Happy gadget !

ガジェットが生活のクオリティをあげる「Happy gadget !」

富士フイルム X-S10 XF18-55mmレンズキットは、小型軽量ながら高画質・高性能なミラーレスカメラ!同価格帯のライバル機種と徹底比較

目次

比較概要

富士フイルムのミラーレスカメラ「 FUJIFILM X-S10 XF18-55mmレンズキット 」は、小型軽量ながら高画質・高性能なカメラです。2610万画素の裏面照射型センサーと高速画像処理エンジンを搭載し、最短約0.02秒の高速・高精度AFが可能です。また、5軸・最大6.0段の手ブレ補正機能や4K/30P動画撮影機能も備えています。

この記事では、同じような価格帯で人気のあるミラーレスカメラと比較して、X-S10の魅力を紹介します。比較機種は、ソニーの「α6400 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS レンズキット」とオリンパスの「OM-D E-M10 Mark IV EZダブルズームキット」です。これらのカメラは、X-S10と同じくAPS-Cサイズのセンサーを採用しており、操作性や機能性にも優れています。

X-S10と比較機種の違いはどこにあるのでしょうか?それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

比較表

製品名 FUJIFILM X-S10 XF18-55mmレンズキット α6400 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS レンズキット OM-D E-M10 Mark IV EZダブルズームキット
メーカー 富士フイルム ソニー オリンパス
価格(税込) 176,898円(最安) 129,800円(最安) 109,800円(最安)
発売日 2020年11月19日 2019年2月22日 2020年9月25日
センサーサイズ APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS4 APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS MFT/17.3mm×13.0mm/Live MOS
素数(有効画素) 2610万画素 2420万画素 2010万画素
レンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
手ブレ補正 ボディ内5軸・最大6.0段 レンズ内3軸・最大4.0段 ボディ内5軸・最大4.5段
連写速度(AF-AE追従) 約8コマ/秒(機械シャッター)
約20コマ/秒(電子シャッター)
約30コマ/秒(1.25倍クロップ)
約11コマ/秒(機械シャッター)
約8コマ/秒(電子シャッター)
約8.7コマ/秒(機械シャッター)
約15コマ/秒(電子シャッター)

比較詳細

まず、富士フイルムのX-S10とソニーのα6400は、同じAPS-Cサイズのセンサーを採用していますが、画素数には差があります。X-S10は2610万画素、α6400は2420万画素です。画素数が多いほど、細部の描写やトリミングに有利ですが、ノイズやモアレの発生も考慮する必要があります。また、画素数だけでは画質を判断できません。センサーの性能や画像処理エンジンの違いも影響します。

X-S10は、裏面照射型センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載しており、高感度時のノイズ低減や色再現性に優れています。また、富士フイルム独自のフィルムシミュレーション機能で、さまざまな色彩表現が楽しめます。α6400は、前面照射型センサーと画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載しており、高解像度や高コントラストな画像を生成できます。また、ソニー独自のピクチャーエフェクトやクリエイティブスタイルで、個性的な画像作りができます。

次に、レンズについて見ていきましょう。X-S10は、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISというレンズキットを付属しています。このレンズは、開放F値2.8の明るさと手ブレ補正機構を備えた高性能なズームレンズです。広角から中望遠までカバーできる汎用性と、高い描写力が魅力です。α6400は、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSというレンズキットを付属しています。このレンズは、パワーズーム機能と手ブレ補正機構を備えたコンパクトなズームレンズです。小型軽量で持ち運びやすく、動画撮影にも便利です。

さらに、X-S10とオリンパスのOM-D E-M10 Mark IVは、センサーサイズに大きな差があります。X-S10はAPS-Cサイズ、E-M10 Mark IVはMFTサイズです。センサーサイズが大きいほど、画角が広くなり、ボケ味や解像感が増します。しかし、センサーサイズが小さいほど、カメラやレンズが小型軽量になります。E-M10 Mark IVは、X-S10よりも約100g軽く、ダブルズームキットでも約200g軽いです。また、E-M10 Mark IVは、高画質化技術「TruePic VIII」や高感度耐性の高い「Live MOSセンサー」を搭載しており、MFTサイズながらも高品位な画像を実現できます。

