CANON EOS R6 ボディは本当に買いなのか?同価格帯のライバル機種と徹底比較
目次
比較概要
CANON EOS R6 ボディは、2020年7月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。高速連写、高性能AF、高画質動画など、多くの魅力を持つ機種ですが、同じような価格帯で人気のあるライバル機種と比べてどうでしょうか?
今回は、CANON EOS R6 ボディと、同じような価格帯で人気のある機種として、ソニーのα7 III ボディとニコンのZ6 II ボディを比較してみました。
それぞれの機種の特徴や性能、メリットとデメリットを詳しく解説します。CANON EOS R6 ボディは本当に買いなのか?最後までお付き合いください。
比較表
機種名 | CANON EOS R6 ボディ | ソニー α7 III ボディ | ニコン Z6 II ボディ |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年7月9日 | 2018年3月23日 | 2020年11月5日 |
価格(税込) | ¥329,800 | ¥220,000 | ¥259,800 |
センサー種類・サイズ | CMOS・35.9×23.9mm(フルサイズ) | Exmor R CMOS・35.6×23.8mm(フルサイズ) | CMOS・35.9×23.9mm(フルサイズ) |
有効画素数(メガピクセル) | 約2010万画素 | 約2420万画素 | 約2450万画素 |
画像処理エンジン | DIGIC X | BIONZ X | EXPEED 6 |
連写速度(最高) | 約20コマ/秒(電子シャッター時) | 約10コマ/秒(機械式シャッター時) | 約14コマ/秒(電子シャッター時) |
AF方式・点数 | デュアルピクセルCMOS AF II・約6072点 | ハイブリッドAF・約693点 | ハイブリッドAF・約273点 |
動画記録方式・最高画質 | MPEG-4 AVC/H.264・4K 60p/30p/24p | XAVC S・4K 30p/24p | MPEG-4 AVC/H.264・4K 60p/30p/24p |
バッテリー持続枚数(CIPA規格) | 約380枚(液晶モニター使用時) | 約610枚(液晶モニター使用時) | 約410枚(液晶モニター使用時) |
重量(バッテリー・メディア含む) | 約680g | 約650g | 約705g |
比較詳細
比較表からも分かるように、CANON EOS R6 ボディは、同価格帯のライバル機種と比べて、連写速度やAF性能などに優れています。また、4K 60pの動画撮影も可能で、動画制作にも力を入れていることが伺えます。
一方で、有効画素数やバッテリー持続枚数は、他の機種に劣っていると言わざるを得ません。特に、有効画素数は約2010万画素と、他の機種の約2400万画素と比べてもかなり低いです。これは、CANON EOS R6 ボディが高速連写や高画質動画に特化した機種であることを示していますが、静止画の解像度や拡大性には不安が残ります。
では、具体的に各機種の特徴や性能を見ていきましょう。
CANON EOS R6 ボディの特徴と性能
CANON EOS R6 ボディは、CANONのフルサイズミラーレスカメラの中でも最高峰の性能を誇る機種です。特に、高速連写や高性能AF、高画質動画などは、他の機種と比べても群を抜いています。
高速連写では、電子シャッター時に約20コマ/秒、機械式シャッター時に約12コマ/秒という驚異的な速度を実現しています。これは、動きの速い被写体や瞬間的な表情を捉えるのに最適です。また、連写時にもAF/AE追従が可能で、被写体の動きに合わせてピントや露出を自動調整します。
高性能AFでは、デュアルピクセルCMOS AF IIという技術を採用しており、約6072点のAF測距点で画面全域をカバーしています。これは、被写体の位置や大きさに関係なく、自由にピントを合わせられるということです。また、顔や目、動物の顔や目などを自動で検出して追尾する機能も備えており、ポートレートやペット撮影にも便利です。
高画質動画では、4K 60p/30p/24pの撮影が可能で、フルHDでは最大120pのスローモーション撮影もできます。また、C-LogやHDR PQなどの映像表現モードも搭載しており、プロレベルの動画制作にも対応しています。
メリットとデメリット
CANON EOS R6 ボディのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 高速連写や高性能AF、高画質動画など、多くの分野で優れた性能を発揮する。
- 電子シャッター時には無音で撮影できる。
- 5軸手ブレ補正機能が内蔵されており、手持ち撮影や動画撮影にも安心。
- 液晶モニターはバリアングル式で、自撮りや低位置・高位置からの撮影にも便利。
- Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能が充実しており、スマホやPCとの連携が簡単。
デメリット
- 有効画素数が約2010万画素と低く、静止画の解像度や拡大性に不安がある。
- バッテリー持続枚数が約380枚と少なく、長時間の撮影には予備バッテリーが必要。
- 価格が¥329,800と高く、他の機種と比べてもコスパが低い。
- 4K 60pの動画撮影時にはクロップが発生し、画角が狭くなる。
- 本体が約680gと重く、持ち運びには負担がかかる。
まとめ
以上が、CANON EOS R6 ボディと、ソニーのα7 III ボディとニコンのZ6 II ボディの比較でした。それぞれの機種には、特徴や性能、メリットとデメリットがありますが、どれもフルサイズミラーレスカメラとして優秀な機種です。
では、最後にベストチョイスをお勧めします。私のおすすめは、CANON EOS R6 ボディです。理由は以下の通りです。
- CANON EOS R6 ボディは、高速連写や高性能AF、高画質動画など、多くの分野で優れた性能を発揮する。
- CANON EOS R6 ボディは、電子シャッター時には無音で撮影できる。
- CANON EOS R6 ボディは、5軸手ブレ補正機能が内蔵されており、手持ち撮影や動画撮影にも安心。
- CANON EOS R6 ボディは、液晶モニターがバリアングル式で、自撮りや低位置・高位置からの撮影にも便利。
- CANON EOS R6 ボディは、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能が充実しており、スマホやPCとの連携が簡単。
以上の理由から、CANON EOS R6 ボディは、フルサイズミラーレスカメラを買うなら最適な選択だと思います。もちろん、価格や有効画素数などのデメリットもありますが、それらを上回るほどの魅力があります。特に、動きの速い被写体や動画撮影に興味がある方には、ぴったりの機種です。
以上で、CANON EOS R6 ボディと同価格帯のライバル機種との比較記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。CANON EOS R6 ボディは本当に買いなのか?私はYESと答えます。あなたも是非チェックしてみてください。