パナソニック LUMIX DC-S5M2 ボディは買いなのか?同価格帯の人気カメラと徹底比較!
目次
比較概要
今回は、パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-S5M2 ボディ」を、同じような価格帯で人気のある機種と比較してみました。
比較対象となる機種は、以下の2つです。
これらの機種は、LUMIX DC-S5M2と同じく、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラで、2020年から2021年にかけて発売されたものです。価格帯も20万円台から30万円台と近く、高画質で多彩な撮影が楽しめる機種として注目されています。
それでは、LUMIX DC-S5M2と比較対象の機種の違いや特徴を見ていきましょう。まずは、基本的なスペックや性能を表にまとめました。
比較表
機種名 | パナソニック LUMIX DC-S5M2 ボディ1 | キヤノン EOS R6 ボディ2 | ソニー α7C ボディ3 |
---|---|---|---|
画素数(有効画素) | 約2420万画素 | 約2010万画素 | 約2420万画素 |
撮像素子サイズ | 35.6mm×23.8mm(フルサイズ) | 35.9mm×23.9mm(フルサイズ) | 35.6mm×23.8mm(フルサイズ) |
オートフォーカス方式 | 像面位相差AF(最大225点) | デュアルピクセルCMOS AF II(最大1053点) | ファストハイブリッドAF(位相差693点、コントラスト425点) |
連写速度(最高) | 電子シャッター時:約30コマ/秒 メカシャッター時:約9コマ/秒 |
電子シャッター時:約20コマ/秒 メカシャッター時:約12コマ/秒 |
電子シャッター時:約10コマ/秒 メカシャッター時:約10コマ/秒 |
動画記録方式 | 4K/60p、4:2:2 10bit、V-Log/V-Gamut対応 | 4K/60p、4:2:2 10bit、C-Log対応 | 4K/30p、4:2:0 8bit、S-Log3対応 |
液晶モニター | 3.0型 約184万ドット フリーアングル式 | 3.0型 約162万ドット 可動式 | 3.0型 約921万ドット 可動式 |
電子ビューファインダー | 0.74倍 約236万ドット | 0.76倍 約369万ドット | 0.59倍 約236万ドット |
バッテリー持続時間(静止画撮影時) | CIPA基準:約440枚 省電力モード:約1500枚 |
CIPA基準:約510枚 省電力モード:約1020枚 |
CIPA基準:約680枚 省電力モード:約740枚 |
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 133mm×97mm×82mm | 138mm×98mm×88mm | 124mm×71mm×59mm |
本体重量(バッテリー・メモリーカード込み) | 約714g | 約680g | 約509g |
比較詳細
比較表からも分かるように、LUMIX DC-S5M2と比較対象の機種は、それぞれに特徴や強みがあります。ここでは、それらの違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
LUMIX DC-S5M2の最大の魅力は、高画質で多彩な動画撮影ができることです。4K/60pの高速動画や4:2:2 10bitの高画質動画を記録できるだけでなく、V-Log/V-Gamutにも対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすくなっています。また、5軸ボディ内手ブレ補正やデュアルネイティブISOなどの機能も搭載しており、安定した映像を撮影できます。動画撮影にこだわる方には、LUMIX DC-S5M2はおすすめの機種です。
EOS R6の最大の魅力は、高速で正確なオートフォーカス性能です。デュアルピクセルCMOS AF IIという技術を採用しており、最大1053点のAFエリアを自由に選択できます。また、顔や目、動物などの被写体を自動的に認識して追従する機能も優れており、動きの速い被写体も逃しません。連写速度も電子シャッター時には20コマ/秒と高速です。スポーツや野生動物などの撮影には、EOS R6がおすすめの機種です。
α7Cの最大の魅力は、コンパクトで軽量なボディです。フルサイズセンサーを搭載しながら、本体重量は約509gと、比較対象の機種の中で最も軽いです。また、本体サイズも124mm×71mm×59mmと、小型で持ち運びやすいです。液晶モニターも可動式で、自撮りや動画撮影に便利です。旅行や日常の撮影には、α7Cがおすすめの機種です。
以上が、LUMIX DC-S5M2と比較対象の機種の違いや特徴を詳しく見てきた内容です。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも高性能で魅力的なカメラです。次に、それぞれの機種のメリットとデメリットをまとめてみました。
メリットとデメリット
LUMIX DC-S5M2のメリットは、以下の通りです。
- 高画質で多彩な動画撮影ができる
- V-Log/V-Gamutに対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすい
- 5軸ボディ内手ブレ補正やデュアルネイティブISOなどの機能が搭載されており、安定した映像を撮影できる
- 3.0型のフリーアングル式液晶モニターがある
LUMIX DC-S5M2のデメリットは、以下の通りです。
- 本体重量が約714gと、比較対象の機種の中で最も重い
- バッテリー持続時間がCIPA基準で約440枚と、比較対象の機種の中で最も短い
- 電子ビューファインダーの倍率が0.74倍と、比較対象の機種の中で最も小さい
EOS R6のメリットは、以下の通りです。
- 高速で正確なオートフォーカス性能がある
- 顔や目、動物などの被写体を自動的に認識して追従する機能が優れている
- 連写速度が電子シャッター時には20コマ/秒と高速である
- C-Logに対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすい
EOS R6のデメリットは、以下の通りです。
- 画素数が約2010万画素と、比較対象の機種の中で最も低い
- 4K/60p動画を撮影すると、本体が過熱しやすくなる
- 本体サイズが138mm×98mm×88mmと、比較対象の機種の中で最も大きい
α7Cのメリットは、以下の通りです。
- コンパクトで軽量なボディである
- バッテリー持続時間がCIPA基準で約680枚と、比較対象の機種の中で最も長い
- S-Log3に対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすい
- 3.0型の可動式液晶モニターがある
α7Cのデメリットは、以下の通りです。
- 動画記録方式が4:2:0 8bitと、比較対象の機種よりも低画質である
- 連写速度が電子シャッター時には10コマ/秒と、比較対象の機種よりも遅い
- 電子ビューファインダーの倍率が0.59倍と、比較対象の機種よりも小さい
以上が、LUMIX DC-S5M2と比較対象の機種のメリ
まとめ
今回は、パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-S5M2 ボディ」を、同じような価格帯で人気のあるキヤノンの「EOS R6 ボディ」とソニーの「α7C ボディ」と比較してみました。
それぞれの機種には、メリットとデメリットがありましたが、どれも高性能で魅力的なカメラです。しかし、どのカメラが最適かは、あなたの撮影スタイルや目的によって異なります。
そこで、私は以下のようにお勧めします。
- 動画撮影にこだわる方には、LUMIX DC-S5M2がおすすめです。高画質で多彩な動画撮影ができるだけでなく、V-Log/V-Gamutにも対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすくなっています。また、5軸ボディ内手ブレ補正やデュアルネイティブISOなどの機能も搭載しており、安定した映像を撮影できます。
- スポーツや野生動物などの撮影に興味がある方には、EOS R6がおすすめです。高速で正確なオートフォーカス性能があり、顔や目、動物などの被写体を自動的に認識して追従する機能も優れています。連写速度も電子シャッター時には20コマ/秒と高速です。C-Logに対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすいです。
- 旅行や日常の撮影に重視する方には、α7Cがおすすめです。コンパクトで軽量なボディであり、バッテリー持続時間もCIPA基準で約680枚と長いです。液晶モニターも可動式で、自撮りや動画撮影に便利です。S-Log3に対応しており、後処理で色補正やグレーディングがしやすいです。
以上が私の提案です。いかがでしょうか?😊
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。
引用
今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。