CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキットは高性能でコスパ抜群!同価格帯のカメラと比較してみた
目次
比較概要
CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキットは、2022年12月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。高速連写や強力な手ブレ補正、用途に応じたさまざまな動画撮影機能など、静止画・動画の撮影性能を追求したモデルです。
この記事では、同じような価格帯で人気のあるミラーレスカメラと比較してみました。比較機種は以下の2つです。
- CANON EOS Kiss M2 ダブルズームキット:2020年3月に発売されたAPS-Cサイズミラーレスカメラ。高速・高精度なAF性能や高画質な静止画・動画撮影を楽しめるエントリークラスのモデル2。
- SONY α7 III ILCE-7M3 24-105mm F4 G OSS レンズキット:2018年4月に発売されたフルサイズミラーレスカメラ。高感度性能やバッテリー持続時間が向上し、多彩な撮影シーンに対応できるモデル3。
これらのカメラとEOS R6 Mark IIを、主なスペックや機能、メリットとデメリットの観点から比較してみました。どのカメラがあなたのニーズに合っているか、ぜひ参考にしてください。
次の「比較表」では、各カメラの主なスペックを一覧で見ることができます。詳細な比較は「比較詳細」をご覧ください。
比較表
機種名 | CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキット | CANON EOS Kiss M2 ダブルズームキット | SONY α7 III ILCE-7M3 24-105mm F4 G OSS レンズキット |
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画素数(有効画素) | 約2420万画素1 | 約2410万画素2 | 約2420万画素3 |
撮像素子サイズ | 35mmフルサイズ(35.9mm×23.9mm)1 | APS-Cサイズ(22.3×14.9mm)2 | 35mmフルサイズ(35.6mm×23.8mm)3 |
手ブレ補正機構 | ボディ内5軸手ブレ補正(最大8.0段)1 | レンズ内手ブレ補正(最大4.0段)2 | ボディ内5軸手ブレ補正(最大5.0段)3 |
AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF方式1 | デュアルピクセルCMOS AF方式2 | 像面位相差検出AF方式3 |
AF測距点数 | 最大6072点1 | 最大143点2 | 最大693点3 |
連写速度 | 最大20コマ/秒(電子シャッター) | 最大10コマ/秒(電子シャッター) | 最大10コマ/秒(機械式シャッター) |
動画撮影 | 4K 60p/30p/24p、フルHD 120p/60p/30p/24p | 4K 25p/24p、フルHD 60p/50p/30p/25p/24p | 4K 30p/24p、フルHD 120p/60p/30p/24p |
液晶モニター | 3.0型 約162万ドット バリアングル式タッチパネル | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチパネル | 3.0型 約922万ドット チルト式タッチパネル |
電子ビューファインダー | 0.5型 約576万ドット OLED | なし | 0.5型 約236万ドット OLED |
バッテリー持続時間 | 約510枚(液晶モニター使用時) | 約305枚(液晶モニター使用時) | 約610枚(液晶モニター使用時) |
比較詳細
ここでは、比較表で見た各カメラのスペックや機能について、より詳しく解説していきます。EOS R6 Mark IIと他のカメラとの違いや特徴を理解することで、あなたのカメラ選びに役立ててください。
まず、画素数と撮像素子サイズについて見ていきましょう。EOS R6 Mark IIとSONY α7 IIIは、どちらも約2420万画素の35mmフルサイズの撮像素子を搭載しています。これは、EOS Kiss M2の約2410万画素のAPS-Cサイズの撮像素子よりも大きく、画質やボケ味、高感度性能などに優れています。フルサイズの撮像素子は、広い画角で撮影できるだけでなく、暗い場所でもノイズが少なく鮮明な画像を得られるというメリットがあります。EOS R6 Mark IIとSONY α7 IIIは、画素数と撮像素子サイズではほぼ同じですが、EOS R6 Mark IIは新開発のCMOSセンサーを採用しており、高速読み出しや低ノイズ化に優れています。
次に、手ブレ補正機構について見ていきましょう。EOS R6 Mark IIとSONY α7 IIIは、どちらもボディ内5軸手ブレ補正を搭載しています。これは、カメラ本体が上下左右に動いたり、回転したりしたときに発生する手ブレを補正する機能です。ボディ内手ブレ補正は、レンズ内手ブレ補正と併用することでさらに効果を高めることができます。EOS Kiss M2は、ボディ内手ブレ補正を持たず、レンズ内手ブレ補正に頼っています。レンズ内手ブレ補正は、カメラ本体が上下左右に動いたときの手ブレを補正する機能ですが、回転したときの手ブレは補正できません。EOS R6 Mark IIは、ボディ内5軸手ブレ補正で最大8.0段、SONY α7 IIIは最大5.0段の補正効果を発揮します。EOS Kiss M2は、レンズ内手ブレ補正で最大4.0段の補正効果があります。EOS R6 Mark IIは、他のカメラよりも強力な手ブレ補正を備えており、長時間露光や望遠撮影などでも安定した画質を得られるというメリットがあります。
続いて、AF方式とAF測距点数について見ていきましょう。EOS R6 Mark IIとEOS Kiss M2は、どちらもデュアルピクセルCMOS AF方式を採用しています。これは、撮像素子の各画素に位相差検出AFを備えた高速・高精度なAF方式です。SONY α7 IIIは、像面位相差検出AF方式を採用しています。これは、撮像素子の一部に位相差検出AFを備えたAF方式です。EOS R6 Mark IIは、最大6072点のAF測距点数を持ち、画面の約100%をカバーします。EOS Kiss M2は、最大143点のAF測距点数を持ち、画面の約88%をカバーします。SONY α7 IIIは、最大693点のAF測距点数を持ち、画面の約93%をカバーします。EOS R6 Mark IIは、他のカメラよりも多くのAF測距点数を持っており、被写体の位置や動きに応じて自由にピントを合わせることができます。また、顔や瞳、動物などの被写体認識機能も優れており、人物やペットなどの撮影に便利です。
次に、連写速度と動画撮影について見ていきましょう。EOS R6 Mark IIは、最大20コマ/秒の高速連写が可能です。これは、電子シャッターを使用した場合で、機械式シャッターでは最大12コマ/秒です。EOS Kiss M2とSONY α7 IIIは、どちらも最大10コマ/秒の連写が可能です。EOS R6 Mark IIは、他のカメラよりも高速な連写ができるため、スポーツや野生動物などの動きの速い被写体を逃さず撮影できます。動画撮影では、EOS R6 Mark IIは4K 60p/30p/24pやフルHD 120p/60p/30p/24pなどのさまざまなモードに対応しています。EOS Kiss M2は4K 25p/24pやフルHD 60p/50p/30p/25p/24pなどに対応しています。SONY α7 IIIは4K 30p/24pやフルHD 120p/60p/30p/24pなどに対応しています。EOS R6 Mark IIは、他のカメラよりも高画質で滑らかな動画が撮影できるだけでなく、HDR PQやキヤノンログ3などの高精細度レンジ(HDR)や色彩表現に優れたモードも備えています。
メリットとデメリット
ここでは、EOS R6 Mark IIのメリットとデメリットをまとめてみました。他のカメラとの比較にも参考にしてください。
メリット
- 高速連写や強力な手ブレ補正、用途に応じたさまざまな動画撮影機能など、静止画・動画の撮影性能が高い。
- デュアルピクセルCMOS AF方式で高速・高精度なAFが可能で、顔や瞳、動物などの被写体認識機能も優れている。
- 新開発のCMOSセンサーで高速読み出しや低ノイズ化に優れ、高画質で鮮明な画像が得られる。
- バリアングル式タッチパネル液晶モニターや高解像度のOLED電子ビューファインダーで快適な撮影ができる。
- RFマウントでキヤノンの高性能なRFレンズを使用できる。
デメリット
- バッテリー持続時間が他のカメラよりも短い。
- 本体サイズや重量が他のカメラよりも大きくて重い。
- 4K 60p動画撮影時には画角が約1.07倍にトリミングされる。
- 価格が他のカメラよりも高い。
まとめ
この記事では、CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキットと、同じような価格帯で人気のあるミラーレスカメラ2機種を比較してみました。各カメラのスペックや機能、メリットとデメリットを詳しく解説しました。
CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキットは、高速連写や強力な手ブレ補正、用途に応じたさまざまな動画撮影機能など、静止画・動画の撮影性能が高いカメラです。デュアルピクセルCMOS AF方式で高速・高精度なAFが可能で、顔や瞳、動物などの被写体認識機能も優れています。新開発のCMOSセンサーで高速読み出しや低ノイズ化に優れ、高画質で鮮明な画像が得られます。バリアングル式タッチパネル液晶モニターや高解像度のOLED電子ビューファインダーで快適な撮影ができます。RFマウントでキヤノンの高性能なRFレンズを使用できます。しかし、バッテリー持続時間や本体サイズや重量、価格などには犠牲があります。
CANON EOS Kiss M2 ダブルズームキットは、高速・高精度なAF性能や高画質な静止画・動画撮影を楽しめるエントリークラスのカメラです。APS-Cサイズの撮像素子を搭載しており、フルサイズに比べて画質やボケ味、高感度性能などに劣りますが、本体サイズや重量が軽くてコンパクトです。レンズ内手ブレ補正に頼っており、ボディ内手ブレ補正はありません。電子ビューファインダーもありません。EF-MマウントでキヤノンのEF-Mレンズを使用できます。
SONY α7 III ILCE-7M3 24-105mm F4 G OSS レンズキットは、高感度性能やバッテリー持続時間が向上し、多彩な撮影シーンに対応できるカメラです。フルサイズの撮像素子を搭載しており、高画質で鮮明な画像が得られます。ボディ内5軸手ブレ補正を備えており、安定した画質を得られます。像面位相差検出AF方式で高速・高精度なAFが可能ですが、被写体認識機能はEOS R6 Mark IIに劣ります。チルト式タッチパネル液晶モニターやOLED電子ビューファインダーで快適な撮影ができます。EマウントでソニーのEマウントレンズを使用できます。
以上の比較から、私がおすすめするカメラはCANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキットです。このカメラは、静止画・動画の撮影性能やAF性能などにおいて他のカメラを凌
引用
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