CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットの魅力とライバル機種との比較
目次
比較概要
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、2019年3月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。CANONのフルサイズミラーレスカメラとしては、EOS Rに次いで2番目に登場したモデルで、価格も手頃なエントリークラスとなっています。
この記事では、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットと、同じくフルサイズミラーレスカメラで、同じような価格帯で人気のある機種と比較してみます。比較機種は、ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットと、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットです。
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、どのような特徴を持ち、どのような場面で活躍するのでしょうか?また、ライバル機種と比べて、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう。
比較表
製品名 | CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット | ソニー α7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキット | ニコン Z 6 24-70mm f/4 S レンズキット |
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発売日 | 2019年3月14日 | 2018年4月6日 | 2018年11月23日 |
価格(税込) | 199,800円 | 279,800円 | 309,800円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9 x 24 mm) | フルサイズ(35.6 x 23.8 mm) | フルサイズ(35.9 x 23.9 mm) |
有効画素数 | 約2620万画素 | 約2420万画素 | 約2450万画素 |
連続撮影速度 | 約5コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約12コマ/秒 |
最高記録画素数 | 6240 x 4160 | 6000 x 4000 | 6048 x 4024 |
動画記録画素数 | 3840 x 2160(4K) | 3840 x 2160(4K) | 3840 x 2160(4K) |
バッテリー持続時間(静止画撮影時) | 約250枚(液晶モニター使用時) | 約610枚(液晶モニター使用時) | 約310枚(液晶モニター使用時) |
重量(レンズ込み) | 約880g | 約899g | 約1075g |
比較詳細
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、フルサイズミラーレスカメラとしては非常にコンパクトで軽量なボディを持っています。レンズキットに付属するRF24-105mm F4-7.1 IS STMも小型で軽量なレンズで、広角から望遠までカバーできる汎用性の高いレンズです。この組み合わせなら、旅行や日常の撮影にも気軽に持ち運べます。
また、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、フルサイズセンサーを搭載しているため、高画質で美しい写真が撮れます。特に、暗い場所でもノイズが少なく、色彩豊かな写真が撮れるのが魅力です。レンズにも手ブレ補正機能が付いているので、シャッタースピードを落としてもブレにくくなっています。
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、操作性も優れています。液晶モニターはバリアングル式で、自撮りや低い位置からの撮影も可能です。また、タッチ操作にも対応しており、フォーカスや設定変更などがスムーズに行えます。さらに、ボディには多機能バーという独自の操作部があり、好みに応じて様々な機能を割り当てることができます。
一方、ライバル機種であるソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットと、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットは、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットと比べて、いくつかの点で優れています。
まず、連続撮影速度ですが、ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットは約10コマ/秒、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットは約12コマ/秒と、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットの約5コマ/秒よりも高速です。動きの速い被写体を撮る場合には、より多くの瞬間を捉えることができます。
次に、バッテリー持続時間ですが、ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットは約610枚、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットは約310枚と、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットの約250枚よりも長持ちします。長時間の撮影や旅行などでは、バッテリー交換の手間を省くことができます。
メリットとデメリット
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- フルサイズミラーレスカメラとしては非常にコンパクトで軽量なボディとレンズで、持ち運びやすい。
- フルサイズセンサーを搭載しており、高画質で美しい写真が撮れる。暗い場所でもノイズが少なく、色彩豊かな写真が撮れる。
- 操作性が優れており、液晶モニターはバリアングル式でタッチ操作に対応している。多機能バーで好みの機能を割り当てることができる。
デメリット
- 連続撮影速度が約5コマ/秒と、ライバル機種よりも低速である。動きの速い被写体を撮る場合には不利になる。
- バッテリー持続時間が約250枚と、ライバル機種よりも短い。長時間の撮影や旅行などでは、バッテリー交換の手間がかかる。
- レンズキットに付属するRF24-105mm F4-7.1 IS STMは、開放F値が小さく、明るさに欠ける。ボケ味や被写界深度のコントロールには不向きである。
まとめ
この記事では、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットと、ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットと、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットとを比較してみました。
CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットは、フルサイズミラーレスカメラとしては非常にコンパクトで軽量なボディとレンズで、持ち運びやすいのが魅力です。また、フルサイズセンサーを搭載しており、高画質で美しい写真が撮れます。操作性も優れており、液晶モニターはバリアングル式でタッチ操作に対応しています。ただし、連続撮影速度やバッテリー持続時間はライバル機種よりも劣っており、レンズキットに付属するRF24-105mm F4-7.1 IS STMは明るさに欠けるという欠点があります。
ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットは、連続撮影速度やバッテリー持続時間が優れており、動きの速い被写体や長時間の撮影に向いています。また、有効画素数や動画記録画素数も高く、高解像度で鮮明な写真や動画が撮れます。ただし、重量はCANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットよりも重く、価格も高いという欠点があります。
ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットは、連続撮影速度が最も高く、動きの速い被写体を撮る場合には最適です。また、最高記録画素数や動画記録画素数も高く、高解像度で鮮明な写真や動画が撮れます。ただし、重量はCANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットよりも重く、価格も高いという欠点があります。
以上の比較から、ベストチョイスをお勧めするとすれば、以下のようになります。
- フルサイズミラーレスカメラを初めて使う方や、コンパクトで軽量なカメラを求める方には、CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキットがおすすめです。
- 動きの速い被写体を撮ることが多い方や、長時間の撮影をすることが多い方には、ソニーのα7 III ILCE-7M3 28-70mm レンズキットがおすすめです。
- 最高の解像度で写真や動画を撮りたい方や、連続撮影速度を重視する方には、ニコンのZ 6 24-70mm f/4 S レンズキットがおすすめです。
以上でこの記事は終わりです。フルサイズミラーレスカメラの選び方の参考になれば幸いです。それでは、良い撮影ライフをお楽しみください。