CANON EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットはコスパ最強？同価格帯の人気カメラと徹底比較！
目次
比較概要
今回は、2022年7月に発売されたキヤノンのミラーレスカメラ「 CANON EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット LUMIX DC-TZ95D RICOH GR IIIx 」です。123
これらのカメラは、どれも小型・軽量で高性能なコンパクトデジタルカメラですが、それぞれに特徴があります。EOS R10は、APS-CサイズのセンサーとRFマウントを採用し、高画質と高速連写を実現したミラーレスカメラです。LUMIX TZ95Dは、1型センサーと光学30倍ズームレンズを搭載し、4K動画や高精細ファインダーなどの機能を備えたトラベルズームカメラです。RICOH GR IIIxは、APS-Cサイズのセンサーと35mm相当の単焦点レンズを搭載し、シンプルで高品位な写真表現ができるスナップシューターカメラです。
では、これらのカメラはどのように違うのでしょうか？ どんなシーンや目的に向いているのでしょうか？ この記事では、それぞれのカメラの性能や機能を詳しく比較し、メリットとデメリットを分析してみます。あなたがカメラ選びに迷っているなら、ぜひ参考にしてください。
比較表
| 機種名 | CANON EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット | Panasonic LUMIX DC-TZ95D | RICOH GR IIIx |
|---|---|---|---|
| 画素数（有効画素） | 約2420万画素1 | 約2030万画素2 | 約2424万画素3 |
| 撮像素子 | APS-CサイズCMOS1 | 1/2.3型高感度MOSセンサー2 | APS-CサイズCMOS3 |
| レンズ（35mm判換算） | RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM（29-240mm）4 | LEICA DC VARIO-ELMAR（24-720mm）2 | GRレンズ（40mm）3 |
| 光学ズーム倍率 | 8.3倍4 | 30倍2 | - |
| 手ブレ補正効果 | 4.5段（光学式）/ 7.0段（協調制御）4 | 5段（光学式）/ 6段（ハイブリッドO.I.S.+）5 | -（ボディ内手ブレ補正機構搭載カメラに装着時は協調制御）3 |
| 最高連写速度 | 約10コマ/秒（AF/AE追従） | 約10コマ/秒（AF/AE追従） | 約4コマ/秒（AF/AE追従） |
| 最高動画記録画質 | 4K UHD 30p / Full HD 120p | 4K UHD 30p / Full HD 120p | Full HD 60p |
| 液晶モニター | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチパネル液晶 | 3.0型 約104万ドット 可動式タッチパネル液晶 | 3.0型 約103万ドット 固定式タッチパネル液晶 |
| 電子ビューファインダー | 0.39型 約236万ドット OLED EVF | 0.21型 約233万ドット LVF | - |
| バッテリー持続枚数 | 約250枚（CIPA規格） | 約380枚（CIPA規格） | 約200枚（CIPA規格） |
| 本体サイズ（幅×高さ×奥行き） | 約116.3×88.1×58.7mm | 約112.0×68.8×41.6mm | 約109.4×61.9×33.2mm |
| 本体重量（バッテリー・メモリーカード込み） | 約440g | 約327g | 約257g |
比較詳細
比較表からもわかるように、EOS R10、LUMIX TZ95D、RICOH GR IIIxは、それぞれに異なる特徴を持ったカメラです。ここでは、それぞれのカメラの性能や機能について、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、EOS R10は、キヤノンのミラーレスカメラの中でも最も小型・軽量なモデルです。しかし、そのサイズに反して、高画質と高速連写を実現しています。APS-CサイズのセンサーとDIGIC Xの画像処理エンジンにより、約2420万画素の高解像度と約14.1段の広いダイナミックレンジを得られます。また、最高約10コマ/秒の高速連写と最大約143点のAF測距点を備えており、動きの速い被写体も逃しません。さらに、4K UHD 30pやFull HD 120pの高画質動画撮影も可能です。レンズは、RFマウントを採用したRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMで、広角から望遠までカバーできる便利なズームレンズです。光学式手ブレ補正機能と協調制御機能により、最大7.0段分の補正効果が得られます。液晶モニターは、3.0型のバリアングル式タッチパネル液晶で、自撮りや低位置・高位置からの撮影も楽にできます。電子ビューファインダーは、0.39型のOLED EVFで、約236万ドットの高精細な映像を見ることができます。
次に、LUMIX TZ95Dは、パナソニックのトラベルズームカメラの最新モデルです。1/2.3型の高感度MOSセンサーとLEICA DC VARIO-ELMARレンズにより、約2030万画素の高画質と光学30倍の強力なズーム力を実現しています。24mmから720mmまでの広い画角範囲をカバーできるので、風景や建物、動物や花など、さまざまな被写体に対応できます。また、4K動画撮影や4Kフォト機能も搭載しており、高解像度で動きのあるシーンを切り取ることができます。液晶モニターは、3.0型の可動式タッチパネル液晶で、自撮りや斜めからの撮影も簡単にできます。電子ビューファインダーは、0.21型のLVFで、約233万ドットの高精細な映像を見ることができます。さらに、Wi-FiとBluetoothに対応しており、スマートフォンやタブレットと連携して撮影や共有ができます。