最後に、手ブレ補正や連写速度について見ていきましょう。X-S10とE-M10 Mark IVは、ボディ内5軸手ブレ補正機能を備えていますが、補正効果には差があります。X-S10は最大6.0段分、E-M10 Mark IVは最大4.5段分です。手ブレ補正効果が高いほど、低速シャッター時や望遠撮影時にブレにくくなります。また、連写速度にも差があります。X-S10は最高30コマ/秒(1.25倍クロップ時)、E-M10 Mark IVは最高15コマ/秒(電子シャッター時)です。連写速度が速いほど、動きの速い被写体や瞬間的な表情を逃さず捉えることができます。

メリットとデメリット

富士フイルムのX-S10は、高性能なセンサーと画像処理エンジン、5軸手ブレ補正機能、バリアングル液晶モニター、4K動画撮影など、多彩な機能を備えたミラーレスデジタルカメラです。そのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • APS-Cサイズの裏面照射型センサーと高速画像処理エンジンにより、高画質と高感度性能を実現しています。
  • 5軸・最大6.0段の手ブレ補正機能により、低速シャッターや望遠撮影時にもブレにくい画像が得られます。
  • バリアングル液晶モニターにより、自撮りや低位置・高位置からの撮影が容易になります。
  • 4K/30P動画やフルHD/240Pハイスピード動画が撮影でき、動画専用の操作モードやDIS機能も搭載しています。
  • 付属のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISレンズは、開放F値2.8の明るさと手ブレ補正機構を備えた高性能なズームレンズです。

デメリット

  • 小型軽量なボディに対して、付属レンズや他のXFレンズは比較的大きく重いです。
  • バッテリーの持ちが良くなく、連続使用時間は約325分(EVF使用時)です。
  • SDカードスロットが1つしかなく、UHS-IIに対応していません。
  • 内蔵フラッシュはGN5相当と小さく、外付けフラッシュは別売りです。
  • 防塵防滴仕様ではありません。

まとめ

富士フイルムのX-S10は、高画質・高性能・高機能なミラーレスデジタルカメラです。小型軽量なボディに、APS-Cサイズの裏面照射型センサーと高速画像処理エンジン、5軸手ブレ補正機能、バリアングル液晶モニター、4K動画撮影機能など、多彩な機能を備えています。付属のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISレンズは、開放F値2.8の明るさと手ブレ補正機構を組み込み、広角から中望遠までカバーする高性能なズームレンズです。

対象製品と比較した場合、オリンパスのOM-D E-M10 Mark IVは、センサーサイズが小さい分、カメラやレンズがより小型軽量で持ち運びやすいです。また、高画質化技術や高感度耐性の高いセンサーを搭載しており、MFTサイズながらも高品位な画像を実現できます。しかし、手ブレ補正効果や連写速度はX-S10に劣ります。

ソニーのα6400は、X-S10と同じくAPS-Cサイズの裏面照射型センサーを搭載しており、高画質と高感度性能を実現しています。また、リアルタイムトラッキングAFやリアルタイム瞳AFなど、優れたAF性能を持っています。しかし、手ブレ補正機能はボディ内にはありません。また、付属のE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSレンズは、開放F値が暗くてボケ味が少ないです。

以上のことから、私がおすすめするのは富士フイルムのX-S10です。X-S10は、高画質・高性能・高機能を兼ね備えたミラーレスデジタルカメラであり、付属レンズも明るくて高性能なズームレンズです。X-S10は、写真や動画を楽しみたい方やクオリティを求める方にぴったりのカメラだと思います。

引用