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CANON EOS R8 ボディは買いなのか?同価格帯の人気カメラと徹底比較!

目次

比較概要

CANON EOS R8 ボディは、2023年4月に発売されたフルサイズミラーレスカメラです。約461gという軽量なボディに、高画質、高感度、高速連写、多彩な動画性能など、上位機種に迫る性能を詰め込んでいます。人物や動物、乗り物など多様な被写体を検出するトラッキングAFや、6Kオーバーサンプリングによる4K動画撮影など、クリエイターの表現力を引き出す機能も充実しています。

この記事では、CANON EOS R8 ボディを同じような価格帯で人気のある機種と比較してみます。比較機種は以下の2つです。

  • ニコン Z 8 ボディ:2023年5月に発売されたニコンのフルサイズミラーレスカメラ。約615gのボディに、約6030万画素の高解像度センサーや、4K/60p動画撮影などの高性能を備えています2。
  • ソニー α7R IV ボディ:2019年9月に発売されたソニーのフルサイズミラーレスカメラ。約665gのボディに、約6070万画素の高解像度センサーや、リアルタイムトラッキングAFなどの高性能を備えています3。

CANON EOS R8 ボディは、同価格帯の他機種と比べてどんな特徴があるのでしょうか? 比較表と比較詳細で見ていきましょう。

比較表

機種名 CANON EOS R8 ボディ ニコン Z 8 ボディ ソニー α7R IV ボディ
発売日 2023年4月 2023年5月 2019年9月
重量(バッテリー・メモリーカード含む) 約461g 約910g 約665g
有効画素数(総画素数 約2420万画素(約2560万画素) 約4570万画素(約5230万画素) 約6070万画素(約6250万画素)
撮像素子サイズ・種類 35mmフルサイズCMOSセンサー 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー、フルサイズ/FXフォーマット、積層型 35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」
記録メディア・スロット数・種類 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I、UHSスピードクラス、SDスピードクラス対応)、ダブルスロット(XQDカード・CFexpressカードTypeB/SDカード) CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカードSDHCメモリーカードSDXCメモリーカードSDHCメモリーカードSDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応)、ダブルスロット(XQDカード・CFexpressカードTypeB/SDカード) SDメモリーカードSDHCメモリーカード(UHS-I /II対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I /II対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード、ダブルスロット(XQDカード・CFexpressカードTypeB/SDカード)
最高連写速度(AF/AE追従時) 約12コマ/秒(機械式シャッター)、約20コマ/秒(電子シャッター) 約10コマ/秒(機械式シャッター)、約14コマ/秒(電子シャッター) 約10コマ/秒(機械式シャッター)、約10コマ/秒(電子シャッター)
最高ISO感度(拡張時) ISO 100~51200(拡張時:ISO 50~204800) ISO 64~25600(拡張時:ISO 32~102400) ISO 100~32000(拡張時:ISO 50~102400)
オートフォーカス方式・測距点数・測距範囲 デュアルピクセルCMOS AF II、約5940点、縦×横約100%×約100% ハイブリッドAF、493点、縦×横約90%×約90% ハイブリッドAF、567点(位相差AF)、425点(コントラストAF)、縦×横約74%×約99%
動画記録方式・最高記録画素数・最高記録フレームレート・最高記録ビットレート MPEG-4 AVC/H.264、6Kオーバーサンプリングによる4K(3840×2160)、30p/25p/24p、120Mbps MPEG-4 AVC/H.264、4K UHD(3840×2160)、60p/30p/25p/24p、144Mbps XAVC S、4K(3840×2160)、30p/25p/24p、100Mbps
バッテリー種類・撮影可能枚数・充電時間 LP-E6NH、約510枚(液晶モニター使用時)、約2時間30分 EN-EL15c、約420枚(液晶モニター使用時)、約2時間15分 NP-FZ100、約670枚(液晶モニター使用時)、約2時間30分
その他の特徴・付属品など 可変角式3.15型有機ELタッチパネル液晶モニター有機EL電子ビューファインダー、Wi-FiBluetooth対応、USB Type-C端子、HDMI micro端子、マイク端子、ヘッドホン端子など。バッテリーパックLP-E6NH、バッテリーチャージャーLC-E6Eなどが付属。 可変角式3.2型TFT液晶モニター有機EL電子ビューファインダー、Wi-FiBluetooth対応、USB Type-C端子、HDMI Type-C端子、マイク端子、ヘッドホン端子など。バッテリーパックEN-EL15c、バッテリーチャージャーMH-25aなどが付属。
チルト式3.0型TFT液晶モニター有機EL電子ビューファインダー、Wi-FiBluetooth対応、USB Type-C

比較詳細

ここでは、比較表で見た各機種の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。CANON EOS R8 ボディは、ニコン Z 8 ボディやソニー α7R IV ボディと比べてどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

まず、CANON EOS R8 ボディの最大の魅力は、その軽量さと高性能さです。同じフルサイズミラーレスカメラでありながら、他の2機種よりも約150g以上も軽いボディに、高画質、高感度、高速連写、多彩な動画性能などを詰め込んでいます。これは、持ち運びやすさや操作性にも大きく影響します。長時間の撮影や移動中にも疲れにくく、快適に撮影できるでしょう。また、CANON EOS R8 ボディは、可変角式の3.15型有機ELタッチパネル液晶モニターを搭載しています。これは、他の2機種にはない特徴であり、自由な角度で撮影できるだけでなく、タッチ操作で簡単に設定やフォーカスを変えることができます。

