなど、人物撮影や自撮りに便利な機能もあります。しかし、バッテリー持続時間が他の2機種よりも短いことや電子ビューファインダーの倍率が他の2機種よりも低いことには注意が必要です。また、レトロなデザインや操作性にはこだわっていないことも理解しておくべきです。
そこで、CANON EOS R10 ボディをおすすめするのは、以下のようなタイプの人です。
- 小型・軽量なカメラを持ち運びたい人
- 高速・高精度なオートフォーカスでピント合わせに困らないカメラが欲しい人
- 高画質な4K動画撮影ができるカメラが欲しい人
- 人物撮影や自撮りに便利なカメラが欲しい人
CANON EOS R10 ボディは、これらのニーズに応えることができるミラーレスカメラです。もし、あなたがこのようなタイプの人であれば、CANON EOS R10 ボディはあなたにぴったりのカメラです。ぜひ、一度試してみてください。
以上が、CANON EOS R10 ボディについてのブログ記事でした。この記事があなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。ありがとうございました。