最後に、RICOH GR IIIxは、リコーの人気シリーズ「GR」の最新作です。APS-CサイズのセンサーとGRレンズにより、約2424万画素の高画質と35mm相当の単焦点レンズの魅力を味わうことができます。35mm相当の焦点距離は、人間の視野に近く、風景やポートレートなど多彩な表現ができる汎用性の高いレンズです。また、ボディ内手ブレ補正機構を搭載しており、手ブレ補正機構搭載カメラに装着した場合は協調制御が行われます。液晶モニターは、3.0型の固定式タッチパネル液晶で、約103万ドットの高精細な映像を見ることができます。電子ビューファインダーは付属していませんが、オプションで取り付けることができます。また、Wi-FiとBluetoothに対応しており、スマートフォンやタブレットと連携して撮影や共有ができます。
メリットとデメリット
それぞれのカメラの性能や機能を比較した結果、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか？ ここでは、EOS R10、LUMIX TZ95D、RICOH GR IIIxのそれぞれの長所と短所をまとめてみました。
EOS R10のメリットは、高画質と高速連写ができることです。APS-CサイズのセンサーとRFマウントの組み合わせにより、高解像度と広いダイナミックレンジを得られます。また、最高約10コマ/秒の高速連写と最大約143点のAF測距点により、動きの速い被写体も逃しません。さらに、4K UHD 30pやFull HD 120pの高画質動画撮影も可能です。EOS R10のデメリットは、バッテリー持続枚数が少ないことです。約250枚（CIPA規格）という数字は、他のカメラに比べて低いです。また、レンズが大きく重いこともデメリットです。RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、広角から望遠までカバーできる便利なズームレンズですが、本体に比べて大きく重いです。本体重量が約440gなのに対して、レンズ重量が約395gです。
LUMIX TZ95Dのメリットは、光学30倍ズームレンズと4K動画・4Kフォト機能があることです。24mmから720mmまでの広い画角範囲をカバーできる光学30倍ズームレンズは、トラベルや旅行などでさまざまな被写体に対応できます。また、4K動画撮影や4Kフォト機能は、高解像度で動きのあるシーンを切り取ることができます。4Kフォト機能では、4K動画から好きな瞬間を静止画として保存できます。LUMIX TZ95Dのデメリットは、センサーサイズが小さいことです。1/2.3型のセンサーは、他のカメラに比べて小さいです。そのため、暗い場所や高感度時にノイズが目立ちやすくなります。また、レンズ開放値が小さいこともデメリットです。F3.3-6.4という開放値は、明るいレンズとは言えません。そのため、被写界深度を浅くすることやシャッタースピードを速くすることが難しくなります。
まとめ
この記事では、キヤノンのミラーレスカメラ「CANON EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット」を、パナソニックの「LUMIX DC-TZ95D」とリコーの「RICOH GR IIIx」と比較してみました。それぞれのカメラの性能や機能、メリットとデメリットを分析しましたが、いかがでしたでしょうか？
EOS R10は、高画質と高速連写ができるミラーレスカメラです。APS-CサイズのセンサーとRFマウントの組み合わせにより、高解像度と広いダイナミックレンジを得られます。また、4K UHD 30pやFull HD 120pの高画質動画撮影も可能です。レンズは、広角から望遠までカバーできる便利なズームレンズです。EOS R10のデメリットは、バッテリー持続枚数が少ないことと、レンズが大きく重いことです。
LUMIX TZ95Dは、光学30倍ズームレンズと4K動画・4Kフォト機能があるトラベルズームカメラです。24mmから720mmまでの広い画角範囲をカバーできる光学30倍ズームレンズは、トラベルや旅行などでさまざまな被写体に対応できます。また、4K動画撮影や4Kフォト機能は、高解像度で動きのあるシーンを切り取ることができます。LUMIX TZ95Dのデメリットは、センサーサイズが小さいことと、レンズ開放値が小さいことです。
RICOH GR IIIxは、35mm相当の単焦点レンズとAPS-Cサイズのセンサーを搭載したスナップシューターカメラです。35mm相当の焦点距離は、人間の視野に近く、風景やポートレートなど多彩な表現ができる汎用性の高いレンズです。また、シンプルで高品位な写真表現ができます。RICOH GR IIIxのデメリットは、光学ズームや手ブレ補正がないことと、電子ビューファインダーが付属していないことです。
では、どれがベストチョイスなのでしょうか？ 答えは、「風景やポートレートなど多彩な表現を楽しみたい人にはRICOH GR IIIxがおすすめ」です。RICOH GR IIIxは、35mm相当の単焦点レンズとAPS-Cサイズのセンサーにより、高画質と豊かな表現力を提供します。また、小型・軽量で持ち運びやすく、スマートフォンと連携して撮影や共有ができます。RICOH GR IIIxは、シンプルで高品位な写真表現を求める人にぴったりのカメラです。