次に、CANON EOS R8 ボディのオートフォーカス性能について見ていきましょう。CANON EOS R8 ボディは、デュアルピクセルCMOS AF IIという技術を採用しています。これは、撮像素子の各画素を2分割して位相差AFを行うというもので、高速かつ正確なAFを実現しています。また、測距点数は約5940点と多く、測距範囲は縦×横約100%×約100%と広いです。これは、他の2機種よりも優れており、被写体の位置や動きに関係なくピントを合わせることができます。さらに、CANON EOS R8 ボディは、人物や動物、乗り物など多様な被写体を検出するトラッキングAFを備えています。これは、被写体の顔や目だけでなく、姿勢や向きなども追跡してAFを維持するというもので、ポートレートやスポーツなどの撮影に便利です。

最後に、CANON EOS R8 ボディの動画性能について見ていきましょう。CANON EOS R8 ボディは、6Kオーバーサンプリングによる4K動画撮影を可能にしています。これは、6K相当の高解像度の映像を4Kにダウンサンプリングすることで、ノイズを低減し、階調や色再現性を向上させるというものです。また、最高記録フレームレートは30p/25p/24pとなっており、120Mbpsの高ビットレートで記録できます。これは、他の2機種よりも高画質な動画撮影ができることを意味します。さらに、CANON EOS R8 ボディは、マイク端子やヘッドホン端子などの動画撮影に便利な端子を備えており、外部マイクやヘッドホンなどを接続して音声の録音や確認ができます。

以上のように、CANON EOS R8 ボディは、同価格帯の他機種と比べても優れた性能を持つフルサイズミラーレスカメラです。軽量で高性能なボディに、高画質な静止画と動画撮影ができる機能が詰まっています。しかし、それだけではありません。CANON EOS R8 ボディには、他の2機種にはないメリットやデメリットもあります。それらは次の項目で見ていきましょう。

メリットとデメリット

CANON EOS R8 ボディは、同価格帯の他機種と比べても優れた性能を持つフルサイズミラーレスカメラですが、それだけではありません。この機種には、他の2機種にはないメリットやデメリットもあります。それらを以下にまとめてみました。

メリット

  • 軽量で持ち運びやすい。他の2機種よりも約150g以上も軽いボディであり、長時間の撮影や移動中にも疲れにくい。
  • 高画質な静止画と動画撮影ができる。6Kオーバーサンプリングによる4K動画撮影や、高速連写などの機能が充実している。
  • 高性能なオートフォーカスができる。デュアルピクセルCMOS AF IIやトラッキングAFなどの技術が採用されており、高速かつ正確なAFを実現している。
  • 可変角式のタッチパネル液晶モニターがある。自由な角度で撮影できるだけでなく、タッチ操作で簡単に設定やフォーカスを変えることができる。

デメリット

  • 有効画素数が低い。他の2機種よりも約2000万画素も少なく、約2420万画素しかない。これは、拡大やトリミングなどの後処理に制限があることを意味する。
  • 最高ISO感度が低い。他の2機種よりも約1段分低く、ISO 51200しかない(拡張時はISO 204800)。これは、暗い場所での撮影に不利であることを意味する。
  • 最高記録フレームレートが低い。他の2機種よりも約1.5倍~2倍低く、30pしかない。これは、動きの速い被写体やスローモーションなどの撮影に不利であることを意味する。
  • バッテリー持ちが悪い。他の2機種よりも約100枚~200枚も少なく、約510枚しか撮影できない(液晶モニター使用時)。これは、予備バッテリーを持っておく必要があることを意味する。

まとめ

この記事では、CANON EOS R8 ボディを同じような価格帯で人気のあるニコン Z 8 ボディとソニー α7R IV ボディと比較してみました。それぞれの機種の特徴やメリット・デメリットを見てきましたが、結論として、どの機種がベストチョイスなのでしょうか?

私のおすすめは、CANON EOS R8 ボディです。理由は以下の通りです。

  • CANON EOS R8 ボディは、同じフルサイズミラーレスカメラでありながら、他の2機種よりも約150g以上も軽いボディに、高画質、高感度、高速連写、多彩な動画性能などを詰め込んでいます。これは、持ち運びやすさや操作性にも大きく影響します。
  • CANON EOS R8 ボディは、高性能なオートフォーカスができます。デュアルピクセルCMOS AF IIやトラッキングAFなどの技術が採用されており、高速かつ正確なAFを実現しています。また、測距点数は約5940点と多く、測距範囲は縦×横約100%×約100%と広いです。これは、被写体の位置や動きに関係なくピントを合わせることができます。
  • CANON EOS R8 ボディは、可変角式のタッチパネル液晶モニターがあります。これは、自由な角度で撮影できるだけでなく、タッチ操作で簡単に設定やフォーカスを変えることができます。

もちろん、CANON EOS R8 ボディにもデメリットはあります。有効画素数が低く、最高ISO感度が低く、最高記録フレームレートが低く、バッテリー持ちが悪いという点です。しかし、これらの点は、CANON EOS R8 ボディのメリットに比べれば小さな問題だと思います。また、これらの点は、後処理や撮影環境や撮影方法によって補うこともできます。

したがって、私はCANON EOS R8 ボディをベストチョイスとしておすすめします。この機種は、軽量で高性能なフルサイズミラーレスカメラであり、静止画や動画撮影において優れた表現力を発揮します。この機種を選べば、あなたも満足のいく写真や動画を撮ることができるでしょう。

引用

  • CANON EOS R8 ボディのメーカーサイトはこちらです:キヤノン:EOS R8 | 概要 - Canon(Japan)
  • ニコン Z 8 ボディのメーカーサイトはこちらです:Z 8 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
  • ソニー α7R IV ボディのメーカーサイトはこちらです:α7R IV(ILCE-7RM4A) | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー