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SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディはライバル機種に勝てるか?

目次

比較概要

SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディは、2020年10月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。高感度性能と動画撮影性能に優れたモデルとして注目されています。しかし、同じくフルサイズミラーレス一眼カメラで、人気の高いライバル機種と比べると、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディと、同じような価格帯で人気のある機種との比較を行います。比較機種は、キヤノン EOS R5 ボディとパナソニック LUMIX DC-S1H ボディです。これらの機種は、それぞれ独自の特徴を持ち、動画撮影にも力を入れているモデルです。

では、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディは、キヤノン EOS R5 ボディとパナソニック LUMIX DC-S1H ボディに対して、どのようなメリットとデメリットを持つのでしょうか?本記事では、各機種のスペックや性能を比較表と詳細な解説でご紹介します。最後には、各機種のメリットとデメリットをまとめてお伝えします。SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

比較表

機種名 SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディ キヤノン EOS R5 ボディ パナソニック LUMIX DC-S1H ボディ
発売日 2020年10月23日 2020年7月30日 2019年9月25日
価格(税込) 498,000円 495,000円 449,800円
センサーサイズ 35mmフルサイズ(35.6×23.8mm) 35mmフルサイズ(36×24mm) 35mmフルサイズ(35.6×23.8mm)
有効画素数メガピクセル 約1220万画素 約4500万画素 約2420万画素
最大連写速度(秒間コマ数) 10コマ/秒(AF/AE追従時) 20コマ/秒(電子シャッター、AF/AE追従時)
12コマ/秒(機械式シャッター、AF/AE追従時)
9コマ/秒(AFS/MF時)
6コマ/秒(AFC時)
最高動画記録画素数 4K(3840×2160) 8K(8192×4320) 6K(5952×3968)
最高動画記録フレームレート 4K/120p 8K/30p
4K/120p
6K/24p
4K/60p
最高動画記録ビットレート 280Mbps(4K/120p、XAVC S-I) 2600Mbps(8K/30p、RAW)
1880Mbps(4K/120p、ALL-I)
400Mbps(6K/24p、4:2:2 10bit ALL-I)
200Mbps(4K/60p、4:2:0 10bit LongGOP)
最高動画記録時間 約60分(4K/60p、XAVC S-I)
約30分(4K/120p、XAVC S-I)
約20分(8K/30p、RAW)
約15分(4K/120p、ALL-I)
無制限(6K/24p、4:2:2 10bit ALL-I)
無制限(4K/60p、4:2:0 10bit LongGOP)
手ぶれ補正機能 あり(ボディ内5軸手ぶれ補正+レンズ内手ぶれ補正の協調制御) あり(ボディ内5軸手ぶれ補正+レンズ内手ぶれ補正の協調制御) あり(ボディ内5軸手ぶれ補正+レンズ内手ぶれ補正の協調制御)
バッテリー持続時間(静止画撮影時) 約600枚(液晶モニター使用時)
約510枚(電子ビューファインダー使用時)
約320枚(液晶モニター使用時)
約220枚(電子ビューファインダー使用時)
約400枚(液晶モニター使用時)
約380枚(電子ビューファインダー使用時)

比較詳細

ここでは、比較表で見た各機種のスペックや性能について、より詳しく解説していきます。それぞれの機種がどのような特徴や強みを持っているのか、具体的な例を挙げながらご紹介します。

まず、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディは、高感度性能と動画撮影性能に優れたモデルです。有効画素数は約1220万画素と、他の機種に比べて低めですが、これはセンサーの画素密度を下げることで、各画素がより多くの光を受け取れるようにするためです。その結果、高感度時のノイズが少なく、暗い場所でも鮮明な画質を得られます。実際に、ISO感度は最大409600まで設定でき、夜景や星空などの撮影にも適しています。

また、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディは、4K/120pの高速動画撮影が可能です。これは、他の機種では4K/60pまでしか対応していないことを考えると、非常に高い性能です。4K/120pの動画は、スローモーションにすると約5倍になりますが、解像度や色彩が落ちることなく美しい映像を楽しめます。さらに、10bit 4:2:2の高品位な記録フォーマットやS-Log3やHLGなどの広域ガンマもサポートしており、後処理での色調整も自由度が高くなります。

次に、キヤノン EOS R5 ボディは、高画素数と高速連写性能に優れたモデルです。有効画素数は約4500万画素と、他の機種に比べて圧倒的に高く、細部まで鮮明に写せます。また、電子シャッターを使用すると、AF/AE追従時でも秒間20コマの高速連写が可能です。これは、動きの速い被写体や瞬間的な表情を逃さず撮影できるということです。実際に、動物や人物の顔や目を自動で検出してピントを合わせる機能も搭載しており、撮影の成功率が高まります。

また、キヤノン EOS R5 ボディは、8K/30pの超高解像度動画撮影が可能です。これは、他の機種では対応していないことを考えると、非常に画期的な性能です。8K/30pの動画は、4K/120pの動画よりも約4倍もの解像度があります。そのため、拡大しても画質が劣化しにくく、細かなディテールや色彩が豊かに表現されます。さらに、RAW形式での記録も可能で、後処理での色調整も自由度が高くなります。

メリットとデメリット

ここでは、各機種のメリットとデメリットをまとめてお伝えします。それぞれの機種には、独自の強みや弱みがありますので、自分の撮影スタイルや目的に合った機種を選ぶことが大切です。

SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディのメリットは、高感度性能と動画撮影性能です。暗い場所でもノイズが少なく鮮明な画質を得られるので、夜景や星空などの撮影に適しています。また、4K/120pの高速動画撮影が可能で、スローモーションや色調整にも対応しています。デメリットは、有効画素数が低く、静止画の解像度が他の機種に劣ることです。また、価格が高く、バッテリー持続時間も短いことです。

キヤノン EOS R5 ボディのメリットは、高画素数と高速連写性能です。細部まで鮮明に写せるので、風景やポートレートなどの撮影に適しています。また、秒間20コマの高速連写が可能で、動きの速い被写体や瞬間的な表情を逃さず撮影できます。デメリットは、8K/30pや4K/120pの動画撮影時に発熱しやすく、記録時間が制限されることです。また、バッテリー持続時間が短いことです。

パナソニック LUMIX DC-S1H ボディのメリットは、6K/24pや4K/60pの動画撮影が無制限にできることです。これは、他の機種では対応していないことを考えると、非常に優れた性能です。また、価格が他の機種よりも安く、バッテリー持続時間も長いことです。デメリットは、最高動画記録フレームレートが他の機種よりも低いことです。また、最大連写速度も他の機種よりも遅いことです。

まとめ

本記事では、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディと、キヤノン EOS R5 ボディとパナソニック LUMIX DC-S1H ボディとの比較を行いました。それぞれの機種には、独自の特徴や強みがありますが、どれが一番おすすめなのでしょうか?

結論から言うと、私がベストチョイスと思うのは、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディです。理由は、高感度性能と動画撮影性能に優れているからです。暗い場所でもノイズが少なく鮮明な画質を得られるので、夜景や星空などの撮影に適しています。また、4K/120pの高速動画撮影が可能で、スローモーションや色調整にも対応しています。これらの性能は、他の機種では追随できないレベルです。

もちろん、SONY α7S III ILCE-7SM3 ボディにも欠点はあります。有効画素数が低く、静止画の解像度が他の機種に劣ることです。また、価格が高く、バッテリー持続時間も短いことです。しかし、これらの欠点は、高感度性能と動画撮影性能のメリットに比べれば、あまり気にならないと思います。

そこで、私はSONY α7S III ILCE-7SM3 ボディをおすすめします。特に、夜景や星空などの暗い場所での撮影が好きな方や、動画撮影にこだわりがある方には、最適な機種だと思います。もし、あなたがそういうタイプの人なら、ぜひSONY α7S III ILCE-7SM3 ボディを購入してみてください。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは以下のとおりです。

各機種の詳細な仕様やサンプル画像などは、メーカーサイトでご確認ください。